三頭身RPG・ヴェルヴェットルーム

三頭身RPG・目次

拙作『三頭身RPG』(以後は本作)を作るにあたって考えたことなど、つらつら書いて行きます。
今回はパーティ切り替えルームとオークの城について。

ヴェルヴェットルーム

とんびさんヴェルヴェットルームとか言って居座ってますけど、僕ベルベットルームが出てくるペルソナシリーズ一本もプレイしたことありません(笑)
アニメは見たんです！アニメは!!

というわけで突然訪れる不思議空間。
最初からパーティを切り替える構想はあったので、切り替えの際の持ち物とかどうしようということで導入したのがこの空間。

「この後パーティ入れ替えありますよ」って通知を入れてセーブポイントのある部屋に招待するだけなんですけど、新たに複雑なシステム入れなくて済むので、製作者にもプレイヤーにも優しい！

ついでにあらすじを入れて、これまでの振り返りをしてもらおうという欲張り設計。
時々ある会議で現状と先の方針を確認してもらうだけでは、ちょっと足りないなと思って。
多少ズラした説明に対して「いやお前こうだったろ！」と突っ込んで記憶を補強してもらえると幸い。
というか最初のあらすじ、まるっきりあらすじになってませんけどね(笑)

この空間はなんというか「自由だーっ！！」という気持ちで好き勝手やってます。
メインの部分が不自由かというと、自由にやってるんですけど(笑)

鳶嶋堂でカメオ出演したのに飽き足らず…ここにも。
常にメタ発言しているから開発者ルームで冒険しているようなもん、という意見もあります。

人が理解するとは分別することである、みたいな哲学(というほどでもないけど)を持っているので、「わかる」は「分かる」にしようかなーと思ったんですが、本作では開くことにしました
メッセージウィンドウの都合上あまり長い文が入らないので、漢字を入れて読みやすくなるかも微妙だったし。
漢字を開いても文字数が増えないかつ漢字の意味が残ってない場合、積極的に開いてひらがなにすることをお勧めします。
なお、漢字自体は難しいからやめようなどと考えず使ってます。難しいか難しくないかの判定するのが面倒くさいので(笑)

この猫の子、勝手にアシスタントに任命しました。

戻る方は直前に長めのイベントシーンがあったりして戻れない場合があるのです。

連載後半ぐらいまではネコ美ちゃんに次回予告を聞けるようになってましたが、最終的には右の魔法陣で進む時に行ってらっしゃい的に次回予告メッセージを出すの固定にしました。

キャラ切り替え

さて、最初のパーティ切り替えです。

『ペーパーマリオRPG』とか『テイルズ オブ リバース』で姫ポジションのキャラ操作に切り替わるの好きなんですよね。
それです！テレーゼさんは姫です！ヒメなのだっ！ヒメッ!!
上げていけケイデンス!!!

なんと！加工不可!!
RPGツクールMVキャラのオフィシャルな立ち絵って本体に入ってなくて、このTrinity素材集にたよるしかなキャラも多いんですよね。
一部『ラノゲツクールMV』の無料DLCに入ってる『RPGツクールMV』のキャラいるんですが。

というわけで、このテレーゼさんはTrinity素材集の立ち絵ではなく、本体の顔グラフィックに体を生やしています。
今ならAI描画で行けるかもしれませんね。

城の探索

前に書いた[はい][いいえ]といい、あと一歩の統一感に欠けるところありますが…まいっかの精神で！プリーズ!!

100メガショック！NEO！GEO！ということで、オークはSNKネタです。
ちなみに「ぶごるぎゅすぱ」には何の意味もありません！『対戦パズルだま』のアナグラムかな？とか思ったかもしれませんが(思いませんかそうですか)

他のキャラだとこの位置から右に進めばキャラの後ろを通れるんですけど、通行止めをするために衝突判定を広げてます。
トリアコンタンさんのプラグイン HalfMove.js の機能です。
例えばここではメモ欄に次のように感じに書いています。

<HM拡大領域:0,0.5,0.5,0.5>

影ペンの影でヒントを出す方式を採用しております。

面倒臭い人はどんどん進めばいいし、戻ってみたらラッキーほどではない何かがあったりします。

便利ですよね「かくかくしかじか」

こいつただ者ではない感を出したかったものですから、レベル差が激しい。
スレたゲーマーは「しばらくしたらいなくなるから、こいつを育てるのは危険だ」って思うかもしれません(笑)
ハヤテマルさんは抜けたり入ったりしながら最後までいます！いともたやすく行われるえげつないネタバレ!!

贅沢に高レベルアイテムを持たせてますが、戦士二人なのに一人分しかありません。どういう装備分けするか選択の余地を出しています。
お金がバカスカ手に入って「次の町に着いたら店で一番いい装備を買う」以外やりようのないバランスのゲームとかあったりします。
しかし最初から全部できるより誰のどんな能力を優先して強化するか、その辺を考える必要がある方がむしろ自由を感じます。
自由とは何でもできることではなく自分の意思で選択できることなのです。

なんだかんだで、赤い宝箱が一番宝箱っぽいといいますか。

城から脱出

大事なもの共有システム、意外とリアル寄りのゲームでも採用してて不思議な気持ちになりますが、大抵は「そこは触れちゃいけない」という感じでスルーしてますね。
本作は堂々と「そういう世界です」で押し切ってます！

線路の方は縦1:奥1なのに、トロッコの方は縦2:奥1ぐらいのパースで作ってあるんですよね。
合わせて全体を縦2:奥1の比率で作りたいとは思うんですが、タイルの1/3ぐらいは改造する必要がある感じな上に、新たなタイル配置の法則も考えなきゃいけないので「やめとこ」となりました。
そのうちやってみるかもしれません。奥が半分に圧縮されてるマップ。

ちなみにこのツイートが進捗報告ツイート最初のものです。
完結した今見ると折り返しとか片腹痛いです。
ワールドマップの見えた範囲だけで言えば半分きたかもしれませんが……

いやー『RPGツクールMZ』になってレイヤー指定できるようになったので、マップも色々工夫できます。
ちなみにここ山の方に道がありますが、テレーゼさんが溶岩の方に反応してしまうので山には行けません。自然な誘導！(か?)

まとめ

開発日誌を見てみましょう。

## 2021-08-28
「三頭身RPG」にオークの城を追加。

## 2021-08-29
「三頭身RPG」にレオナ参加イベントを追加。

## 2021-09-01
「三頭身RPG」にハヤテマル加入、宝箱回収、城脱出イベントを作成。

## 2021-09-02
「三頭身RPG」のパイ食事、トロッコ、レオナ着替えイベントを作成。

## 2021-09-03
「三頭身RPG」のオークの手伝い、トロッコ旅行、テレーゼと合流を作成。
依頼の内容を「冥府の実」から「王家の宝珠」に変更し、砂漠の町から作り直し。

## 2021-09-04
「三頭身RPG」のトロッコ乗り場から港町までのフィールドと港町作成。

「冥府の実」だったらしいです。完全に忘れてました。
なかなか順調に作ってますね。

ツクーラー・まいシャさんのリプレイはこちら。
連休明けは火吹き山へ - 新・星門記★

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