2023年のZenn活動を振り返り(Azureブログとして)
はじめに
2023年もあと一週間を切りました。
毎年同じテーマで書いていますが、この1年のZennでの活動を振り返ってみようと思います。
振り返り
2021年3月からやり始めたこのZennでの発信ですが、Azureを使ってて気付いたTIPSや技術情報を中心に色々と書いてきました。2023年もだいたい月に2-3本くらいのペースでしたが、最初のころと比べると本業が忙しくなったりしてちょっとペースが落ちてます。。
ブログを書く理由
そもそも何でこんなことをしているのか。
自分の知識が、誰かの役に立つことで、技術コミュニティの発展に少しでも役立つなら…という気持ちはもちろんあるのですが、
もっと自己中心的な理由として、大きなものが2つあります。
情報を発信しようと思うとマジメに収集するようになる、発信することで知識の整理につながる
発信するために、嘘を書かないようにちゃんと調査/検証しようってなります。また、書き出してみると、「スラスラ書けないところ=理解できていなかったこと」が分かるので、自分の知識の整理にもつながります。
情報発信に力を入れている人がよくメリットに掲げていることですが、自分で書いていてもこれは痛感します。
実際に記事として書かなかったネタでも、体系だてて学んでいき、引き出しやすく整理するのが得意になると思います。
情報を発信していると、情報が向こうからやってくるようになる
世の中の役に立つことを書いて、それをTweet、もといPostすると、リツイートしてくれたりコメントをしてくれる方がいます。
拾ってもらえる人たちのつながりから、同じ技術領域に興味を持つ人たちが見えてきます。
強いエンジニアは強いエンジニアとつながっているもので、これを繰り返していると「有益な情報を発信してる人」のネットワークが見えてきます。類は友を呼ぶ、という感じでしょうか。
新機能のリリースなどいち早くキャッチして試している方や、海外の情報を拾ってくる方など、だんだん見えてくるのがとても有益でした。自分も他の方にとってのそういう立ち位置になれると良いのですが。。。と思いつつ、ネットワークの拡大に向けて継続していきたいと思います。
得られたもの
上に書いた「理由」は、継続することでどんどん強固なものになってきました。年々、より効果がわかりやすくなっているなと実感していますが、理由に挙げていないメリットも大きくあります。
知識の貯蔵庫が育ってきた
普段の仕事でもAzureなどのパブリッククラウドを扱っていますが、他の人から「この機能使ったことある?これってどういうもの?」みたいな話を聞かれたときに、「これ読んでみて。」とできることがかなりあります。
知識が可視化されているととても便利です。過去の自分に感謝感謝。
※でも、仕事上のパートナーさんなどから、機能検証の根拠として自分のブログが出てきたりすることも。ちょっとそれは恥ずかしい。
活動が評価された
継続的にアウトプットをしていたことで、MicrosoftのMVPの認定が継続されました。MVPを取ることが目的ではないのですが、こういった活動が評価され、それも2年継続できたことはやっぱりうれしいです。
分析
それでは、今年1年でZennで書いてきた内容を振り返ってみます。
書いてきたもの
今日のこの記事で29本目、だいたい月に2本強くらいのペースで書いてきました。
zennでは、12月中旬に一年のふり返りレポートが届くのですが、過去と比較すると以下のような形です。
# | 2021 | 2022 | 2023 |
---|---|---|---|
文字数 | 13.7万 | 12.1万 | 7.9万 |
記事数 | 38 | 37 | 29 |
ページビュー | 31,358 | 76,795 | 110,440 |
Likes | 339 | 259 | 200 |
投稿数は減ってしまいましたが、過去の記事へのアクセスもたくさんあり、ページビューはグッと増えています。ちゃんと知識の貯蔵庫が資産になってるなーと思います。
今年は、1つの記事がバズってLikeを貰ったというより、まんべんなくいろんな記事にLikeしてもらってなという感じです。
アクセス数
今年の1週間ごとのユーザー数の推移を見てみます。(Google Analyticsより)
直近では、週に1800~1900人ずつぐらいのユーザーアクセスがあり、去年と比較してもだいぶ増えました。今年は、先日書いたCopilot for Azureの記事がプチバズリでしたね。
よく読まれた記事振り返り
1年を通して、よく読まれた記事ベスト5を振り返ってみます。
No. | タイトル | URL |
---|---|---|
1 | Azure関連資格、体系とか受ける順番とか。 | https://zenn.dev/tomot/articles/c60883beaf3c5e |
2 | Azure環境作ったら最初にやるべきこと(2021年版) | https://zenn.dev/tomot/articles/7ddeb902e8f426 |
3 | Azureアイコンセット(v11)をパワポ化してみた | https://zenn.dev/tomot/articles/c7033d2dc9a37c |
4 | Azureアイコンセット@パワーポイントを作ってみた | https://zenn.dev/tomot/articles/4c5b3c1dce05a2 |
5 | Azureと、Azure ADと、ロールベースのアクセス制御と | https://zenn.dev/tomot/articles/6528bccdfbe546 |
資格系の記事、および基本的な使い方や基礎知識をまとめた記事にアクセスが集中する様子が見て取れます。特に、アイコンセット…をツールと呼んでいいのかは微妙なラインですが、Azureのアイコンをまとめたパワポは非常におおくアクセスされています。
個人的な意見ですが、「裾野を広げることでコミュニティに参加する人が増える。結果、深い情報も狭い情報も世の中に出回る!」という目標感での活動を重視していますので、こういった記事にアクセスが多いのは狙い通りかなという感触です。
とはいえ、狭く深い対象にリーチするニッチな情報とか、そこまでやる??みたいなDeep Diveな発信もやっていきたいんですけど…ナカナカやれておらず。
おわりに&2024年に向けて
2023年はこんなZenn活動でした。2024年も継続的に書いていくと思います。皆さまも良いお年をお迎えください!
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