【Unity×Cursor】csprojが再生成されない問題を解消！
はじめに
初めての方も、そうでない方もこんにちは！
現役ゲームプログラマーのたむぼーです。
自己紹介を載せているので、気になる方は見ていただければ嬉しいです！
Cursorについて
Cursorは、AIが統合された次世代型のコードエディタです。VSCodeライクな操作感で、開発の生産性を大きく向上させてくれるツール。AIによるコード補完や修正提案がサクサク使えます。
導入についてはこちら
csprojが再生成されずお困りではないですか？
UnityでCursorを外部エディタとして使っていると
「Unityで問題ないのに、Cursorではエラーが出る・・・」
「usingは定義してるのに、処理が使えない・・・」
そんな悩みありませんか？
実はその原因、.csproj（C#プロジェクトファイル）が正しく生成されていないからなんです。
原因：Unityの「外部ツール設定」が不完全
UnityでCursorを使うときに、External ToolsにCursor.exeを追加する場合だと
Generate .csproj files forという設定が出ません。
理由：Unityが「公式サポートしているIDE」しか認識しない仕様
Unityは、以下の一部の外部エディタに対してのみ、
csproj の生成オプションを表示するように設計されています：
| エディタ | 表示されるか |
|---|---|
| Visual Studio | ✅ はい |
| Visual Studio Code | ✅ はい |
| JetBrains Rider | ✅ はい |
| Cursor | ❌ 表示されない |
☝ Unityはエディタ名を元に、「これは〇〇のエディタだ」と判断して項目を出しています。
Cursorは独自のEXE名のため、Unityにとっては「未知のエディタ」でしかありません。
解決：Cursorを公式IDEとUnityに誤認させる
Unityは「公式サポートしているIDE」しか認識しない仕様ということは
つまり、Unity側でこれは「公式サポートしているIDE」だ！ってなればいいわけです。
-
VsCodeがどうなってるのか確認する
私の場合、VsCodeのexeはこちらにありました。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Programs\Microsoft VS Code
VsCodeのexeの名前はCode.exeですね -
Cursorがどうなってるのか確認する
私の場合、Cursorのexeはこちらにありました。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Programs\cursor
Cursorのexeの名前はCursor.exeですね
※このCursor.exeというIDEがUnityでは、サポートされてない -
CursorをVsCodeとして認識させる
Cursor.exeを複製する
複製したCursor - コピー.exeをリネームして、Code.exeに書き換える
Code.exeにリネームした、exeをUnityで認識させる
「Edit」→「Preferences」→「External Tools」→「External Script Editor」→「Browse...」
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Programs\cursorに複製で作ったCode.exeを選択
すると、Visual Studio Code [0.48.8]ってのが増える
※ちなみに、Visual Studio Code [1.99.2]が本家
UnityがCursorをVsCodeとして認識してくれました！
Generate .csproj files forという設定も出て、
スクリプトをダブルクリックでもCursorが開くようになってます
さいごに
今回は、Cursorで .csproj が再生成されないというニッチな問題に焦点を当てましたが、
実際にこの現象で悩んでいる方も多いのではないでしょうか？
今回の方法で、AI補完も含めた快適なUnity開発環境を整えられると思います。
Unityが将来的にCursorを公式サポートしてくれることを期待しつつ、
少しでも参考になれば嬉しいです！
もし他にも便利なやり方やTipsがあれば、ぜひコメントで教えてください～！
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