じゃあ、1分でGitpodのLaravelをやってみよう
はじめに
ガジェット通信でひろゆきの記事を読んでいたら最新記事に突然意味がわからないタイトルがありなんかそういうデータもない憶測で記事とコメントが形成された地獄を見てしまったので成仏する前に書いておくことにしました。
アカウント作成後1分で始めることを目標にします。
GitHubとGitpodのアカウント作成方法についてはプロトアウトスタジオさんの記事を参考にしてみてください。
Gitpod
プログラミングを始めるにあたり様々なソフトウェアをインストールする必要があります。
この開発環境を整えるの、とてもめんどくさいですよね。
Gitpodはそんな悩みを解消してくれる、様々な開発環境を最初から用意してくれるサービスです。
以下のデバイスで動きます。
- Windows(Edge, Chrome)
- Mac(Safari, Chrome)
- iPhone(Safari, Chrome)(+Bluetooth Keyboard)
- iPad(Safari, Chrome)(+Bluetooth Keyboard)
- Android(Chrome)(+Bluetooth Keyboard)
- ChromeOS(Chrome)
- Debian(Firefox, Chrome)
- Ubuntu(Firefox, Chrome)
- etc...
要するに主要なブラウザがインストールされていて、インターネットが繋がっていればどんな環境でもプログラミングできるわけです。
新たにMacBook Proを買う必要も借りる必要もありません。
GitpodのLaravel
このページにアクセスすると空のワークスペースを作成できます。
ワークスペースを作成したらTERMINALにgitpod /workspace/empty (main) $
と表示されているはずなのでキーボードでcomposer create-project laravel/laravel example-app
とコマンドを入力してEnterキーを押します。
$ composer create-project laravel/laravel example-app
以降このように表現します。$
は入力する必要ありません。
コマンドをコピー&ペーストしても構いませんが、最初はうまくいかないと思うので上記ドキュメントの手順通り設定を行いましょう。
「クリップボードにコピーしたテキストや画像へのアクセス」が表示された場合は「許可する」をクリックまたはタップします。
Creating a "laravel/laravel" project at "./example-app"
...
INFO Application key set successfully.
このように文章がたくさん表示されますが問題ありません。
$ echo "/example-app" > .gitignore
$ cd example-app
$ php artisan serve
プロジェクトを作成し終えたらまたgitpod /workspace/empty (main) $
が表示されるので上記1行ずつコマンドを入力してEnterキーを押します。
INFO Server running on [http://127.0.0.1:8000].
Press Ctrl+C to stop the server
このように表示されたら画面右下で新たにOpen PreviewボタンとOpen Browserボタンが表示されるので好きな方を押します。
今回はOpen Previewボタンを押します。
このように無事Laravelを動かすことができました。
止める場合はCtrlキー+Cキーを押します。
$ php -v
PHP 8.1.9 (cli) (built: Aug 15 2022 09:39:52) (NTS)
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.1.9, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v8.1.9, Copyright (c), by Zend Technologies
$ composer -V
Composer version 2.2.5 2022-01-21 17:25:52
$ php artisan -V
Laravel Framework 9.29.0
おわりに
Gitpodでは古い未使用ワークスペースが自動的に削除されるため、残しておきたい場合はワークスペースリストのメニューから「Pin」を選択しましょう。
こうすれば投げ出しエンジニアになってもデータがすべて削除されることはありません!
Laravelは公式ドキュメントの日本語訳ページが素晴らしいので書籍を買ったりプログラミングスクールへ通う前に一度読んでみましょう。
なんと無料です。
ページを開いたら左上に本のアイコンがあるのでそちらをクリック、タップすればメニューを開けます。
右上に歯車のアイコンがあるのでクリック、タップすればドキュメントを読みやすく変更できます。
浮いたお金は翻訳者へ寄付しましょう。
そうすればより多くの人が無料でプログラミングを学ぶことができます。
ReadDoubleから引用します。
スポンサーを募集しております。個人で可能な方は、GitHub Sponsors、もしくは、PayPalの「送信」ボタンで「個人間送金」にて、お願いします。個人事業者、企業団体の方にも協力いただきたいのですが、詳細は翻訳が一段落したら、このサイトに掲載します。
もちろんLaravelは公式サイトだけではなく動画講座も素晴らしいので英語でプログラミングを学びたい意欲的な人はこちらをどうぞ。
似たような動機で2021/01/07に書いた記事はこちら。
プログラミングは楽しくやってください。よろしくお願いします。
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