次のラズパイ、ラズパイ5を勝手に予想(2023改訂版)
予想というか願望ですが。
以前この記事を書いたのですが、しばらく経って気が変わったので改訂版を書きます。
記録のために前の記事はそのまま残しておきます。
メインCPU
ラズベリーパイは元々教育を目的としたものです。最近ではコンピュータサイエンスの書籍がRISC-Vをベースにするように改訂されてきています。RISC-Vがオープンソースライセンスで配布されている命令セットだからです。
ラズベリーパイ財団は2019年1月にRISC-V Foundation(現在のRISC-V International)のメンバーになっています。
これはRISC-V版のラズベリーパイが出る前振りですよね。ラズベリーパイのシリーズはずっとArmアーキテクチャのものを使ってきました。それは互換性を保つためでもあったわけです。でもそろそろ新シリーズになってもいい頃かな。
もしArmアーキテクチャを継続するならば、前回の記事でも書いたようにbig.LITTLE構成のマルチプロセッサになることを予想します。
動画処理
新しいビデオCODECであるAV1のハードウェアデコーダが搭載されると予想します。
これによって、4K動画の再生機としてラズパイ5のモジュールを使うことが低価格な方法となります。
願望としてはAV1のハードウェアエンコーダも欲しいのですが、どうなるでしょうか。
NvidiaのJetson Orinシリーズの低価格版のJetson Orin nanoでは残念なことにハードウェアエンコーダが外されてしまいました。ここは是非、新作ラズベリーパイにAV1のハードウェアエンコーダの搭載を強く期待したいです。
新作ラズベリーパイからAV1のビデオコーデックで映像配信してみたいです!!
いつ出る?
全くわかりません。今年後半か2024年中くらいに出るといいですね。
その頃までに半導体不足が解消しているとよいのですが。
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