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21冊目 モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書

2023/12/07に公開

概要

項目 内容
タイトル モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書
発表年 2017
読んだ日 2023/12/7
お勧め度 ⭐️⭐️⭐️⭐️

読んだ理由

  • 同僚にお薦めしてもらった。
  • 働く意味を考えたい。

狙い

  • モチベーションをどう持っていくかの思考を深める。
  • モチベーションをあげるための言動を考える。

実践

  • アウトプットと没頭をシンクロさせる。
    → 没頭できるものでアウトプットを出していくと最大の成果と報酬が得られるはず。
  • メンバーが没頭できるWHYを発信する。
    → 全員のWHYを集めて作ることは難しい。なので、強力なWHYで引っ張る。

刺さった言葉たち

あなたには生まれたときから「ないもの」がない。
だから何かが欲しいと「乾けない」。 
だから、あなたの世代のことを「乾けない世代」と呼ぶことができます。

最近の若い人は、乾けない世代。
昔は「乾き」(金・欲望)が無限に出たが、状況が変わってこれを望まなくとも生活できてしまう。
これは、成功体験を積んだかどうかかな〜?
金の魔力に魅入られたら乾けないなんて言えない気もするけどね。

「乾けない世代」は、「良好な人間関係」や「意味合い」を重視する人が非常に多いのが特徴です。

これもちょっと分かるなぁ。
一周回ってこれに落ち着くところはあるよね。
他者への期待が強く、勝手に失望する人は自分もそうだけど、これを大切にする気がする。

モチベーションを見失っている「乾けない世代」の多くは、
自分の幸せを構築する要素が「意味合い」や「没頭」であるにもかかわらず、
今の仕事のなかにそれらを見出せていない状態なのかもしれません。

金や欲望を求めずに何を求めるかというと、「意味合い」や「没頭」なんだけど、
これを仕事の中に見出すことができる人は稀って話。
これを与えるのがマネージャーだと思うけどね。

仕事と遊びの境目がなくなる時代だからといって、好き放題やればいいというわけではありません。
周囲からの信頼感を得ているからこそ、自分がより得意なことに専念する状況を作るスタートラインに立つ、
ということは忘れないでいてくれると嬉しいです。
いつの時代も、人は信頼がすべてです。

これな〜、結局信頼貯金が超大切だよな。
「なすべきことを成して、提案を通す」が信条なんだけど、間違ってないと思うねぇ。

人は自分にはできないこと、なし得ないことに対して、
いくらでもお金を払うのだ、ということです。
そして、自分にはできないことをしてくれる相手に対して、人は「ありがとう」という言葉をかけるのだと。

zero to oneシリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカントですな。
好きなことで競合のいない場所へ向かえ!

そんな仕事をするうえで最もハッピーなことは、
「自分にとっては好きで楽にできることと、相手にはできないこととが嚙み合うこと」です。
「こんなに楽で楽しくできることで、相手にお金ももらって、感謝をされるなんて!」と思えることです。
仕事をしていて、これほど幸せな瞬間があるでしょうか?

カニバラないこと。自然と協働が起こる戦略を立てること。
これが凄い重要で、これを作ることが組織づくりだと思う。

「昔の資本は筋肉でした。肉体労働を集約できることが強かった。
それが蒸気機関の発明で追いやられて、今の資本は頭脳になった。
そして頭脳は人工知能によって効率的な仕事に追いやられて、次の資本は非効率を産業としていく嗜好になっていくのです」。
これを受けて教授は「自分が何を好むのかという情報はこれから価値になります」と語っています。

「自分が何を好むのかという情報はこれから価値になります」っていい言葉だな。
だけど、大半の人はその情報をどうやって価値にするかがわからない。
なので導いてあげることが重要だと思う。

メンバー全員の「WHY」をすべて満たすのは至難の業です。
そこで大事なのは、リーダーが強烈な「WHY」を提示することなのです。

これだね〜!
強力なWHYで全員のWHYをそこに集める。
1グループだとグループ内になるけど、グループ外の観点も大切。

Googleは2012年「プロジェクト・アリストテレス」と題して、生産性の高いチームに共通の要素は何なのかを分析していきました。

「チームの作り方」「チームのなかのルール」などいろいろ探しましたが、決定打が見つかりません。
最後にいきついたのが、「お互いの心遣い、配慮や共感」でした。

心理的安全性の話ね。
本当に心遣いと配慮・共感って超大切。
これがないグループ組織には所属できないんだよなぁ。。

自分のなかの「好き」や「歪み」をどうやって育てていけばいいのでしょうか?

それは、まずはアウトプットを目的とせずに、ただひたすら「没頭」すること、だと思います。

正直、アウトプットを目的とした没頭が最強だと思う。
アウトプットは社会から求められるもので、それを没頭と連動させると双方ハッピー。
なので、これを目指すために会話が必要だし、配慮・共感・心遣いが重要なんだなぁ。

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