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19冊目 書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜

2023/11/26に公開

概要

項目 内容
タイトル 書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜
発表年 2021
読んだ日 2023/11/26
お勧め度 ⭐️⭐️⭐️

読んだ理由

狙い

  • 文章力を上げる
  • 文章を書く際の心の持ち方を学ぶ

実践

  • 文章は、考えすぎずに適度なところで終わらせることを意識する。
    → 完璧な文章は存在しないので、終わらせることを明確に意識しないと辛い作業になっちゃうのでこれを回避する。
  • 簡単な言葉を使うこと
    → かっこよく見せることが目的ではない、伝えることが目的。
  • 目を引きたいタイトルを考える際は、「主観」と「パワーワード」を入れる。
    → この時私は絶望した!秘密の答えがひらがなだったとは! みたいな。目を引くテクニック。

刺さった言葉たち

要するに完璧主義の人は、単純に「完璧を求める不完全な人」なんです。

そんな完璧主義の人に必要なのは、 「おわらせる勇気」。 
どんな形でもいいから、今取り組んでいるものに幕を引いてあげること。

文章を書くことはある意味終わりがない作業のため、完璧主義だと終われない。
なので、終わらせるって決めて「おーわり」ってするのが良いみたい。
確かに、メールとかを書くときもやたら時間をかけちゃったりするんだよなぁ。

自分の文章に意味付けをするのは読んだ人。
「意味がないかも」と躊躇せず、判断を委ねてみよう。

不特定多数に発信する場合、誰かにとって意味がある可能性があるだけで書くことに意味がある。
そういう気軽な気持ちで文章を作っていくのが良いってことね〜

習慣化が苦手な人は、「高めなハードルを設定しがち」です。 

確実に習慣にしたいのなら、ハードルはうんと低いほうが長続きします。
習慣を長続きさせる魔法の言葉は、 「5分だけやろう」です。

文章を書くこと自体を習慣化すると良いよって話で、
習慣化するためのポイントは5分だけやるってこと。
これが続くと、10分、20分と長くなっていき、楽しくなっていく。こう言う感覚、あるよね。

人はやる気があるから行動するのではありません。 
行動するからやる気が出るんです。

前回読んだ、Amp It Up 最高を超えるが似たようなこと言っている。
実行に勝る戦略はなし。行動あるのみ!!

人によってはいろんな「思考停止時間」があると思います。
もちろん、思考を止めて脳を休めるのも大切なので、すべての時間を活用する必要はありませんが、
どれかひとつでも「書く」時間に充ててみると、あっという間に習慣になっていきます。

習慣化のために重要な気づき。
ぼーっとしている時間を活用して、それを習慣化に当ててみる。
自分の場合は、通勤電車とタバコ時間。

より密度の濃いツイートにするポイントは、起きた出来事について 「なぜ?」と問いただすこと。 

たとえば、とてもネガティブな1日があったとしたら、
「今日すごくネガティブなのは、なぜ?」→「あまり寝てないからかな」
「あんまり寝られなかったのは、なぜ?」→「3時まで仕事をしていたから」

これが物語として意味をなすので重要みたい。
なぜ?には自分の思考が含まれるので、そこにオリジナリティが含まれていく。
なんかこの話、人を選ぶ技術の、4階層のポテンシャルの部分、共鳴力に繋がる話かも。
感情と論理を使って、人々と繋がろうとするところの感情の部分の話かもな。
こう言うところで、これが鍛えられるって考え方は面白いなぁ。

「楽しかった」「大変だった」など、一言で済ませられるようなことも、
「どうしてそう思ったんだろう?」と掘り下げることが思考を深める練習になります。

そうだよね〜、これ大事だよね。
これがあると、次の行動の方向性を考えることができるから大切。

ビジネスモデルの一つにリーンスタートアップという手法があります。
新しいビジネスモデルを作るとき、初期コストを掛けずに最低限の機能を持った試作品を短期間で作り、
お客さんの反応を見ながら、製品・サービスに改善を加え、事業の急成長を促す方法のことです。

この、「とりあえず始めてみて、あとは走りながら考える」というマインドは、
新規事業の立ち上げに限らず、私達が小さく何かを始めてみるときにもお手本にできる考え方だなと思っています。

躊躇せずとにかく初めてみる。話はそれから。
何でもかんでも、最初にガッチリ判断基準を作ってから開始は、正直テンポ悪くて嫌いなんだよねぇ。気持ちはわかるけど。

どんな文章テクニックも凌駕する最強のコンテンツ。
それは、「好きなものについて書く」こと。

好きなことを題材にするってやっぱいいよね。
自分も好きなことに関することをもっともっとやっていきたい。

精神科医である樺沢紫苑さんのベストセラー『学びを結果に変えるアウトプット大全』によると、
アウトプットとインプットのバランスは「7:3」が最適なのだそう。

つまりアウトプットまでが読書。
いや、むしろアウトプットが読書のメインと言うべきかもしれません。

お、これはなんか嬉しい!
今まさにやっていることがこれだ!
アウトプット、どんどんしていきます!

まず、読んでいる最中に面白かった箇所にメモをする。
その後、「読んでいるときは『なるほど!』と思ったけど、今見返すとそうでもないな」
という箇所も出てくるはずなので、それらを省き、もっとも心に刺さった一文を抜き取ります。

そして、その一文をノートやパソコン、スマホメモなどに書き写して、
・なぜその部分が心に刺さったのか?
・今の自分とどう重なったのか?
・これを受けて、今後どうするか?

これらを考え、その一文の下に本音を書いていきます。 
「感想文!」と身構えずに、メモ程度でいいので、
自分が読書を通じて感じたことを書き記しておきましょう。

おお、さらに嬉しい!
完全にやっていることがこれだ。
一文ごとに今後どうするかまではできていないけど、全体を総括して今後どうするか?は実践で書いている。
いいね!筋が悪くないことをやっていると思えるだけでありがたい。

わたしたちの言葉は、まず伝わらなくちゃ意味がない。
だからこそ簡単で、やさしい言葉を使う必要があります。

これは周りに流されて忘れがちなポイント。
周りが小難しい単語使っていると流されるけど、本質は伝えて理解されること。そしてその後の議論にある。
だから、簡単な言葉を常に心がける。
なんとなくかっこいい言葉を選びたくなるけど、それは本質ではない。

インターネットにある「いかがでしたか?」でおわる記事のまぁ多いこと。

なにが「いかがでしたか?」だよ。知らんがな。
……と毒づきたくなるほどに、「締めの文章」というのは似たり寄ったりなものになりがちです。

これは、締めの言葉に自分のオリジナリティを出せって感じ。
オリジナリティなく、真似るだけでは工夫がない。
自分なりの締め方でいいんだよってことですね。

「いかがでしたか?」は死んでも使っちゃダメだと思います。

自分が思うとおりのまとめかたでいいと思う。

流石に、いかがでしたか?を敵視しすぎていないか?w
まぁでも、オリジナリティを出せはなるほどって思う。それがないと成長がないからね。

「いい感じにまとめようとしている」と思われてしまう方がマイナスだと思います。
論文じゃないんだから、結論だってなくていい。
変なところで終わってもいい。
「締め方」のテンプレートを忘れてしまうこともまた、自分らしさが伝わる文章への第一歩となります。

流行りに流されずに、自分の言葉で書いてみるってことかな。意識したい。
会社のアワードとかで、最後の締めって結構テンプレ化されているから、もし次機会があれば崩してみよう。

読んでもらえるタイトルの付け方のポイントは、「より具体的にしてみる」こと。

その上で私が意識していることは、
「パワーワード」と「主観」を入れることです。

例えば、「花火大会に行きました」というタイトルより、
「花火を見るたび思い出す、僕の変な元カノの話」の方が読みたくなりませんか。

なるほど〜、確かに惹かれる。
主観とパワーワードねぇ。いつ使うのかちょっとイメージ湧かないけど、やってみるか〜!

良いものにせよ悪いものにせよ、結局私たちが商品を買うときに何が知りたいかというと、
「実際に使用してみた感想」なのです。だからこそ、「実体験」が入っている文章は読まれます。

これはわかる気がする。
納得感が違うんだよね。プロ驚き屋と揶揄される人たちって、なんとなく実体験がない感じがする。

「今日は○○があって悲しかった」
「今日は○○があって悲しかったから、あなたは気をつけてね」

この下の文章に付け加えられた「あなたは気をつけてね」こそ、
「ただの日記」を「シェアされる日記」に昇華させる秘密の言葉です。

私がこの言葉を付け加えたことで狙ったのは、文章の「自分ごと化」です。

この辺のテクニック面白い。
相手を引き込むってことか。相手に考えさせるとか共感を生むとかそう言う感じかな。

人が何かをシェアしたくなる欲求を紐解くと、「自分もそうだった、わかる」という「共感」と、
「これは勉強になるなぁ」という「学び」の存在が重要だとわかります。

共感と学びがシェアしたくなる欲求をくすぐる。
これもめっちゃわかるなぁ。X(Twitter)でいいねするのは、学びがあったときだなぁ。

「自分ごと化」するポイントを挙げるとしたら以下の通りです。

1 ベースとなる出来事について書く
2 その出来事を受けた自分の「学び」「変化」を書く
3 語りかけてみる(「〜と思いませんか?」とか「〜と感じますよね?」)
4 主語を私たちに変えてみる
5 最後に「あなたはどう思う?」と議論の余地を与えてみる

面白いなぁ。こんなこと意識したことなかったけど、使われているテクニックなんだろうなぁ。
面白いとか、引き込まれるって思う文章の構成をこれを頭に入れて読んでみるとかしてみたいな。

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