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【学生でも攻略可能!】4ヶ月で挑む!未経験者のための応用情報技術者試験合格戦略 | 新米エンジニア11号の合格体験記

2024/04/07に公開

"Hello World!"、新米エンジニア11号です。
今回は、タイトルにあるように自分が約4ヶ月で応用情報技術者試験に独学で一発合格した際の受験戦略についての記事です。特に今回の記事では、具体的な試験対策ではなく、受験戦略についてフォーカスした解説記事となります!

(応用情報技術者試験合格についての勉強方法等はまた別記事で書きます。)

はじめに

私は、大学院生の時に、エンジニアの知識がほとんどない状態から令和5年度秋期試験の応用情報技術者試験(略称AP)に挑戦し、一発合格を果たしました(私の詳しいステータスは下のリンクの自己紹介記事から確認していただけますと幸いです。)。

受験結果は両方とも70%~75%と、面白味もない普通な結果に終わりました。ただ、試験を受ける4ヶ月前まではほとんど知識が無い状態だったことを考えるとわりと頑張ったかなと思います。

https://zenn.dev/new_rice_eng11/articles/5aea4c3548b166

なぜ合格体験記を書こうと思ったのか。

なぜ、合格体験記を書こうと思ったのかと言うと、理由は2点あります。

1点目は、言語化の練習です。社会人になってから気が付いたんですけど、私どうやら自分の想いを言語化するのがニガテなみたいなんですよね。いやー。言語化って難しい。なので、それを改善したいということで、この記事を書くことを決めました。

2点目は、合格体験記というコンテンツにお世話になったからです。私自身、応用情報技術者試験を受験する際には様々な方の合格体験記を拝見させていただきました。そのため、合格体験記のおかげで合格できたと思っています。そういうわけで、自分の合格体験記も残して置けば、誰かの役に立つんじゃね?と思いつき、この記事を書くことを決めました。

(あとは、現時点で資格関連以外で書ける記事がないっていうのもあります、、、)

どの層向けの記事なの?

この記事のメインターゲットは、記事の内容的に「応用情報技術者試験をこれから受けようと思っている方」になるんじゃないかなと思います。

ただ、私自身の属性を考えると、この受験戦略は次の要素を持つ方と相性が良いと考えています。

  • ある程度の自由時間がある方や学生
     私自身は学生の時に受験したので、ある程度時間を自由に使える方向きの受験戦略になっているのではないかと思います。まあ、学生と言っても理系の大学院生なので、行きと帰りの電車の中と寝る前の時間がメインの勉強時間でした。そのため、めちゃくちゃ勉強時間があったかと言われると微妙かもしれないです、、、。ただ、社会人みたいなルール的な厳しさは少ないと思うので、やはりある程度の自由時間がある方向けになると思います。

  • 知識ゼロだけど、独学で合格したい方
     そもそも私はほとんどIT知識がなかったので、、、。後は、独学で合格したい方にも相性が良いのかなと思います。私は、通信講座や資格に通う時間やお金なんて無かったので、独学以外の選択肢はありませんでした。

  • あまり時間をかけたくない方
     知識0から4ヶ月合格はわりと短期合格な方なんじゃないかなと自分では思ってます。正直合格は運が良かった部分も大きいですが、タイパ志向の方に適していると思います。

そもそも応用情報技術者試験って?

この項では簡単に応用情報技術者試験について説明します。詳しくは別記事で解説します。

応用情報技術者試験とは、高度IT人材に必要な応用的知識とスキルを問われ、情報処理技術者試験の中では「レベル3」に位置する情報処理技術者試験のひとつです。 受験者の平均年齢29~30才であり、合格率は25%前後というそれなりに難しい試験とされています。

応用情報技術者試験を受けようと思った理由

私が応用情報技術者試験を受けようと思った理由を簡単に言うと、「エンジニアの体系的な知識の獲得(インプット的な面)」と「応用情報技術者試験への合格(アウトプット的な面)」です。次から詳しく説明します。

エンジニアの体系的な知識の獲得(インプット的な面)

1つ目は、エンジニアになる前に少しでも知識をつけたいと思ったからです。当時、エンジニアになる前に同期と話す機会があって、その際に、エンジニアの同期は情報系出身が多かったり、プログラミングをやっていたりと、自分より知識もスキルも上な人がほとんどであることが判明したんですよね(当然)。このままいくとまずくね?って思い、個人的に応用情報技術者試験の勉強することを決めました。

正直、勉強内容って様々選択肢あると思います。自分でプロダクトを作ったり、インターンシップに参加したり等々。多分、読者様の中にも、「エンジニアになる前に勉強するなら普通にプロダクト作ったらいいんじゃない?」と思った方もいると思います。その意見はもっともで、エンジニアとして活躍するにはベストな意見だと思います。エンジニアは実務経験が何よりも重要だと思います。ただ、資格試験って知識がある程度体系的にまとまっていて、知識0の人間でも勉強しやすいんですよね。体系的な知識があった方が後々やりやすいかな?と思い、知識0の私は資格試験を勉強することに決めました。

応用情報技術者試験への合格(アウトプット的な面)

2つ目は、1つ目の理由にも関連する部分がありますが、応用情報技術者試験って持っていたらいいよね?という風潮をインターネットで感じ取ったからです。なぜかは知らないですけど、エンジニア系企業って応用情報技術者試験を比較的重要視してませんか?完全に個人の偏見かもしれないですけど、インターネットで昇格昇給要件になっていたり、転職できた等々の記事をよく見るんですよね。これらの情報が本当かどうかはわかりませんが、後々必要になるかもしれないなら先に取っておこうと思ったのも受験を決めた理由の1つです。

応用情報技術者試験の私の受験戦略

ここまで長々と書いてきましたが、最後に私の応用情報技術者試験の受験戦略について説明します。私は最初から応用情報技術者試験を合格することを念頭においていたので、そのためにどのように勉強したらよいのか考えた結果、次のような受験戦略を考えました!

ITパスポート試験→基本情報技術者試験→応用情報技術者試験を短期間で一気に受験する

です!溜めたくせにたいした戦略ではない気もしますが、ご愛敬で許してください。

自己紹介でも書きましたが、私は7月初めにITパスポート、8月初めに基本情報技術者試験、10月半ばに応用情報技術者試験を受験し、全ての試験を一発で合格しています。

全ての試験に一発で合格した理由は短期間で一つ一つレベルアップした試験を受け続けたことにあると思います!ちなみに、ITパスポートの勉強を始めたのが6月半ばなので、応用情報技術者試験が終わるまでだと、約4ヶ月間の勉強期間になります。それぞれの勉強期間でいうと、ITパスポートを約2週間、基本情報技術者試験を1か月ちょい、応用情報技術者試験を2ヶ月ちょいになります。

この連続して3つの資格を受験することの良い点は以下の4つあります。

  • 資格勉強の知識を流用しやすい
  • 知識が定着しやすく、深く学びやすい(インプットがしやすい)
  • アウトプットの場を強制的に持てる
  • 応用情報技術者試験が不合格でも基本情報技術者試験には合格できる可能性が高い

資格勉強の知識を流用しやすい

1つ目は、資格勉強の知識を流用しやすい点です。3つの試験ともに選択式の問題が必ずあります。ITパスポート、基本情報技術者試験の科目A、応用情報技術者試験は午前試験はすべて選択問題です。またテスト範囲も被っているところが多く、これらの3つの試験間では資格勉強の知識が無駄になることがないと言えます。そのため、一気に勉強することで効率的に勉強できると言えます。

知識が定着しやすく、深く学びやすい(インプットがしやすい)点

2つ目は、知識が定着しやすく、深く学びやすい(インプットがしやすい)点です。勉強において大事なことはなんでしょうか。様々な意見があると思いますが、個人的にはインプットとアウトプットの両方の面を持つことは重要な要素の1つだと考えています。また、私の応用情報技術者試験の目的の1つに「エンジニアの体系的な知識の獲得(インプット的な面)」があるため、ただ試験に受かるだけではなく、しっかりと知識を得る必要があります。

話が変わりますが、インプットを効率的に行うためには反復することと順々に深くやっていくことが重要だと思います。そして、この受験戦略ではこれらの要素を意識せずとも実行することができます!この受験戦略では、ITパスポート→基本情報技術者試験→応用情報技術者試験と順々に受けるために、それぞれの参考書を反復して読み、参考書の内容も勝手にレベルアップし、自然と難しい内容を扱っていきます。

昔同じ参考書を7回読むと定着しやすいという勉強法が流行ったと思います。この受験戦略ではそれぞれの参考書は2回程度しか読まなくても、合計で考えると7回近く読むことになり、反復としては充分な量になると思います。また、扱う内容も難しくなっていきますが、試験範囲が被っているため、ストレスが少なく、自然と深く学ぶことができます。特に経験0の人間には応用情報技術者試験は情報量が多く、初見の知識が多いため、理解する事が困難だと思います(少なくとも私はそうでした。)。ストレスが多いと効率的に勉強するのは難しいので、ITパスポートや基本情報技術者試験で大筋を学び、着実にレベルアップしてから応用情報技術者試験に挑んだほうがストレスが少なく勉強できると思います。

アウトプットの場を強制的に持てる

3つ目は、アウトプットの場を強制的に持てる点です。インプットが重要と説明しましたが、アウトプットの場も非常に重要です。別の記事で説明すると思いますが、資格勉強はひたすらにアウトプットしていました。しかし、日常的なアウトプットも重要だと思いますが、本番の試験でアウトプットする機会も非常に重要だと思います。なぜならば、経験則で申し訳ないですが、私は本番の試験で出た内容の方がしっかりと記憶に残っていることが多いからです。この受験戦略では応用情報技術者試験前にITパスポートと基本情報技術者試験で本番の試験を受験します。本番の試験を経験することで、より記憶の定着を測ることが可能です。

応用情報技術者試験が不合格でも基本情報技術者試験には合格できる可能性が高い

4つ目は、応用情報技術者試験が不合格でも基本情報技術者試験には合格できる可能性が高い点です。試験を受ける前から不合格のことを考えるな!と思うかもしれないですが、不合格というリスクのケアを考えておくのは重要だと思います。応用情報技術者試験は4月、10月の年2回しか受験できませんが、基本情報技術者試験は現在はCBT方式に移行したため、会場が予約できれば好きなタイミングで受験することができます。

仮に基本情報技術者試験を落ちても1か月後に再受験できるので、私と同じタイミングで受験をする方は応用情報技術者試験前に2回目を受験することができます。そのため、応用情報技術者試験に比べ、基本情報技術者試験には合格できる可能性が高いといえ、仮にその後応用情報技術者試験に不合格でも、経験0の人間が基本情報技術者試験を合格している状況を作ることができます。そのため、応用情報技術者試験が終わった後に、何の成果も得られなかった状況を防ぐことができます。

以上良い点ばかり伝えてきたので、最後にデメリットを説明します。

  • 応用情報技術者試験だけを受けることに比べて、参考書代や試験代、時間がかかる。
  • 4ヶ月自由時間が減る。
  • 資格勉強しただけなので、プログラミングやプロダクトを作れるようになるわけではない

ITパスポート、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験の攻略法

ITパスポートの合格体験記は以下のリンクからお読みください!
https://zenn.dev/new_rice_eng11/articles/b352cc6b1c8b2a

基本情報技術者試験の合格体験記は以下のリンクからお読みください!
https://zenn.dev/new_rice_eng11/articles/008217fb280770

応用情報技術者試験の合格体験記は以下のリンクからお読みください!
https://zenn.dev/new_rice_eng11/articles/97f11ccdbe3752

まとめ

というわけで長々と応用情報技術者試験の受験戦略を書いてきましたが、最後にまとめます。

受験戦略は「ITパスポート試験→基本情報技術者試験→応用情報技術者試験を短期間で一気に受験する」です。具体的には、7月初めにITパスポート、8月初めに基本情報技術者試験、10月半ばに応用情報技術者試験を受験するです。勉強期間でいうと、ITパスポートを約2週間、基本情報技術者試験を1か月ちょい、応用情報技術者試験を2ヶ月ちょいになります。

これはあくまでも私の合格体験記です。仮に私の合格体験記を参考にするなら、読者様の状況や知識レベルに応じてカスタマイズしていただけますと幸いです。読者の皆様が読者の皆様の体験記で応用情報技術者試験に合格できることを陰ながら応援してます!

最後になりますが、ここまでお読みいただきありがとうございました!

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