【初心者向け】2週間独学でITパスポート試験に合格!| 新米エンジニア11号の合格体験記
"Hello World!"、新米エンジニア11号です。
今回は自分が約2週間でITパスポート試験に独学で一発合格した際の体験記についての記事です。今回は、特に自分が合格するために行なった勉強方法について紹介します!
はじめに
私は大学院生の時にITパスポートに挑戦し、一発合格を果たしました。
受験結果はストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の全ての分野で80%を超えるという結果で終わりました。勉強期間が2週間のわりには頑張ったのではないかと自分では思ってます。
そもそもITパスポートって?
ITパスポートとは、ITに関連する国家資格の中でも難易度が低めの試験のことです。具体的には、合格率は令和5年4月度~令和6年3月度[1]の期間で約50%であり、単純に考えると2人に1人が合格していることになります。
(ちなみに、私のような大学院生のみの合格率に絞ると、70%ほどの合格率になります。大学院生の合格率がめちゃくちゃ高くて驚いています。)
一応、試験概要を示しておきます。
当時の私のスペック
- 理系の大学院生
- 専門が化学なため、IT関連の知識は一般教養レベル
- 過去にpythonを1ヶ月ほど勉強した経験がある。が、ほとんど内容を覚えていない。
なぜITパスポートを受けたの?
Answer:応用情報技術者試験のためのファーストステップになると思ったからです。
6月の半ばに応用情報技術者試験を受けると決めたのですが、当時の私のIT知識では絶対に受からないと思ってました。そのため、何か簡単でも良いからとりあえずIT知識をつけて、応用情報技術者試験に備えたいと考えました。
詳しくは以下のリンクで読んでほしいのですが、応用情報技術者試験に合格するための初めの勉強にはITパスポートがちょうどいいかなって思いました。そのため、ITパスポートを受けることを決めました。
ただ、ITパスポート試験を受けると決めたのは良いですが、最終的には応用情報技術者試験に合格することが目的であるため、あまりITパスポートの試験勉強に時間をかけたくないと思いました。そのため、試験期間の設定に悩んだのですが、6月半ばからきりの良い七月初めにするかって思い、2週間の勉強期間で受験することを決めました。
ITパスポートの勉強方法
2週間(14日間)でほぼ知識0の状態で合格するためには、効率的に勉強しなくてはならないと思い、次の勉強方法を行いました。
ここで1つ注意なのですが、正直どのテストでも私は完璧を目指していないです。だから、まあこんだけやったらまあ、受かるでしょ!みたいなラインまでしかやってないです。そのため、100%まで知識を極めたいって人には向いていないと思います。
というわけで、私の勉強方法を紹介します。
勉強時間的には、平日は行きと帰りの電車の中と寝る前の時間がメインの勉強時間で、あとは隙間時間にやるっていう感じなので、平日2~3時間ぐらいで、土日も同じような感じでした。
①1日目~3日目:参考書を一周する(1週目)
②4日目~6日目:参考書を一周する(2週目)
③6日目~12日目:ITパスポート過去問道場をやりこむ
④13日目~14日目:参考書を一周する(3週目)&ITパスポート過去問道場で最低でも直近2年間分の過去問を解く
⑤テスト本番:ちゃんと時間に余裕を持って、会場に向かう。
それぞれのフェーズについて説明します。
①と②のフェーズでは、ざっくりと参考書を合計2周します。この時ポイントになるのは、ざっくりです。細かい内容は③の段階で抑えればよいので、①と②段階では全体像を掴むためにも、さらっと2周しましょう。参考書には確認問題とかがついていると思いますが、やれたらやってもいいと思いますが、自分は問題と解答を読むことで、問題の温度感を把握することに用いていました。
ちなみに自分が使った参考書は次のモノです。選んだ理由は、一番やさしいって書いてあったからです。使ってみた感想はイラストが多くて自分のような初学者にもイメージがしやすいようになっていて、読みやすかったです。とても満足してます。
③の「ITパスポート過去問道場をやりこむ」。これがこの勉強方法の中で最も大事なフェーズです。私はITパスポート過去問道場をどれだけやりこめるのかがITパスポート試験を合格するために最も重要だと考えています。私は令和5年?(当時の最新の過去問の年度)から平成28年度春ぐらいまでを2周しました。また、間違えた箇所についても過去問道場では解きなおすことができるので、その機能もしっかりと活用しました。
ITパスポート過去問道場の登録は無料なので、ぜひ皆様もこのサイトを活用してみてください!
話が変わりますが、ITパスポート試験、基本情報技術者試験の科目A、応用情報技術者試験の午前試験を合格するためには過去問をどれだけやりこむのかが非常に重要です。なぜならば、これらの試験は過去に試験で出た問題が流用されて使用されているからです。つまり、過去問とまんま同じ問題が本試験でも出てくるってことです。しかも、2、3問どころではなく、めちゃくちゃでます。試験結果を左右するほどでます。なので、過去問はめちゃくちゃやりましょう。
④のフェーズはまとめです。試験日の直近なので参考書で知識の全体像を把握し、直近2年間分の過去問を解くことでまとめを行います。自分は4年分を100点になるまでやりました。まとめってわりと大事です。
⑤のフェーズは「ちゃんと時間に余裕を持って、会場に向かう」です。これはマジで大事です。自分は(いつも通り)ギリギリに行って、試験会場を探せず、迷子になるというやらかしをしております。ギリギリで間に合ったのでセーフなのですが、皆様はちゃんと遅刻しないようにしましょう。
まとめ
というわけで長々とITパスポートの合格体験記を書いてきましたが、最後にまとめます。
①1日目~3日目:参考書を一周する(1週目)
②4日目~6日目:参考書を一周する(2週目)
③6日目~12日目:ITパスポート過去問道場をやりこむ
④13日目~14日目:参考書を一周する(3週目)&ITパスポート過去問道場で最低でも直近2年間分の過去問を解く
⑤テスト本番:ちゃんと時間に余裕を持って、会場に向かう。
これはあくまでも私の合格体験記です。仮に私の合格体験記を参考にするなら、読者様の状況や知識レベルに応じてカスタマイズしていただけますと幸いです。読者の皆様が読者の皆様の体験記でITパスポートに合格できることを陰ながら応援してます!
最後になりますが、ここまでお読みいただきありがとうございました!
Discussion