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【GitHub】ZennをGitHubと連携して技術ブログを始める方法
ZennとGitHubを連携して技術ブログを始めてみる
技術ブログを始めたいけど、どのプラットフォームを選ぶか迷っていました。今回は、ZennとGitHubを連携できると聞いたので、ChatGPTやClaudeなどで試した内容を、ブログ記事の形で残せるようにしました。実際に設定した内容を記載します。
なぜZennを選んだのか?
技術ブログプラットフォームには以下のような選択肢があります:
- Qiita: 日本最大級だが、アフィリエイト制限あり
- note: 幅広い読者層だが、技術記事には不向き
- はてなブログ: SEOに強いが、有料版が必要
- Zenn: モダンで収益化可能、GitHub連携が秀逸
Zennを選んだ理由:
- GitHubでのMarkdownファイル管理が可能
- 有料記事・本の販売で収益化できる
- エンジニア読者の質が高い
- 現代的なUI/UX
ZennにGitHubを連携させるために必要な準備
1. 必要なアカウント
- GitHubアカウント(持っていること前提)
- Zennアカウント
Step 1: Node.jsのインストール
まず、Node.jsをインストールします。ZennのCLIツールを使うために必要です。
Macの場合
# Homebrewを使用(推奨)
brew install node
# または公式サイトからダウンロード
# https://nodejs.org/
インストール確認
node --version
npm --version
Step 2: GitHubリポジトリの作成
- GitHubで新しいリポジトリを作成
- リポジトリ名:
zenn-content
(例えば) - Public/Private:どちらでも可
Step 3: Zennアカウントの作成
- https://zenn.dev/ にアクセス
- 「GitHubでログイン」をクリック
- 認証を完了
- プロフィールを設定
Step 4: ローカル環境の設定
リポジトリをクローン
git clone https://github.com/yourusername/zenn-content.git
cd zenn-content
Zenn CLIのインストール
npm install -g zenn-cli
プロジェクトの初期化
npx zenn init
このコマンドで以下のディレクトリ構造が自動作成されます:
zenn-content/
├── articles/ # 記事ファイル
├── books/ # 本ファイル
└── README.md # 説明ファイル
初期ファイルをGitHubにプッシュ
git add .
git commit -m "Initialize Zenn project"
git push origin main
Step 5: ZennダッシュボードでGitHub連携
- Zennのダッシュボードにアクセス
- 設定 → GitHubリポジトリ連携
- 作成したリポジトリ(zenn-content)を選択
- 連携を有効化
Step 6: 初めての記事を投稿
記事ファイルの作成
# 新しい記事を作成
npx zenn new:article
記事の形式
作成された記事ファイルは以下の形式になります:
---
title: "記事のタイトル"
emoji: "📝"
type: "tech" # tech: 技術記事 / idea: アイデア記事
topics: ["zenn", "github", "初心者"]
published: true # true: 公開 / false: 下書き
---
# 記事の内容
ここに記事の内容を書きます。
記事を公開
git add .
git commit -m "Add new article"
git push origin main
数分後、Zennサイトに自動で公開されます!
実際の運用ワークフロー
1. 記事の作成
# 記事作成
npx zenn new:article
# または手動でファイル作成
touch articles/your-article-slug.md
2. 記事の執筆
- VSCodeやCursolなどのエディタで執筆
- .mdファイルを開いたら表示されるエディタでも十分
- Markdownで記述
- 画像は
images/
フォルダに配置
3. プレビュー確認
npx zenn preview
# http://localhost:8000 でプレビュー
4. 公開
git add .
git commit -m "Add: 記事タイトル"
git push origin main
収益化のコツ
有料記事の作成
---
title: "有料記事のタイトル"
emoji: "💰"
type: "tech"
topics: ["有料", "技術"]
published: true
price: 500 # 価格(円)
---
本の作成
npx zenn new:book
トラブルシューティング
よくあるエラーと解決方法
1. npm権限エラー
sudo npm install -g zenn-cli
2. Git認証エラー
git config --global user.name "Your Name"
git config --global user.email "your@email.com"
3. 記事が反映されない
- 数分待つ(自動反映に時間がかかる場合あり)
- Zennダッシュボードでリポジトリ連携を確認
まとめ
ZennとGitHubの連携により、以下のメリットが得られます:
- 効率的な記事管理: Markdownファイルで管理
- バージョン管理: Gitで記事の変更履歴を管理
- 自動公開: GitHubプッシュで自動反映
- 収益化: 有料記事・本の販売が可能
- SEO効果: 技術記事に特化したプラットフォーム
技術ブログを始めたい方は、ぜひZennを検討してみてください。
この記事が皆さんの技術ブログ生活の第一歩になれば幸いです!
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