発信する仕組みを構築して、発信し続ける
技術系、また非技術系の外部発信する仕組みづくりをしたので書く。
主に技術ブログ未執筆のエンジニアに向けて、書くことの習慣化を期待する。
なぜ発信する必要があるか?
名門のお弁当屋さんのtweet
"そもそも知らなければ存在していないのと同じ"
まず
情報は2タイプに大別される。資料と知識だ。それぞれ以下の特性を持つ。
区分 | 資料 | 知識 |
---|---|---|
定義 | 客観的な事実やデータの集まり。記録された情報。 | 情報を理解し、応用できる能力。経験や学習を通じて得られる。 |
特徴 | 静的、客観的、蓄積可能 | 動的、主客観的、応用可能 |
取得方法 | 収集、記録、保存 | 学習、経験、研究 |
表現形式 | テキスト、画像、数値など | 概念、スキル、ノウハウなど |
役割 | 理解の基礎、判断材料 | 問題解決、創造、意思決定 |
例 | 書籍、論文、データベース、統計データ | 専門知識、スキル、経験、洞察 |
このうち、作成・編集難易度は資料のほうが簡易なので、資料の情報発信からはじめるといい。
1. 書くことポータルのページを用意する
NotionでもGoogleドキュメントでもnoteでも静かなインターネットでもいいので1枚ページを作成する。
2. 書くことのネタを見つける
以下のようなことをポータルにメモしていく。
- 職場で悩んだこと。未解決でもいい。
- うまくいったプログラミングコード。自分なりにうまくいったカリー化など。
- 美味しいと思った醤油、佃煮など。
今のところ私はこんな感じ。
書くことポータル
├── 組織文化について
├── プログラミング・システムについて
├── 心理について
├── 醤油ログ
├── キムチログ
├── じゃがいもログ
└── ジャムログ
情報は社会全体に共有されていたほうがいい。この時代、そこにいることしか表現できないことがある。技術系も同様で、同じことを5年後誰かが悩むかもしれないし、自分が悩むかもしれない。ただし会社の秘密情報などは避けること。困ったら法務部などに相談してみてもいいだろう。
また、RSSリーダーを使って情報を収集するのもおすすめ
3. 情報に合わせた媒体に投稿する
ネタが決まったら、情報に合わせた媒体に投稿する。ネタは種で、SNSは田畑といっていい。そこに種を植え、誰かの支えになるのを待つ。
技術系
技術ブログに書く。zenn, qiitaなど。
仕事について悩むことがあると思うが、自分に向けて書くようにするとよい。
また、記事にするほどでもないと思えばzennのディスカッション機能を使っている。
非技術系
note, 静かなインターネットなど。
プライベート
Notion, Googleドキュメント、keep、spreadsheet。
限られた人にしか見せたくないものを記録する。
また、GitHubにプライベートのリポジトリを作成して、その中にmdファイルを格納してもいいだろう。androidならヘッダーも控えめで一番見やすく見れる(GitHubアプリで参照した場合)。
4. 自動共有の仕組みをつくる
技術ブログ→SNS(x, linkdIn)などに投稿する仕組みを作成する。
zapierの設定画面はこんな感じ。
結果
書き方メモ
5. zennとGitHubを連携する
以下参考
既存記事インポート
記事一覧画面の中でGitHubのボタンがないものがgit連携されていないもの。
「内容をmarkdownで出力」を押下する
urlからidをコピーして、開いたページを保存。「<id>.md」の形で保存する。
その保存したファイルをリポジトリに追加。デプロイ後、GitHubのボタンが表示される。
その後
Github Profileを活用する
技術記事が投稿されたらProfileが更新されるようにする。
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