ブルーロックから学ぶ適切な目標設定の重要性
はじめに
先日、下半期の目標設定を行ったのですが、その際に「ブルーロック考えを導入すれば良いのでは!?」と思ったので、その方法をご紹介します⚽️
ブルーロックとは
世界一のエゴイストでなければ、
世界一のストライカーにはなれない。
日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。
その名も "ブルーロック(青い監獄)"プロジェクト 。
集められたのは300人の高校生。しかも全員FW。
299人のサッカー生命を犠牲に誕生する、日本サッカーに革命を起こすストライカーとは--?
今までのスポーツ漫画では考えられないような設定で、バトル漫画に近いような興奮を覚えるストーリーです!
アニメも作画が良くてとても面白いです⚽️
ブルーロック式の目標設定をすることで、高いパフォーマンスを継続する。
↑見出しの通り、日々の業務において、より高いパフォーマンスを継続して出すために、ブルーロックの目標設定が適切だと思ったので、ご紹介させていただきます。
さて、本題ですが、ブルーロック111話に「FLOW」というものが紹介されていました。
簡単にいうと、自身のパフォーマンスが最も高い状態をFLOWと呼んでいます。
己の能力を的確に知り、制御して、明確で身のためにあった目標に挑むコトで、人間はFLOW状態へと没入する。
この瞬間こそ、人間は新たなパフォーマンスを発揮し、自らを更なるレベルへと押し上げるコトができる。
そして、FLOWに入るために大切なことが、「適切な目標設定」になります。
どのようにしてFLOWに至るための目標設定を行う?
ここからは心理学における「フロー」も織り交ぜて、適切な目標設定について解説します。
上の表にある通り、縦軸が「挑戦レベル」・横軸が「スキルレベル」となっています。
自分の「スキル」に対して「挑戦」が低い場合、退屈を感じることになり、逆に、「挑戦」が高く「スキル」が低い場合不安になります。
スキルと挑戦が高いレベルで釣り合った、グラフ左上のフロー状態が最もパフォーマンスが高くなります。
FLOWに入るための適切な目標としては、ブルーロックで下記のように概念が紹介されています。
「己の能力を的確に知り、制御して、明確で身の丈にあった目標に挑む」
こちらを深掘ってみると、、、
「的確に」「明確で」とあるように、抽象度の高めの能力・目標に対する理解では、適切な目標を設定しFLOW状態になることは厳しいのではないかと解釈できます。
そのため、自己や目標に対するより個別具体的な理解が必要なことがわかります。
目標設定の具体例としては以下の通りです。
× ダメな例
能力: Railsを1年半くらい経験して、基本的なロジックなら問題なく書けるレベル
目標: バックエンドの能力はこのまま伸ばして、インフラ領域についても興味があるので、Terraformを触ってみる。
○ 良い例
能力:
・ Railsを1年半経験
・ 案件において、設計が済んでいる機能の実装・テスト・デプロイはできる。
・ 設計以上の上流工程は未経験
・ テストコード実装に苦手意識があり、リクエストスペック以外は実務での経験がほとんどない。
・ インフラ領域に関してはAWSのサービスを数種類知っているのみで、各サービスの役割・構成を知らない。
・ 将来はマネジメント志望だが、ひとまずは技術基盤を広く持ちたいと考えている。
目標:
・ バックエンド能力の向上
・ シニアエンジニアのメンターにサポートをしてもらいつつ、設計以上の上流工程に挑戦し、下期の終わりには小規模案件であれば、一人で設計ができるようになること。
・ 社内の他サービスのシステムスペックのテストを参考に、担当サービスにシステムスペックのテストを導入し、テストカバレッジを10%上げる。
・ インフラ領域のキャッチアップ
・ AWS SAAを2月までに取得する
・ 担当サービスのインフラ構成を把握する
・ 下期終わりまでにペアプロでTerraformを使用して小規模な機能を実装する。
このようなレベル(さらに具体的な分にはOK)まで、「己の能力」を細分化して的確に知り、その上で「明確で身の丈にあった目標」を定めることで、手の届きそうな目標として現実味を帯びてFLOW状態に入りやすくなります。
また、上記のような自己分析や目標設定は一人で行うと迷子になることもあると思います。
マネジメントポジションの人材が定期的に1on1などで、本人の能力(現状)・目標をブラッシュアップすることで、適切な自己分析・目標設定につながるものだと思います。
まとめ
今回はブルーロックから目標設定に関することをご紹介させていただきましたが、ブルーロックには他にも自己啓発系の役立つ知識が盛りだくさんなので、興味を持った方は方はぜひ読んでみてください(アニメもあります)⚽️
第2OPがかっこいい😍アニメから学ぶシリーズ↓
さいごに
私の所属する株式会社LCLでは、定期的な1on1はもちろん、シニアエンジニアによるサポート体制も整っている環境なので、FLOW状態に入り成長しやすい環境です!
カジュアル面談も行っていますので、気になる方は↓リンクからお願いします🙏
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