データを扱う人にオススメの書籍その1 データ分析初級編
前置き
こんにちは。株式会社GENDAのこみぃです。
本日のお話は、以前書いた記事の続きのような内容です。
さて、上の記事にもありますが、データにまつわるお仕事をしていると、まず基礎として読んでおくべき本はありますかという質問をよくいただきます。
まずマネーボールはオススメしたいのですが、他にもそんなときにおすすめしている書籍がいくつかありますので、まとめて紹介しておくと説明の手間が省けるかなと思いました。
この記事を読んでいる皆様も「俺だけがこの本の良さを知っている」みたいな本があると思うので、そういうのを共有しあえたらいいなと思っております。
本日はデータ分析という観点で、オススメの書籍を紹介します。
孫子の兵法
データ分析について知りたいという人に私がまっさきに進めるのが「孫子の兵法」です。
これを聞くと8割くらいの人がからかわれていると思って笑うのですが、私は割と本気です。
私はデータ分析をしたいという人に統計の本を渡すのはナンセンスだと思っています。
データ分析は戦略立案のためのものです。であれば最初に学ぶのは戦略立案とはどういうものか、であって統計の知識ではありません。
戦略について学ぶのに最適な教本は、悲しいけど戦争なのよね。
マネーボールは現代版の孫子の兵法といったところでしょうか。
であれば原典である孫子の兵法を読まない理由はありませんね。
愚者の渡しの守り
孫子の兵法を読んで、さあデータ分析に入れると思った方、甘いです。まだまだ畳み掛けていきますよ。
愚者の渡しの守りは世界最古のループもの小説と呼ばれる一部の層に人気の本です。
時をかける少女とかシュタインズ・ゲートが好きな方はより楽しめると思います。
さて、ループものというのはデータ分析において重要なトライアンドエラーの概念と相性がよく、この本を読み終わる頃にはあなたはいわゆるPDCAの大切さについて骨の髄まで理解していることでしょう。
あ、マネーボールも重要なので必ず読んでください。リンク貼っておきますね。
- 孫子の兵法
- 愚者の渡しの守り
- マネーボール
この3つを読んで戦略や分析の重要性を理解したところで、ようやく先に進みましょう。
今日からはじめる情報設計
さて、3冊の兵法書を読んだあなたに次におすすめしたいのがこの本です。
タイトルを聞いてデータ分析っぽくないと思った方がいると思いますが、実際この本はデータ分析者に向けてだけ書かれたものではありません。
ただ、データという名の情報を扱うものが理解しておくべき非常に重要なことが書かれています。
- データを読むということ
- データを共有するということ
- データを活かすということ
詳しく説明するのが難しいくらい奥が深い本です。
もうなんというか、すごくすごいです。
私の豊富な語彙でも説明できないくらい、すごくすごいです。 とにかく読んでほしい。
この本は一度通読した上で、手元に置いてことあるごとに見返すような本だと思います。
理解はできなくとも心に留めておけば、日々の業務の端々にこの本に書いてあることの意味を感じる事態が現れることでしょう。
そうしてこの本に書いてあることを心の底から理解できたとき、あなたは最強のデータ分析者になっているでしょう。
ちなみに私もまだまだ全然です。精進しなければなりませんね。
結びの言葉
今回はデータ分析初級編ということで、初学者だったころの自分に薦めたい本を紹介させていただきました。
これらの本は直截的にデータ分析の技術が書いてある本ではありませんが、すべてを読み終わった頃には、あなたは次に自分が何をすべきかが理解できていると思います。
何かを学ぶときに教科書というのは必要ですので、冒頭で述べたようにお互いにオススメを共有していけるといいなと思っています。
最後に一つ宣伝を。
私が所属する株式会社GENDAでは一緒に働く仲間をすごく真剣に求めています。
興味がありましたらぜひお気軽にお声おかけください。
本日はこのあたりで。
それじゃあ、バイバイ!
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