データ分析について学びたい人はまず「マネー・ボール」を読もうっていうお話
前置き
こんにちは。株式会社GENDAのこみぃです。
いろいろな場所でデータ基盤を構築するお手伝いをしていると、そもそもデータ分析の基礎を学ぶのにオススメの書籍はありますかという質問をよく受けます。
この質問をされたときに私が圧倒的におすすめしたいのが、マネー・ボールという書籍です。
そういうわけで、今日は個人的に圧倒的におすすめのこの書籍の紹介をしようとお思います。
どういう本なのか?
マネー・ボールは近年の野球の選手の評価の基本的な考え方になっているセイバーメトリクスという考え方を始めに導入した人物のお話です。
データ分析というのは結局のところ、人物や物事に対して正しい評価を下すための試みであると言えます。
言い換えるなら、目標に対しての本当に貢献度が高い要素が何かを見極めるということです。
この人物が導入した指標はそれまでに野球で重視されていた要素とは違うものでした。
現在では彼の考えを基礎に選手を評価するのが一般的になっています。
この本にはデータ分析の細かい手法は書いてありませんが、この本を読むことでデータ分析というのが本質的にどういうことをしなければならないのかを理解することができます。
スポーツとデータ分析
スポーツというのは直感や才能が重視されるものだと考えられがちですが、実はデータ分析と非常に親和性が高い領域です。
なぜならスポーツは特定のルールをもとに行われる競技だからです。
決められたルールの中で、どんな行動がより勝利に貢献するのか、そのために日常的にどんなことをしなければならないのか。
どういう選手を集め、どういうチームを作るべきなのか。
データ分析というのはこれらを考える上での基礎になります。
野球だけをとっても今回紹介したセイバーメトリクスの他に、データによって起こったものとしてフライボール革命などがあります。興味があったらぜひ調べてみてください。
結びの言葉
そういうわけで、本日はデータ分析を学びたいときにオススメの書籍として、マネー・ボールを紹介させていただきました。
さらに詳細が聞きたいという方は、私がわかる範囲であればお答えしますので、Twitterあたりでお気軽にお声がけください。
@kommy_jp
なお、株式会社GENDAでは、一緒に働くデータ関連の人材を絶賛募集中です。
興味がある方は是非お声がけください。
本日はこのあたりで。
それじゃあ、バイバイ!
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