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[SG Tips] カスタムスレッドエンティティを有効にしたときの影響

2021/12/16に公開約3,000字

ShotGridアドカレ2021 12月17日の記事です。
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今回と次回は「カスタムエンティティ有効化した時シリーズ」です。

カスタムスレッドエンティティとは?

初期状態ではSGには二種類のスレッドエンティティが存在しています。
「ノート」と「チケット」です。
(チケットは2021年6月時点では初期状態ではOFFになっていました)

ノートは、アセットやショット、バージョンへの「コメント」としてもおなじみの、オーバービューやアクティビティに流れてくるやつです。

チケットは、サンプルプロジェクトである「Demo: Game」ではナビゲーションバーに登録されているくらいメジャーに扱われています。

どちらも投稿を連ねてスレッド化するエンティティですが、見た目ほか色々異なります。
ノートは既に述べた通り何か別のエンティティへのコメント(とコミュニケーション)として機能するのを前提としているのと比べると、チケットはいわゆるチケット駆動開発を意識したであろう設計になっています。

チケットは、タイトルとコメント欄の間に任意のフィールドを表示させることができます。ノートではそれらは右端の「Note Info」に納まっていますが、チケットでは右端はリビジョンなどが表示されています。

「Demo: Game」ではNoteが一切使われず、チケットのみでやりとりされています。
「Demo: Animation」ではノートが約6000件ほど非常に盛んに利用されています。

ちなみに、前回取り上げた接続エンティティと同じような不可視なエンティティとして
「Reply」というのがあるんですが、これはTicketと繋がっているような感があり、Noteの返信はNote同士を繋いでいるとおもわれます。

ともあれスレッドを扱うエンティティは二種あり、微妙に異なります。

で、ユーザーが任意に追加できる「カスタムスレッドエンティティ」は、 チケットと同じ仕様 のものです。

カスタムスレッドエンティティを有効にすると?

本題です。
カスタムスレッドエンティティを有効にすると、普段カスタムエンティティを有効にしたのとは別のちょっとした変化があります。
試しにひとつ有効化してみます。

「Reserch」というエンティティ名にしました。
チェックはデフォルトのままです(詳細ページあり/Global Newメニューから追加可)。

基本的には「有効化したエンティティが使えるようになる」以外の大きな変化はないのですが、
一点だけ。
アカウント設定を見てみると……

Reserachについて通知を受け取るかどうかのチェックが増えています!
※有効化前▼

ここにチェックが増えるということは、AdminメニューのPeople一覧でも増えています。
Old:

New!:

ちなみに、チケットもカスタムスレッドエンティティも(ノートも)、Global Followには現れません。

いずれもアクティビティがないからですね。

……ちなみに、普通のカスタムエンティティにはノンプロジェクトとそうでないものがありますが、
カスタムスレッドエンティティにはノンプロジェクトはありません。すべてプロジェクトエンティティになります。


他にもなにかが発現している箇所があるかもしれませんが、「通知の項目が増える」が特徴の一つです。
通知の管理&自動化などが組まれている運用の場合には気をつけたいところです。

参考?

カスタムエンティティについての公式のドキュメントはこの辺りだと思いますが、

https://help.autodesk.com/view/SGSUB/JPN/?guid=SG_Administrator_ar_get_started_ar_enabling_custom_entities_html

カスタムエンティティの種類などについては言及はなく、うす味なのが気になります。


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