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リモートワーク普及時代のコミュニケーション術

2024/03/15に公開

保育ICTを愛するみなさまこんにちは、H.G.M Developers シノタツです。

はじめに💡

みなさんの開発チームでのコミュニケーション頻度はどのくらいでしょうか。
働く場所がオフィスかリモートかで変わって来るかと思いますが、当チームはリモートワーク中心なのですが頻度は高めだと感じています。
今回はコミュニケーションを大事にしている当チームの取り組みを紹介したいと思います。

コミュニケーション

この記事を読んで欲しい人🎯

  • リモートワーク中心のチームで働く人
  • チームビルディングに奮闘する人
  • コミュニケーションの必要性について考えてる人

背景

まず、当チームがなぜコミュニケーションを大事にしているかの話しです。
コミュニケーションについては技術的な話よりも白熱した議論をする時があるくらい大事にしています。

コミュニケーションが増えることで得られる情報が多くなる

当たり前のようですが意外と気付けない観点かと思っています。
リモートワーク中心となると、ミーティングでの会話がメインで相談が必要になった時に話すという環境の人はいないでしょうか。自分自身も別のプロジェクトに携わっていた時は必要最低限のコミュニケーション頻度でした。

Webミーティング

この状態の善し悪しを綴りたい訳ではなく、頻度が多くなることで得られたものが大きかったと言う実感がありました。

コミュニケーション頻度増加のメリット😆

  • 意思決定が早くなった(対応方針や設計の決定・プルリクの承認など)
  • 情報共有の時間が短縮された(プルリクのレビュー・トラブルシューティングなど)
  • ミスコミュニケーションを軌道修正するまでの時間が大幅に減った
  • 連絡や日程決めなどの調整コストが減った

チーム内で多角的な視点の意見が飛び交うようになった事で、課題解決や問題発見の視野が広がりチームとして様々な取り組みを始められ、開発を進めるモチベーションが高くなりました。

コミュニケーション頻度増加のデメリット😵‍💫

  • 開発タスクを対応する時間がコミュニケーションで取られる
  • 口頭だけで済ませてしまい記録に残らない情報が出てきてしまいがち
  • 元々コミュニケーションが苦手な人にはストレスになる

当チームではできるだけオフィスで業務をしているライブ感を出すためバーチャルオフィスの導入をしました。気軽に話せるようになった分、開発や作業に使える時間の何割かが「会話」にとられます。
デメリットの対策として、なんでも議事録(Notion)に残す、テキストコミュニケーションはSlackに絞ると言うことを実施してます。

取り組み

コミュニケーションの重要性を意識するようになってから、コミュニケーションの質をあげるにはと考え始めました。単純にコミュニケーション頻度を高めるだけでは作業進捗を遅めてしまうだけになってしまいます。

社内ラジオ:ポジティブな印象を音声にのせる練習

リモートワーク中心なので当然Webミーティングがメインです。カメラをオンにしても共有画面や操作画面を見ていることが多いため音声情報が主体となります。オフィスで対面すればジェスチャーや表情といった視覚情報が多くありますがリモートではこれを頼れません。

Webミーティングメインだからこそ、相手が聞きやすくリアクションをしやすい発声を意識しようとチーム内で意見がまとまりました。
「意識する」だけではなかなか改善できないので、具体的な行動で改善をしていこうとなり「録音した自分の音声を聞いてどう感じるか分析する」ことになりました。
せっかくなら雑談している音声をとって社内に公開してもいいのではとなり、Slackのパブリックチャンネルで投稿し続けています。

個人発信:言語化能力を鍛える

円滑なコミュニケーションを図るために、頭の中にあるイメージや思いを言葉で表現する能力も重要です。相手にわかりやすく、誤解がない伝え方ができれば話を理解するための時間を短縮できると考えています。そのために以下のことを上達させたいです。

  • 自分で話の道筋を立てる
  • 簡潔に話を要約する
  • 例えた表現や言葉のバリエーションを充実させる

これらの力をつけるためにはアウトプットをして慣れていくこと、使える表現を増やしていくことを続けるしかないとなりました。これは一朝一夕で身に付けられる力ではないので、継続して発信を続けようとなりました。

個人発信についてのルール

無理なく継続できるように下記の最低限のルールを設けました。

  • 内容は記事紹介 または 自分が興味・関心のあるもの
  • 発信方法はテキスト・音声・動画何で発信しても良い
  • 音声や動画の場合は1分以内を目安にする
  • チームメンバーで発信当番を決めておく
    • 何回でも個人発信されている状態を理想として最低1日1回発信があるよう当番を決めている

取り組みに期待する効果

チームメンバーの発話をポジティブにし、言語化能力を鍛えてさらに円滑なコミュニケーションを図れるようになることが目的ですが、社内ラジオを聞いた感想やコメントをくれたりと反響もありました。ゆくゆくはチーム発信や個人発信が当チーム以外からも増えて、社内コミュニケーションが活発になったら嬉しいなとの思いもあります。

発信する文化が生まれるのを期待して

おわりに

取り組みを始めたばかりなのでこれを続けた半年、1年後どうなっているかをここでお伝えできたら良いなと思います。記事の書き方や表現が変わっているのかなという期待もしていますが、個人的な目標としてはタイピングスピードを上げたいと言う目標もあり、毎朝寿司を食って打ってから出勤してます。キーボードという舞台で、爆速で踊る指が紡ぎ出すコードとブログを提供できる日を想像しつつ━━

以上、H.G.M Developers シノタツでした。

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