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30代未経験者がエンジニアになるまでの物語:スクールや30代チャレンジへの考察

2024/07/05に公開
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はじめに

2023年5月に10年勤めていた会社を退職し、退職後はプログラミングスクールに通い、2023年11月からエンジニアとして働きはじめました。
この記事では、未経験でエンジニアへというキャリアチェンジを実現するために、私がどのように学習し、どう考え行動してきたかをまとめてみました。学校での時間をどのように利用し、どんなプロセスを経て転職をしたのかを詳しく説明します。

これから同じようにキャリア変更を考えている方、スクールを考えている方、既に学習されている方など、少しでも何かの参考になれば幸いです。

自己紹介

私の簡単な自己紹介は次の通りです。

  • 1989年:福島県に生まれる。
  • 2012年4月:関東の普通の私立大学文系学部を卒業後、新卒で営業職へ。
  • 2012年7月:パワハラが横行したため退社し、その後フリーターに。
  • 2013年〜2023年5月:外資系メーカーで倉庫管理と品質管理・保証部門に勤務(最終役職:マネージャー)
  • 2022年11月:工場立ち上げで地方への異動命令を受け、退職を決断
  • 2023年2月:「ITを通してたくさんの人にきっかけを与えたい」という思いからエンジニアを目指す決意をする
  • 2023年6月〜10月:33歳でDMM WEBCAMP 専門技術コースに入学し、エンジニアとしてのスキルを習得。
  • 2023年11月:6社様から内定をいただき、第一志望の自社開発企業に転職成功。

エンジニアになろうとした経緯

大学卒業後は新卒で営業職に就きましたが、数か月で退職しました。その後、半年ほどフリーターとして働き、正社員として働こうと就職活動を始めようとしたとき、知人の紹介で外資系電子部品メーカーに入社しました。ここでは倉庫部門の管理や品質管理、品質保証の業務に従事し、最終的には2部署の管理職を担当しました。ほぼフルリモートでしたしフレックス制度もあり、働く環境としてもよい会社でした。
新工場を地方で立ち上げるプロジェクトに伴い、転勤するか退職するかの選択を迫られました。まだ子供が生まれたばかりで単身赴任は考えていなく、もし地方に行くなら家族と一緒に行くことになり、妻も仕事を辞める必要がありました。自分自身の将来と家族のキャリアを真剣に考え、そこまでして転勤をしたいかといったらそこまでの気持ちはなく退職を選びました。
品質の業務は楽しかったものの、自分で選んだ仕事ではなくずっとやりたい仕事かといえばそうではありませんでした。初めて真剣に自己分析に取り組んだ結果、「ITスキルを使ってたくさんの人に何かきっかけを作ること」が自身のやりたことだと気づきました。IT人材の需要が将来的に高まることが予想される中、どこでも働けるスキルを身につけることが、子どもや家族との時間も大事にできる、という理由から、プログラミングの勉強を始める決意をしました。

スクールを選んだ理由と選び方

なぜプログラミングスクールを選んだか

1歳の子供がいる中で、失業保険だけでは収入が不十分であり、悠長に勉強するわけにはいかなかったというのが一番大きな理由です。そこで、教育訓練給付金の利用し、費用対効果が高く、ゴールの日程が決まっていて短期間で効率的に学べるノウハウを持っているプログラミングスクールを選びました。
また、転職先の紹介など、スクールが提供するキャリアサポートも魅力的でした。30代未経験者の需要は20代と比較すると少なく、企業の多くは30代に即戦力としての役割を期待しています。独学でどのレベルまで到達すれば転職活動を進められるのかも分からなかったため、スクールの紹介がある方が安心だと考えました。
具体的に希望する企業は決めていなかったので、どのプログラミング言語を学ぶかは重視しませんでした。共通の基本的概念は同じだと思うので、ひとつの言語をしっかりと学べば入社後に使用する言語が異なっていても適応できると考えました。

なぜDMM WEBCAMPを選んだか

私がDMM WEBCAMPを選んだ理由は主に3つあります。

  1. 教育訓練給付金の対象:教育訓練給付金の対象校であり、この給付金を利用することで、通常の受講料910,800円が補助後350,800円になり、経済的な負担が軽減される。
  2. 30代の転職サポート: 30代でも転職を成功させるためのサポートがある。
  3. 大手ならではの求人数: 大手スクールであるため、提携している企業数が多く、多様な求人から選ぶことができる。

最終的にはスクールの紹介先以外の企業へ転職を決めましたが、この決断を後押ししたのはスクールのサポートでした。自己分析や職務経歴書の添削など、転職活動に必要なサポートが充実していたことが大きな助けとなりました。学習内容、スクール中に築いた友人関係、大手スクールだからこその広いネットワークを通じた交流など、多方面から得られたものは計り知れません。これらの経験から、DMM WEBCAMPを選んで本当に良かったと実感しています。

入学してよかったと思ったこと

入学してみて、選んだ理由以外にスクールに入ってよかったなと思ったことをまとめました。

  1. 人数が多くたくさんの人と関わり合える機会
    入学して1番良かったことの一つは、多くの人と関わり合える機会が豊富にあったことです。同じ月に入学した生徒だけで70名ほどいました。スクールでは、デイリースクラムといって学習の進捗をグループで話し合う機会がほぼ毎日あります。また、プログラミング学習以外にも、一般的なビジネススキル講座のようなものもあり、そこでも同期生と関わる機会があります。メタバースオフィスになっているため、関わろうと思えばすべての生徒と関わることができます。さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと話すことはとても刺激になるし、日々の学びを共有するのもプラスαで勉強になります。
    何より、不安や心配事を共有し、和らぐことができ、一緒に頑張ろうとモチベーションを維持できるという点が私にとってはとてもよかったです。卒業後の今でも関わっている人は多く、今でも楽しいです。

  2. メンターが現役エンジニア
    勉強フェーズが進むにつれ、不特定多数の実務経験を持つメンターに好きなだけ質問できるようになっていきます。実務経験を持つメンターに質問できることは、実際の開発現場で役立つ知識やスキルを知る上でとても貴重でした。具体的な問題解決方法を学べるだけでなく、様々な方面の企業で活躍されている方の実体験に基づくアドバイスを受けられたことは大きなメリットでした。また、カリキュラム以外の質問や軽い雑談もできるので、メンターの仕事内容や経歴などを聞くことも、私の将来のキャリアを考えるヒントになりました。

  3. 進級要件
    進級要件が厳格に設定されている点もよかったと思います。他のスクールでは進捗を自己管理する形式もありますが、DMM WEBCAMPでは課題があり、それをクリアしないと次の月に進めない、卒業できないというルールがありました。このため、限られた期間の中で最低限以上の学習が求められ、甘えることが許されませんでした。私にとっては、この厳しさが自分に合っており、モチベーションを保ちながら学習を進めることができました。

  4. チーム開発
    チームで開発できるというのは、独学では得られない魅力だと思います。実際の企業ではほとんどの場合、チーム開発が求められると思います。役割分担やコミュニケーション、共同での問題解決など、実務に近い環境で楽しみながらチーム開発の雰囲気を知り、学ぶことができたのは企業に入ってからも役立っています。

  5. 卒業生との繋がり
    卒業生とのつながりを持てたことも大きなプラスでした。学習内容や転職活動に関するアドバイスをもらうことがあり、どうスクール期間を過ごし、どのような軸で転職活動をしていくか参考になりました。
    大手スクールであるからこそ、勉強の仕方やスクールの過ごし方など、多くの情報がブログ等に紹介されていたことも助かりました。

スクール入学の注意点

良い点を多く挙げてきましたが、スクールに通う際のネガティブポイントも記載しておきます。
良くも悪くも、カリキュラムの理解を深めなくても卒業することが可能だということです。わからないことはメンターへの質問、GitHubの調査、他の生徒への質問、ブログ記事の参照などで解決できてしまいます。
勉強する上で大事なのは、答えを知ることではなく、なぜその実装になったのかを理解することだと思います。メンターに聞けば答えは教えてもらえますし解決できます。多くの生徒が過去に学んだ内容をネット上に公開しているため、課題の答えとなるものは簡単に見つかります。私自身の記事もその一例です。理解せずに答えだけを参考にして実装しても、卒業することは可能ですが、それでは意味がありませんし、最終的に苦労するのは自分自身です。
スクールを卒業することは通過点であり、目的ではないと思います。私の場合は、自分の入りたい企業にエンジニアとして転職することであり、エンジニアとして活躍できるようになることです。なぜスクールに入るのか、その目的を明確にしたうえで、その行動が本当に目的と合っているのかを考え取り組んでいくことをお勧めします。

30代スタートという年齢の考察

転職活動における現実

書類選考の通過率が低い

20代と比べると、書類選考の通過率が当たり前ですが低いです。未経験であるため、企業は若い人材の成長ポテンシャルが重視される傾向があります。そのため、即戦力となりにくい場合、選考は厳しくなります。
なのでそもそも行きたい企業があっても書類選考が通りません。詳しくは別の記事で記載しますが、私の書類選考通過率は約9%(11社に応募して1社通る程度)でした。

企業からソフトスキルを求められる

企業は30代に対して、プログラミングスキル以外にも多くの期待、特に即戦力としてのソフトスキルが求められることが多いです。これはプレッシャーですが、自分の過去の職務経験やソフトスキルをどのようにエンジニアとして活かせるかをアピールするチャンスでもあります。面接ではこれらの点を明確に伝えることが重要だと思います。

30代の未経験転職について

チャレンジは可能か

何歳になってもチャレンジできる!」と思いたいところですが、現実を踏まえて実際どうなのか。35歳定年説もよくネットとかでも出てきますよね。
答えとしては、「可能」だと思います。また、定年はないと感じます。ただし、年齢が高くなるほど期待値が上がり、ハードルも高くなることは間違いありません。そのため、就職する企業を選ぶには、相応の努力が必要だと感じました。

私は首都圏で就職活動を行ったので、多くの企業に応募できましたが、地方では応募できる企業数が減っていきます。行きたい企業があるなら、根気よく転職活動を続ける必要がありますし、少ないチャンスを確実にものにする必要があります。

覚悟

30代の転職市場における需要は確かにあり、人口減に伴い今後も増えていくと考えられます。ただし前述の通り、実際には20代と比べて求人数や応募通過率は明らかに低いです(個人の経験や能力にもよります)。私自身、通過率が低いことや大変なことは分かってはいたものの、実際転職活動を始めてみてるとその厳しさをより痛感しました。そのため、厳しい現実を理解し、覚悟を持って学習や就職活動に取り組むことが大切だと思いました。

差別化の重要性

少ないチャンスどうものにしていくか、他の方(特に20代)と差別化していくかが重要だと考えます。
プログラミングスキルというハードスキルに関しては、同じスクール卒業生と大きく差別化することは難しいと思っています。もちろん、できる方はできるし、差別化できれば理想です。
難しいからこそ、ハードスキル以外で差別化することがポイントかと思います。

私は特に以下がポイントだと考えていました。

  1. 過去の職務経験とスキル
    前職での実務経験を活かし、エンジニアとしてでも使える経験、能力をどう活かせるのか、再現性を持たせられるのかを言語化すること。

  2. ビジョンとキャリアプランの一貫性と明確化
    なぜ退職し、なぜエンジニアになりたいのか、これからどうなっていきたいのか明確にし、それが応募する企業とどうリンクするのかを示すこと。このストーリーが共感を呼び、説得力を持つものであること。

  3. キャリア実現のためのロードマップの明確化
    先が見えないながらも、現状考えるビジョン達成までの自身の計画やステップを具体的に示せること。

キャリアビジョン

エンジニアとしてのキャリアビジョンを明確に描き、どの分野で戦うかという戦略を立てることは非常に重要です。何も考えずに進むと、新卒で企業に入った方や、学生時代からエンジニアリングを学んでいる人たちと同じ土俵で戦うことになり、競争は厳しくなります

私の場合、プログラマーとして同じ土俵で戦うことを選びませんでした。 10年以上のキャリアの差を埋めるのは簡単ではないためです。そのため、私はこれまでのマネジメント経験を活かすことにしました。リーダーシップやマネジメントの経験は、30代ならではの強みであり、これを武器にすることで競争優位性を高めることができると考えました。

具体的には、マネジメント経験を活かせる企業を選び、リーダーシップを発揮しながらプロジェクトを推進するポジションを目指しています。プログラミングスキルももちろん重要ですが、若い人たちと同じ土俵で戦うのではなく、自分の強みを最大限に活かせる新しいフィールドを見つけることが鍵だと思います。

年収

年収も重要なポイントだと思っています。
私の転職活動当時の話をしますが、未経験採用での年収は300万円~450万円程度でした。
30代だと家族がいる方も多いと思いますので、年収がダウンし生活に影響が出る場合、どう戻していくかを本気で考えていく必要があると思います。

私の場合は以下を気にしました。

  1. 企業のキャリアパスを確認
    応募する企業が明確な昇給・昇進のプランを持っているかどうかを確認しました。入社前の段階で、企業の昇進制度や評価基準、キャリアパスについてわからない場合は面接時に直接質問をして確かめました。

  2. 副業が可能か
    企業が副業を許可しているかどうか、そして実際に副業ができるだけの余裕があるか(残業や休日出勤の状況など)を確認しました。これに関しては直接的な質問がマイナスに捉えられる可能性があるため、うまく確認しました。

スクールでの30代の立ち位置

20代が圧倒的に多い環境

スクールでは圧倒的に20代が多く、私が入学した月では、私が最年長かその次に年上だったと思います。30代や子どもがいる人は少ないですが、子どもがいることで応援やサポートしてくれる人も多く、感謝の気持ちでスクール生活を送ることができました。お互いの年齢については皆それぞれ気にはなっていたとは思いますが、特に話題になることはなかったです。私は記事を書いていたので30代とばれていましたが笑
20代のフレッシュさはいいなーと思いながらスクールに通っていましたし、若いパワーに刺激をもらいながら楽しく過ごせました。

経験や強みを活かす

スクール生活は、新しい知識を学ぶ期間でもあり、今までの社会人経験のアウトプット期間とも捉えていました。ここでどういう存在感を出すかが、転職活動にも活きてくるものだと考えていました。30代だとある程度の企業経験は積んできていると思いますので、その経験を伝えることができるかなと思います。自分だけが成長すればいいのではなく、他の生徒も巻き込んでどう一緒に成長していけるかを考えながらスクール生活を過ごしました。もちろん、私もみんなから学ぶことも多かったです。

私の実践例
  • 初めて会う人同士のミーティングの始まりで必ず率先して自己紹介をする
  • スクラムで皆が話しやすい環境をつくる
  • 自分からアウトプットすることで皆もアウトプットしやすいような文化にしていく
  • チーム開発ではみんなのやりたいことをやってもらうようにする
  • やりたいことがうまくできるようにサポートする
  • 皆が困ったときは自分が引っ張る
  • 皆が嫌そうなことを引き受ける
  • 皆の良いところは積極的にフィードバックして褒めて成長を促す

など、私ができることを積極的に行いました。

学習プロセスの振り返り

ここからは、どのように学習してきたかを振り返っていきます。
スクールでの学習過程において、スクールからは成績がトップクラスだった(別にテストとかないのだが、そういう指標があるみたい)と評価されましたが、私は主にはカリキュラムの理解に努めてきました。カリキュラムはボリュームが多いため、在学中に全てを完了することはできませんでしたが、計画的に取り組むことで自身の納得のいくポートフォリオ作成や転職活動ができたと思います。

事前学習を含めた5か月間の勉強時間は約1200時間(1日当たり約8時間)でした。
学習時間の目安は約560~600時間とされていますが、カリキュラムをしっかり理解し、満足のいくポートフォリオを作成するためには、個人的には800時間以上は必要だと感じました。

また、前述の通り、スクールでは初めはランダムにグループが編成され、毎日の進捗を報告し合う時間が設けられています。グループは毎月変わり、進捗状況によってグループ分けされることもありました(私の在学時はそうでした)。在籍していた月には50~70名の生徒がいて、進捗が良い生徒ほど学習意欲が高く、話す内容のレベルも上がっていく傾向があったと感じています。
必ずしも学習の進捗速度が全てではなく、カリキュラムの理解が大切だと思いますが、上記の背景から私は早く進捗させたことはよかったと思っています。
以下の記事の理由から、私は先行してカリキュラムを進めていました。
https://zenn.dev/ganmo3/articles/a830355e23039b

0か月目: 事前学習フェーズ

学習時間実績:100h

学習内容

カリキュラム外

  • オンライン学習ツールであるprogateを利用した学習
    • 主にHTML,CSS,Ruby

カリキュラム

  • AWS Cloud9の環境構築
  • HTML,CSS基礎
  • レスポンシブ対応(課題)
  • Ruby基礎
  • Ruby on Rails基礎
  • Ruby on Railsでアプリケーション作成(課題)

学習ポイントと所感

入学の1か月前からカリキュラムが配布され、事前学習がスタートできます。本格的なプログラミング学習はこの入学1か月目から始めました。私はこの期間を利用して、1か月目の必須課題を2つまで完了しました。事前にカリキュラムを進めておくことは、その後の理解を早めるにもよかったし、焦りを軽減するのにとても良かったと思います。課題がぎりぎりだと余裕がなくなってきます💦

ただし、事前学習中はメンターに質問することができませんし、学び始めたばかりで友人もまだいないため、相談相手がいなく精神的にはきつく感じることもあります。スクール生が残しているブログも多くあるので、ブログを見たり、ChatGPT等のAIに聞いて進めていくと良いと思います。また、X発信しているスクール生が多いので、そこで交流できれば、スクール生や卒業生に聞いてみるのも良い方法だと思います。

1か月目: インプット学習フェーズ

学習時間実績:260h

学習内容

カリキュラム

  • Ruby on Railsでアプリケーション作成2(課題)
  • 上記課題への機能追加
    • いいね/コメント機能
    • フォロー機能
    • 検索機能
    • 非同期通信化
    • DM機能
    • グラフ機能
    • グループ機能
    • レビュー機能など
  • ゲストログイン機能
  • RSpecを使用したテスト
  • JavaScriptなど

学習ポイントと所感

1か月目には3つの必須課題がありますが、私はこの期間に2か月目の課題もほぼ完了させました。
インプット中心だった勉強から、コロナになり勉強時間が取れなくなったことをきっかけにアウトプット重視 することを決めZennへの投稿を始めます。
ノートやブログ、友人への説明、方法はいろいろあると思いますが、とにかくアウトプットすることをおすすめしたいです。
ここでの理解が、チーム開発やポートフォリオ作成に繋がっていきます。
詳細は以下の記事に記載しておりますが、私の今までの勉強方法では、理解が浅く知識が定着しませんでした。
https://zenn.dev/ganmo3/articles/e77cb08ec97676
アウトプットし始めることで、私の知識や理解度は明らかに向上し、他のスクール生との関わり方も大きく変わっていきました。

2か月目:チーム開発フェーズ

学習時間実績:303h

学習内容

カリキュラム外

  • リーダブルコード
  • JavaScript

カリキュラム

  • 3~4人のチームでRuby on RailsでECサイト作成
  • Git
    • チームリポジトリ作成
    • ブランチの活用など
  • 基本設計
    • ER図の作成
    • テーブル設計など
  • 詳細設計
    • HTTPメソッド
    • URL作成など

学習ポイントと所感

最初の約2週間は個人で課題を実装する期間、その後の約3週間はチーム開発期間でした。
チーム開発に入る前にGitHubの勉強をしておくと、チーム開発中に他のメンバーに教えることでより理解が深まるし、開発もスムーズに進めることができるので、チーム開発のカリキュラムを先行して進めることも良いと思います。
私の場合、個人の課題実装期間にGitのブランチを切りながら進め、ひとりでチーム開発の課題も始めていました。
そのため、チームで開発を進めながら、自分ひとりでもチーム開発課題を7割程度の完成度作成することができました。
チーム開発では、実装箇所の担当分けをするため、担当分以外を実装することはできません。私は担当分だけでなく、ひとりでだいたいの部分は終わらせていたので、他の人が実装に困ったときにサポートすることができました。このひとり開発の経験は、チーム開発課題を理解するうえでもとても良かったと思います。
チームとしてどの程度の完成度を目指すかも重要なポイントです。こだわり始めるとどこまでもこだわれるため、やりたいこととチーム開発で学ぶべきポイントとのバランスをどう取るかが重要です。完成させることが進級の要件であり、完成度そのものは求められません。早く終われば、その分ポートフォリオ作成に時間を充てることができます。私たちのチームは、納期の約4日前にはチーム全員が納得するクオリティ(チームで決めた目標の達成)で開発を終わらせることができました。

3か月目:個人開発フェーズ

勉強時間:304h

学習内容

カリキュラム外

  • デザイン基礎

カリキュラム

  • AWS
    • EC2,RDSなど
  • デプロイ
  • ドメイン取得など

学習ポイントと所感

私は楽しくも辛くもあった1か月間でした。自分の好きなものを作るのが楽しい一方で、妥協したくなく睡眠時間を削って実装していたので余裕がなく、他生徒との交流もあまりできなかったからです。
ポートフォリオ作成は、何を作るかも悩むところです。私は「作りたいものを作る」ことを大事にしつつ、「なぜそのアプリケーションを作って、何をどう解決したいのか」という点を重視してアイディアを考えました。興味のある分野や実際に役立つものをテーマにすることで、情熱を持って取り組めたと思っています。
友人に紹介してもらったMindMeisterというアプリを使用し、3つのアイディアを出しました。最終的には『YouTuberが自身の動画コンテンツのリンクと共に記事を公開できるブログサイト』を作成しました。
ポートフォリオの設計は、以下のサイトで学んだ内容を基に作成しました。
webエンジニアになりたい人向け。初めてのポートフォリオの作り方(設計編)

デザインやワイヤーフレームは最初にFigmaで作成し、デザイン通りに実装する計画を立てました。実際には、「やっぱりこうしたい!」となり、かなり変更しましたが笑
デザインや機能面では、ネット上にあるポートフォリオ例や、数あるサイトの良いなと思ったものをどんどん参考にして取り入れていくことが、クオリティを上げる鍵だと思います。
私はブログサイトを作成したので、色々なブログサイトを見て、良いなと思ったデザインを取り入れました。
10社以上面接を受けましたが、ポートフォリオについて質問されたことは一度もありませんでしたが、、、すごく褒めてくれた企業もあったので、それは嬉しかったです。

4か月目:専門技術学習フェーズ

勉強時間:242h

学習内容
  • VPCとサブネットの設計・作成
  • RDSの構築
  • CloudWatchによる監視とアラート設定
  • 構成図とインフラ設計書作成
  • S3バケットなど

学習ポイントと所感

AIかクラウドを選択できる中で、私はクラウドを選択しました。
理由はAWSのサービスのほうが卒業後も使用する可能性が高いと考えたからです。
実際に入社した会社ではAWSを使用していたので、この選択はとてもよかったと思いました。
学習内容はそれほど時間がかかるものではなく、課題も比較的余裕を持って終わらせることができました。勉強自体はコーディングがなく、個人的にはあまり楽しくはなかったです笑
この翌月からは本格的な転職活動が始まるため、この期間までに自分の方向性や転職活動の軸を決めておくと良いと思います。
私は3か月目がハードワークで辛かったので、ここで学習ペースを緩めました。

+αで勉強した本

デザインはカリキュラムに含まれていないため、ポートフォリオ作成のために勉強しました。また、カリキュラムは基本的にRailsの学習であり、JavaScriptの内容は少ないので補強が必要でした。
私は本が好きなので、本ベースで+αの勉強をしました。本は買うと高いので、近くに図書館がある方は図書館でまず借りて、自分にあっているかを確認すると良いと思います。気に入ったら購入すればよいので。

卒業後

転職活動フェーズ

スクールの職業斡旋と民間の転職サービスの両方を利用して転職活動を進めました。
30代だとやはり壁が高くなるし、条件を絞ると紹介先が限られてしまいます。スクールは転職率98%とうたっていますが、望む就職先かどうかは別の話です。
私の場合、望む企業の紹介はなく、スクールからは「一旦スクールの紹介先でエンジニアとして転職し、力をつけてから望む会社に行ってもいいのでは?」という提案がありました。確かにその通りかもしれませんが、本当に自分の望む転職先がないのか?まだ自分はやれるだけやっていないのに、それは妥協ではないか?という思いが強くありました。やり切ったうえでそれでも望む就職先がなければ、その時に初めて妥協案を検討するべきだと思いました。

そのため、スクールの紹介ではなく、私は民間の転職サービスをメインで利用し、転職先を決めました。正直、企業研究を含めた転職活動と家庭、勉強の両立は厳しく、私は1か月で転職を決めると覚悟を決め、勉強にはほとんど力を入れていませんでした。最終的には1か月で、スクールと転職サービスを合わせ6社様から内定をいただき、第一志望だった自社開発系の企業に入社することができました。
入社した企業は在宅勤務が可能で、フルフレックス制度もあり、家族や子どもがいる私にはこれ以上ない環境で働かせてもらっています。本当にありがたい限りです。

転職活動については、また別の記事で詳しく記載しようと思います。

卒業後の学習事項

「卒業後は何を勉強したらよいか」という質問をよくいただきますが、私は勉強ではなく企業研究や面接対策に力を入れました。少しだけ勉強したのはSQLで、何の言語を使用していようが企業で活かせると思ったためです。自分の興味ある分野や復習など、やりたいことや必要だと思ったことをやると良いと思います。大事なのは、なぜその勉強をしているのかをしっかり言語化できることだと思っています。

やってよかったこと

自己分析

これは在学中ではなく、スクールに通う前に行いました。恥ずかしながら、新卒の時もこれまで一度もきちんと自己分析をしたことがありませんでした。ですが、自己分析を通じて、自分のやりたいことや目指すべき方向が明確になることで、その後の行動に確固たる軸が生まれました。

自分のやりたいことが明確になる=それが軸になる

これは当たり前のことかもしれませんが、自分自身を深く知ることは本当に重要です。だからこそ、将来のやりたいことを考えたうえで行きたい企業も絞り込めましたし、なぜ退職したのか、なぜエンジニアになりたいのか、エンジニアとしてどうなりたいのか、といった面接で必ず聞かれる質問に対しても、自信を持って答えることができました。軸があることで、モチベーションを維持しやすくなり、転職活動でも一貫性を持って話すことができるようになります。

私は以下の書籍に沿って自己分析を実施しました:
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド

本を読むよりYouTubeを見た方が端的にわかりやすくておすすめです。

同じ生徒との積極的なコミュニケーション

子どもが体調を崩したり、自分自身が病気(コロナや胃腸炎)になったりした時、勉強が思うように進まず、非常に苦しい時期が多々ありました。そんな時に大きな支えとなったのが仲間たちとの会話です。特に、学習を始めた初月には、プライベートなことまで話せる親しい友人ができました。家族の支えももちろん大切ですが、同じカリキュラムを共に学び、苦楽を共有できる友人の存在は、とても心強いものでした。

日々のわからないことや大変なこと、学んだことなどを話すことで気持ちが楽になり、切磋琢磨しながら勉強意欲が湧きました。分からないところは分かる人が教え合い、みんなで一緒に成長していくことができました。ぜひ、たくさんの方と会話をしてみてください。

Zennでの発信

最初は発信に抵抗があり、自信もなく何度も何度も見返しすっごい時間がかかっていました。
ですが、これは誰のためでもなく、自分の理解を深めるものだと思い、頑張って書き続けました。
初めて「いいね」がついたときやコメントをもらったときには、救われたような気持ちになったことを覚えています。特に、始めたきっかけであるAirichanから連絡をいただけたときの喜びは忘れられません。
Airichanも記事内で仰っていましたが、自分のために書いていた記事が、次第に誰かが読んでくれることを意識した記事に変化していきました。
私の「誰かのきっかけになること」が記事やXの発信を通して叶えられていくことになっていきます。
そして記事を書き始めることで私の理解度や交流も劇的に変わりました。面接で直接質問されたことは一度もありませんでしたが、入社した企業ではこのブログも評価されていました。

カリキュラムの理解度

アウトプットの重要性はわかっていましたが、インプットに必死で最初は記事を書いていませんでした。きっかけは以下の記事に記載した通りです。
https://zenn.dev/ganmo3/articles/e77cb08ec97676

理解していないと文章に起こせません。カリキュラムや他ブログを参考にして文章を書いても、理解が乏しいワードが出てきます。調べて理解し、文章にする。このサイクルがとても良かったと思います。やる前とやった後では理解度がまるで違いましたし、自分の言葉で説明できることが大きなポイントでした。日々のスクラムやチーム開発でもアウトプットすることで更なる好循環が生まれました。
また、結局理解していないとカリキュラムを探し、さかのぼって勉強することになりますが、記事があることで自分の記事を見ればよく、結果として効率的だったとも思います。

たくさんの方との交流

記事から生まれた交流がたくさんありました。
尊敬する先輩エンジニアや記事を通じて応援やアドバイスをくださる方々とのつながりができました。卒業後には、たくさんのスクール生にブログを見てもらえ、多くの感想や嬉しい連絡をいただきました。記事を通じてたくさんのDMM WEBCAMP生との交流が生まれ、在学中には関わりのなかった方々とも繋がることができました。この繋がりを大事にしたいし、いつか一緒に何かできたら良いなと思っています。
これはすべてこのスクールに入り、Zennで発信してきたおかげだと思います。自分の目標である「ITによって誰かのきっかけになること」が体現され、本当に嬉しく思います。

同じスクール生のおすすめ記事

私のおすすめDMM WEBCAMP生の記事を紹介しますので、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです♪

  1. Airichanさん

https://zenn.dev/airiswim
私のZenn発信のきっかけになったブログです。師匠と勝手に慕っていて、私がいかにインスパイアされているかが分かるかと思います。
師匠の勉強したこと、どう行動をしてきたか、記事の書き方にも大きな影響を受けました。熱量いっぱいで読むだけでモチベーションがあがるし、図解のわかりやすさ、学習に対する姿勢や将来の考え方、本当に参考になりまですのでこの記事を見てくださった方はぜひチェックしてみてください♪

  1. sayaさん

https://zenn.dev/goldsaya
こちらもAirichan同様、学習スタート時から卒業時まで毎日記事を書かれている方です。初学習者でも理解しやすい言葉でとてもわかりやすく記事をまとめてくださっていて、とても参考にさせてもらいました。

  1. どぅーすーさん

https://zenn.dev/sudoukky
私より後の入学生になるので、在学中に読んでいたわけではないのですが、在学中から卒業後もずっと記事を書き続けている姿勢が素晴らしく、モチベーションにさせていただいています。

  1. namiさん

https://zenn.dev/skal073
私の同期生の記事です。将来への目標が明確で話をしていて私もたくさん刺激をもらいました。namiさんの手書きのコメントがとても分かりやすいです。記事を書いている仲間は私だけじゃないと知った時、とても嬉しかったです。

  1. Ynnnさん

https://zenn.dev/yuna0960740
こちらも私の同期生の記事です。記事数は少ないですが、ひとつひとつの記事の内容が濃く実用的で参考にさせてもらいました。

最後に

前職は10年間勤務していたこともあり、新たな道への転職は大幅な収入ダウンを意味していました。
それでも一切嫌がらず「やりたいことが見つかってよかったね」と言って背中を押してくれたのは、他ならぬ妻です。学習期間である4か月以上に渡って、私が学習に専念できるようにサポートしてくれた妻に本当に感謝しています。
また、保育園に行っていない土日に私が勉強に集中できるよう、妻の両親にもサポートしてもらったことにも感謝でいっぱいです。
そして息子もです。子供がいる中での勉強は本当に大変だね、すごいねとよく言われありがたいと思っていますが、私はむしろその逆だと感じています。
守るべき子どもがいたからこそ、挫けることなく最後まで頑張ることができました。

家族の支えに本当に感謝しています。
これからはエンジニアとして家族に恩返しをしていきます。


卒業してから今更ながらの記事でしたが、ずっと書きたいと思っていたことがもやっとしていたので、今回書けてよかったです!

何か悩みや相談事、話したい事等ありましたら気軽にいつでもご連絡くださいね♪

Discussion

AirichanAirichan

がんもさんの経験と学んだこと、参考にしたこと凄くつまってて素敵すぎます!!!(><)✨
いつもその姿勢と,周りを巻き込んで励める力に私は刺激受けてたし今も同じです!!
私もその力吸収する!と刺激になってます🎵

これからも共に頑張っていきましょ👊✨

がんもがんも

嬉しいコメントいただきありがとうございます😊✨
俺もいつもあいりちゃんの前向きさや将来を見据えての取り組む姿勢等、たくさんのことに刺激を受けてきました😌
こちらこそ、これからも一緒に頑張っていきましょう💪🔥

どぅーすーどぅーすー

がんもさんの記事をみて、「自分もアウトプットしみよう!」と思って始めた人がいっぱいいると思います!※僕もその一人です笑
がんもさんのアウトプット力、取り組み姿勢、スクール在学中から刺激を受けまくりです!!
いつもありがとうございます😊

これからもよろしくお願いします🔥

がんもがんも

どぅーーーすーーーコメントありがとう🥰
そういう風に言ってもらえることがありがたいし、あいりちゃんをきっかけに伝播していくブログの輪ってすごい嬉しいんだなって感じています😌
こちらこそこれからもよろしくねー!!

KENKEN

がんもさんの記事に救われた人間の一人です!

技術だけでなく、考え方もパクっていたので、がんもさんの記事がなかったら
そもそも記事も書いてなかったかもしれませんw
最近は記事投稿さぼってるのでそろそろ再開しようと思いますw

これからもよろしくお願いします!

がんもがんも

けんけん、コメントありがとう😍
そんなこと言ってもらえて涙がでるわ🥲
実際Zennをきっかけにしていなければけんけんと知り合えてなかったと思うから、知り合えてよかったしほんとありがたいことだなと思ってるよ👍✨
これからもよろしくねーーーーー!!!

takepandatakepanda

がんもさんお久しぶりです。
以前zoom会に参加させて頂いたものです。
丁度今転職に関して不安を強く感じていて。。。
がんもさんのブログを読んで少し未来に期待が出来ました。
ありがとうございます!頑張ります🥲🔥

がんもがんも

武田さん、コメントいただき嬉しいです😊
ちょっとでも前向きになれたのならよかったです!ありがとうございます♪

転職活動は不安ですよね、、、俺も含めみんな不安と戦っていましたし、今後もずっと不安だと思います
不安を少しでも解消するために、経験したからこそ伝えられることがあると思っていますので、なんでも聞いてくださいね✨
既に十分頑張られていますが、これからも応援しています!