エンジニアの仕事ってプロセスの最適化だと思うんですよ...

開発以外のことにも首を突っ込みたい性分で社内のいろんな改善をしてきた私です
最近他のエンジニアも同じようなことを思っていることを知り
ふと、エンジニアってシステム作ることだけが仕事じゃないんじゃ？と思い
自分の中に浮かんだ考え方を書き留めます

エンジニアがよくやること

もちろんプログラミングはしますが
プログラミングするにあたってドメイン知識の習得や業務理解、要件定義やテスト、リリース、インフラ構築などの周辺領域も行いますね
ここまではシステムを作る上で必要なことなので一般的にエンジニアならやっているのかなと思いますし
私はこれまでこの領域がエンジニアの領域だと考えていました

私がやってきたこと

色々気になってしまうと首を突っ込まずにはいられない、自ら多忙にしていく自滅タイプでして
プログラミングに関連するところだと

• AWSアカウントやテスト端末、開発人員の管理方法を改善したり
• 開発効率向上のための仕組みづくりや共通資産の整理をしたり

それ以外の領域でも

• 社内のファイルやタスクの管理方法を改善したり
• 組織体制や各部門の責任範囲を見直したり

どれもやりたくて首を突っ込んできました

なんで首を突っ込みたくなってしまうのか

どれも誰かに頼まれたわけではありませんでした
ただ、非効率なやり方を目の当たりにすると効率化したくてしょうがなくなってしまいました
エンジニアって「朝カーテン開けるのめんどくさいからラズパイで自動化したった」とか「ワンボタン（物理）で出勤後のルーティン実行できるようにしたった」とかよくやりますよね
ああいう感じの感覚がシステムじゃなくても起きているんだなと感じました

最近、私の周りのエンジニアも同じように効率化したいと考えているのを知り
おや。。。

エンジニアってプロセスの最適化が仕事なんじゃないのか

そういう考え方もできるんじゃないのかなと思いました

システムを開発することが仕事なんじゃなくて
プロセスの最適化なんじゃないのかと

システム開発はプロセス最適化のための手段なんじゃないのかなと
お客様の業務プロセスを最適化するためにシステムを作ると
もちろん運用フローも最適化すると

そして最適化するプロセスは何もお客様のだけじゃなく社内のメンバーのプロセスも対象なんじゃないのかなと考えるようになったのが今回の大きな変化です

資金繰りはしないけど、資金繰りのExcelを改善してあげるのはエンジニアなんじゃ
備品管理はしないけど、管理管理しやすいツールを提案、導入してあげるのはエンジニアなんじゃ
カスタマーサポートはしないけど、デジタルガイドツールを提案、導入してあげるのはエンジニアなんじゃ
お忘れ物の捜索対応はしないけど、捜索しやすくなるようフローを見直してあげるのはエンジニアなんじゃ

そういう役割だと考えたらなんだか私にとってはしっくりきました
エンジニア（私）は怠惰なので実行は嫌苦手ですが、プロセスの改善なら喜んでやりたいですね