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オープンソース&カーネル6版WSL2 2.5.7正式版がリリース

に公開

オープンソース化してから初の正式版

先日WSLのカーネル6対応版である2.5.6がリリースされたが、
バージョンが一つ進んだ2.5.7が正式版としてリリースされた
リリース自体は一ヶ月前にしていたが、
Latestに変わったのが最近という感じ。
(執筆時最新は2.5.8)


WSL 5.2.7

https://github.com/microsoft/WSL/releases/tag/2.5.7

Latestがついてその後wingetやstoreで公開されるのがいつもの流れ
数日中に公開されるだろう

ヾ(・ω<)ノ" 三三三● ⅱⅲ コロコロ♪

------------------- ↓ 本題はここから ↓-------------------

バージョンアップ情報

Update Linux kernel to 6.6.87.1-1(Linux kernel を 6.6.87.1-1 に更新)
Update WindowsAppSDK to version 1.7.250401001(WindowsAppSDK をバージョン 1.7.250401001 に更新)
Increase the soft file descriptor limit to 1024 * 1024 (solves #12837)(ソフトファイル記述子の上限を 1024 * 1024 に増加 (#12837 を解決))
Add logic to detect when an imported distribution is invalid(インポートされたディストリビューションが無効であることを検知するロジックを追加)
Move Linux side warnings to new warning infrastructure(Linux 側の警告を新しい警告インフラに移動)
Fix potential deadlock when converting a distribution to WSL1 or WSL2(ディストリビューションを WSL1 または WSL2 に変換する際の潜在的なデッドロックを修正)
Fix download logic to download to a file instead of in memory (solves #12805)(メモリ内ではなくファイルにダウンロードするダウンロードロジックを修正 (#12805 を解決))
Use a systemd-generator to create the wslg and binfmt units(wslg および binfmt ユニットを作成する systemd-generator を使用)

オープンソース版

さて、先日WSLがオープンソースになったという発表があった

https://blogs.windows.com/windowsdeveloper/2025/05/19/the-windows-subsystem-for-linux-is-now-open-source/

オープンソース発表時点で2.5.7だったが、
当時はpre-release状態だったと記憶している

メリットは各環境にカスタマイズしたWSLビルドが作れることかなと思う。
それに伴い開発スピードが飛躍的に上がる可能性がある。

正直WSLの上にdockerを載せる意味ってなんかあるのかと思っていて、
WSL式dockerが出ないかなと思ったりする。
(誰か作ってくれ)

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