ラボチームを紹介します!
はじめに
データアナリティクスラボ株式会社 データソリューション事業部の宮澤です。
今年は弊社でもアドベントカレンダーを開催します!
名付けて「DAL Tech Blog Advent Calendar 2025」です!
初日となる本記事では、アドベントカレンダーを引っ張る「ラボチーム」について紹介したいと思います。
全ての記事は以下からご確認いただけます。
会社紹介
まず弊社について簡単に紹介します。
弊社、データアナリティクスラボ株式会社は、「真の実務家としてのデータサイエンス人材を育成する」というビジョンのもと設立された会社であり、主にデータサイエンスに関わる領域で、データ収集および前処理から統計・機械学習モデルの構築、成果の可視化まで広く支援可能なプロフェッショナルサービスを提供しています。
ラボチームとは?
ここから本題ですが、弊社では「ラボチーム」という組織があります。
発足したのは2023年頃で、現場の業務では獲得しきれない先端技術や知識の獲得を推進するために作られました。現在は規模が大きくなり、3つの課に分かれています。それぞれ課で異なる役割を持っていますが、ここではそのうちの一つについて紹介します。したがって、ここで紹介するのは正しくは「ラボチーム」のうちの1つの課ですが、本記事ではわかりやすさのために「ラボチーム」と呼ぶことにします。このラボチーム(1課)では、特に技術理論や手法に焦点を当てており、技術獲得・応用研究・人材育成を役割として活動しています。
活動紹介
ここからはラボチームの活動を紹介します。
- 技術記事の執筆
- 社内勉強会
- 外部共同研究
1. 技術記事の執筆
まず大きなものとしては「技術記事の執筆」が挙げられます。ラボチームのメンバーは、活動の出口の一つとして技術記事でアウトプットすることを目指しています。
Zenn(DAL Tech Blog)
こちらでは、コンペ参加記録やライトな技術記事を公開しています。
例えば以下のような記事があります。
JOURNAL
こちらは弊社ホームページ内に存在する技術記事ページであり、より専門的な技術記事を公開しています。例えば以下のような記事があります。
オウンドメディア
こちらはラボチーム主幹ではありませんが、より基礎的なデータサイエンスに関わる技術記事を公開しています。
2. 社内勉強会
弊社では、ラボチームが主導となって毎週水曜日に社内勉強会を実施しています。
1回の勉強会で30分×2テーマで実施しています。今年度も毎週欠かさず実施しているため、4月頭から11月末時点で、計66テーマの勉強会を実施しました。
社員に登壇を募集して、以下のようなスプレッドシートで管理をしています。ラボチームのメンバーには積極的に登壇してもらうため「ラボ枠」を設けていますが、その他の社員からの登壇も募集するようにしています。

社内勉強会は技術交流文化の醸成を促すためにも、オフラインとオンラインのハイブリッドで開催しています。オフラインで開催することでデータサイエンティストの他に営業部や人事部の社員も積極的に参加しています。
また、社内勉強会の運用の自動化も行なっています。
- 運営メンバーがMeetに参加すると自動で録画が開始されます。
- 勉強会当日には今回のテーマや資料格納先がSlackで通知されます。
- 翌日にはAIによる要約文と自動で格納されたアーカイブ動画のリンクが通知されます。
3. 外部共同研究
今年度からラボチームを中心に、お客様との共同研究の取り組みを開始しました。
そのうちの一つは以下のように公開している、偽・誤情報対策技術に関する共同研究です。
このほかにも共同研究の取り組みを行なっておりますが、情報としては未公開であるため今後にご期待いただければ幸いです。
将来展望
ラボチームが本格始動して約2年となり、ここまで技術記事を中心にアウトプットを出してきました。今後の展望としては、引き続き技術レベルを上げて価値の高いアウトプットを出すとともに、共同研究やビジネスの現場での社会実装を通して、企業や社会に革新を生むような貢献をすることを目指します。そのために、ラボチームとしては単なる技術研鑽にとどまらないよう、本質的なイシューを見抜く力を鍛えるような取り組みも考えていきたいと思います。
終わりに
DAL Tech Blog Advent Calendar 2025 の初日は、弊社のラボチームについて紹介させていただきました。積極的に未経験者採用をしている弊社ですが、個人としても会社としてもゼロから作り上げていく経験をしているからこそ、未知のことに対する向き合い方や学び方が鍛えられています。今回のアドベントカレンダーも含め、これからも新しいチャレンジが続きますが、楽しんでいきたいと思います!
弊社にご興味のある企業や研究機関および求職者の方は、ぜひ以下のリンクからお問い合わせください。
Discussion