Zenn
📖

英語が苦手なエンジニアが英語ミーティングを乗り越える方法

2024/12/20に公開

はじめに

2024年 GAOGAOアドベントカレンダー 20日目を担当します、Daijuです。
英語のミーティングに参加する時、内容が理解できないかもしれない、自分の言いたいことを英語でうまく言えないと感じたことはありませんか?
最近海外メンバーとの英語ミーティングに参加しています。英語力はまだまだ足りずどうしようかと考えたのですが、その時のナレッジをブログに残していきます。

感じた課題

感じた課題は大きく3つです。根本的な解決をするには英語力を上げる必要があります。しかし、それは一朝一夕達成するのは難しいです。
そのため今回は下記3つの課題を乗り越えるためのtipsのようなものを紹介していきます。

もちろん長期的には英語力を上げて根本的な解決をすることが理想ですので、よかったら英語学習方法の記事も書いたのでご覧ください。
https://zenn.dev/daiju81/articles/923d1f40ac6db0

  1. 発言が速くて、内容が理解できない。
  2. 日本人の英語発音以外の発音に慣れておらず、理解が難しい。
  3. 専門用語/ドメイン知識などの表現がわからない。

乗り越えた方法

1 会議に向けての事前準備

英語力をカバーする上で会議に向けての事前準備が一番大事だと思います。

アジェンダを事前に確認しわからない単語やドメイン知識をインプットすること、簡単なフレーズを準備し使う場面をシミュレーションすることが大事だと思います。
Chatgptによく使う英文を出してもらうと良いかと思います。下記が一例です。

ミーティングの導入

  1. The purpose of today’s meeting is to discuss ~.(今日のミーティングの目的は、~について話し合うことです。)
  2. Let’s get started.(始めましょう)

意見を求める

  1. Does anyone have any ideas?(アイデアがある方はいらっしゃいますか?)
  2. Could you share your perspective on this?(この件についての意見を教えていただけますか?)

質問をする

  1. Could you clarify that?(それについて詳しく説明していただけますか?)
  2. What do you mean by that?(それはどういう意味ですか?)
  3. Can you elaborate on that?(それについて詳しく教えてもらえますか?)

意見を述べる

  1. From my perspective, ~(私の視点では~)
  2. I believe ~, because~(~だと思います。なぜなら~からです。)

ミーティングを締める

  1. Let’s wrap up.(これで終わりにしましょう)
  2. To summarize, ~(まとめると、~しました)

2 リスニングの心構え

リスニングをする上で下記2点を意識してミーティングに挑みます。

  1. 相手の話を全て理解しようとせず、ある程度のキーワードだけを拾うように意識する。
  2. 分からない部分はスルーせず、勇気を出して質問する。そのための英文も練習しておく。

例えば、下記のようの英文です。

  1. Could you please repeat that?
  2. Could you say that again?

また、英文を全て理解しようとすると難しいので、ある程度の諦めを持っていくのも大事です。

3 最終手段を用意/検討しておく

実際に使わなくても、本当に英語が理解できない時や話せない時など最終手段を確認しておくだけでリラックスして英語ミーティングに臨みやすくなると思います。
具体的にはテキストに送ってもらうように誘導する流れを確認しておくことや英語が話せる方など話を振れば、なんとかしてくれるであろう人に話を振ってみる流れを確認することです。

テキストに送ってもらうように誘導する流れを確認しておく

  1. Could you write that in the chat, please?

英語が話せる方など話を振れば、なんとかしてくれるであろう人に話を振ってみる流れを確認する

  1. I think ~(somebody) might be able to clarify this better.
  2. what do you think about this?

英語ミーティングを参加していく中での学び

完璧ではなくても大丈夫というメンタルを持っておくことを学びました。
日本人は英語に対して苦手意識を持ちがちかと思うので、このメンタルが大事だと思います。最初は難しいと思いますが、徐々に英語を話す機会を増やして完璧じゃなくても問題ないというメンタルを持ち合わせていくのが大事だと思いました。
また、上記の本当に困った時の最終手段用の行動なども検討しておくことで心にゆとりができることも学びました。

まとめ

ある程度英語学習をして、そこからは、一歩踏み出し、ただ参加してみることが大事だと思います。
もちろん英語学習を継続してより高いレベルを身につけるのは大事ですが、すぐにレベルが上がる訳ではありません。まずは自分の英語レベルの可能範囲内で自分の意思を伝えていこうと思いました。

英語学習に関しては以前のブログに書いています。
今後は日本語のミーティングと同じくらいの感覚で英語ミーティングに参加できるようにしていきたいです。
日本人は英語に苦手意識がある人も多いと思いますが、一緒に頑張りましょう !

最後に

そして、今年の8月にGAOGAOの代表が英語化変革の本を出版しました。
この本ではEXに必要なのは、英語学習だけでなくマインドセット, 組織の変革が必要だということに触れています。今回のzennの記事では英語学習にフォーカスしていますが、興味のある方は、こちらの本を読んでEX、グローバル時代に生き残れる人材を目指していきましょう!

エンジニア組織の英語化変革 EX[English Transformation]~グローバル時代に生き残る強い組織作りの鉄則~

Discussion

ログインするとコメントできます