デジタル会員証・ポイントカードを開発するならLINEミニアプリがおすすめ
こんにちわ!BULB加藤です。ZennでLINE開発やLINEミニアプリに関する情報を発信しています。
突然ですが、みなさん最近ポイントカード作ってますか??
物理的なポイントカードは持ってません!
僕はポイントカードは一切作らない派です。
理由は財布をスリムにしておきたいのと、最近はスマホで決済することがほとんどで財布を持ち歩かないことも多いので、そうなるとポイントカード自体が意味無いですからね。
キャッシュレス化の潮流の中で店舗の会員証やポイントカードもデジタル化が進んでいます。今回はデジタル会員証、ポイントカードをLINEミニアプリで実現するメリット / デメリットを考えてみます!
LINEミニアプリ(公式)
LINEの会員証 = 作ってもらいやすい
LINEのユーザー数は8,000万人以上!
日本でスマホを持っている人であれば、大体の人がLINEをインストールしていますし、その中の大体の人がアクティブユーザーだという印象です。
現状でも国内8000万人以上のユーザーがいるとのこと。
ミニアプリならQRを読み込んでもらうだけ
会員証を作るために新しくアプリをインストールしてもらったり、webサイトにログインしてもらうのはユーザーにとってハードルが高いです。僕だったらまずやらないですね。
LINEミニアプリであれば、QRコードを読み込んでもらうだけで会員証の作成が可能です。
LINEのログイン情報をミニアプリ内で取得し、それをサービス提供者側で一元管理することで会員証・ポイントカードとして機能するわけですね。
LINE公式アカウントへの友だち追加を促せる = エンゲージメントが高まる
LINEミニアプリは初回起動時に使用に関する認証画面が出ますが、そこで特定のLINE公式アカウントの友だち追加をしてもらうことが出来ます。
参考記事
ポイントカード + お得情報で顧客とのつながりを深める
「友だち追加しますか?」のチェックボックスがデフォルトでONとなるので(ミニアプリがLINE側の審査に通っていることが必要)、ここで多くの顧客への販促チャネルを獲得できることになります。
ポイントカードを作ってもらうことでお客様にお得な特典を提供しつつ、それに加えてLINE公式アカウントでクーポンやセール情報を配信。
LINE UIDにもとづいたCRMによってメッセージの精度を高めていけば、より強固な顧客エンゲージメントの構築が可能になります。
参考記事
ミニアプリ以外の選択肢
LINEではミニアプリ以外でも、公式アカウントで使える「ショップカード」やLINEウォレット内で使える「マイカード」といった機能もあります。
ショップカード
ショップカードを活用すれば、LINEミニアプリと近いユーザー体験を提供できます。しかし、あくまでポイントカードに限定されたサービスなので、あまり柔軟な開発がしにくいのが現状です。
「とりあえずLINEでポイントカードをやりたい」という場合は良いかもしれませんね。
LINEショップカード(公式)
マイカード
マイカードは「LINEウォレット」の中の機能です。こちらはTカードやPontaカードなどマイカードに対応しているサービスや会員証をLINEウォレット内で一元管理できます。
ただしこちらは一部の企業・サービスに限られて展開されている状況のため、ゼロからの導入は難しいようです。
マイカードを利用する
ミニアプリは審査に通らないと開発できない
対してミニアプリはより柔軟な開発が可能で、なおかつマーケティングにも活かせる機能となっています。
しかしLINEミニアプリをサービスとして提供するためにはLINE社の審査が必要となっており、審査に通っていないと開発することもできない点に注意が必要です。
LINEミニアプリでデジタル会員証やポイントカードを作りたい場合は、すでにミニアプリを手掛けている開発会社などに問い合わせてみるのが得策かもしれません。そういったパッケージを用意しているところもありますね。
以上、LINEミニアプリで会員証・ポイントカードを作る際のメリットや注意点を書いてきました。今後の販促活動やDXの参考にしてみてください!
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