品質ダッシュボードのRule化による効率的な品質管理 📊(開発日記 No.070)
関連リンク
はじめに
昨日は quality_dashboard_guide.md
のRule化が終わらず、少し悔しい思いをしました。今日はその残りを片付けます!直近3日間の開発記録を参考に、効率的な分割案を立てて、一気に終わらせるぞ!
背景と目的
quality_dashboard_guide.md
のRule化は、品質管理に関する知識や手順を整理し、AIエージェントがより効果的に開発を支援できるようにするために不可欠です。品質ダッシュボードは、開発プロセスにおける品質とセキュリティを可視化し、問題点を早期に発見するために重要な役割を果たします。このRule化を通じて、開発者は品質に関する意思決定を迅速かつ正確に行えるようになります。
検討内容
過去のRule化作業を参考に、quality_dashboard_guide.md
をどのように分割するか検討しました。特に、知識Rule、モードRule、参照ドキュメントの3つのカテゴリに分類し、それぞれの役割を明確にすることで、再利用性とメンテナンス性を高めることを目指しました。また、既存のRuleとの重複を避け、より実践的で詳細な内容にすることを意識しました。
実装内容
以下の分割案に基づき、Ruleファイルを作成しました。
1. 知識Rule
-
knowledge_quality_dashboard_overview.mdc
: 品質ダッシュボードの目的、主要指標、全体像を記述。 -
knowledge_quality_dashboard_metrics.mdc
: 主要な品質・セキュリティ指標(カバレッジ、静的解析など)の詳細を記述。 -
knowledge_quality_dashboard_architecture.mdc
: ダッシュボードの構成パターン、データ収集・保存・可視化の流れを記述。 -
knowledge_quality_dashboard_ci_cd_integration.mdc
: GitHub Actions/Jenkins等との連携、CI/CDパイプライン設計のポイントを記述。
2. モードRule
-
mode_quality_dashboard_setup_support.mdc
: ダッシュボード構築・運用支援モード(セットアップ、データ連携、トラブルシュート等)を記述。 -
mode_quality_dashboard_operation.mdc
: 日常運用・データ分析・PMへのレポーティング支援モードを記述。
3. 参照ドキュメント
-
reference_github_actions_quality_workflow.yml
: GitHub Actionsワークフローの例を記述。 -
reference_quality_dashboard_script_example.py
: ダッシュボード生成スクリプトの例を記述。 -
reference_dashboard_html_example.html
: 静的HTMLダッシュボードの例を記述。 -
reference_grafana_dashboard_setup.md
: Grafanaによる可視化例・セットアップ手順を記述。
これらのファイルを作成し、mode_development_execution.mdc
への参照を追加しました。
技術的なポイント
今回のRule化では、以下の点に特に注意しました。
-
既存Ruleとの重複排除: 既存の
knowledge_quality_management_overview.mdc
との内容が重複しないように、より実践的で詳細な情報に絞り込みました。 -
参照ドキュメントの充実:
quality_dashboard_guide.md
の該当セクションから要点を抽出し、サンプルや雛形として参照ドキュメントに記載しました。 - モードRuleの実用性: AIエージェントが「構築支援」「運用支援」それぞれのシーンで適用できるよう、行動指針、PMへの確認事項、トラブル時の対応例を具体的に記述しました。
所感
quality_dashboard_guide.md
のRule化は、予想以上に時間がかかりましたが、完了した時の達成感は格別でした!特に、品質ダッシュボードの構築・運用に関する知識を整理し、AIエージェントが活用できる形に落とし込む過程は、非常にやりがいがありました。
苦労した点は、既存のRuleとの重複を避けつつ、実践的な内容にすることでした。何度も quality_dashboard_guide.md
を読み返し、必要な情報を抽出する作業は、根気が必要でした。
今回のRule化を通じて、品質管理の重要性を改めて認識しました。今後は、このRuleを活用して、より高品質な開発プロセスを構築していきたいです。
今後の課題
今回のRule化では、GitHub Actionsとの連携に焦点を当てましたが、Jenkinsなど他のCI/CDツールとの連携も強化する必要があります。また、ダッシュボードの可視化方法についても、Grafana以外のツール(Tableau、Power BIなど)への対応を検討したいと考えています。
まとめ
quality_dashboard_guide.md
のRule化を通じて、品質ダッシュボードの構築・運用に関する知識を整理し、AIエージェントが活用できる形に落とし込むことができました。今後は、このRuleを活用して、より高品質な開発プロセスを構築し、継続的な改善を図っていきます。
Discussion