ドキュメントRule化の完了と課題(開発日記 No.069)

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はじめに

昨日は devsecops_guide.md のRule化を完了し、今日はその残作業である project_management_guide.mdpytest_best_practices.md、そして quality_dashboard_guide.md のRule化を終わらせることを目指します。中断は極力避け、集中して取り組みます!

背景と目的

ドキュメントのRule化は、開発プロセスを効率化し、品質を向上させるために不可欠です。特に、プロジェクト管理、テスト、品質管理に関するドキュメントをRule化することで、開発チーム全体が共通の理解を持ち、一貫性のある開発を進めることができます。

検討内容

まずは、project_management_guide.md の残りのセクションをどのようにRuleに分割するかを検討しました。MCP(Minimum Critical Product)の利用、テスト戦略、品質管理ダッシュボードという3つの主要なテーマに分け、それぞれに対応する知識Rule、モードRule、参照ドキュメントを作成することにしました。

次に、pytest_best_practices.md のRule化について、基本設定、フィクスチャ、パラメータ化/マーカー、モック/パッチ、アサーション/レポート、セキュリティテストという6つの主要な領域を特定し、それぞれに対応するRuleを作成することにしました。

実装内容

まず、project_management_guide.md に関して、MCP利用に関する知識RuleとモードRuleを作成しました。次に、テスト戦略に関する知識Ruleを作成し、参照ドキュメントとして、コマンド例、フィクスチャ例、モック例、パラメータ化例を作成しました。続いて、品質管理ダッシュボードに関する知識Ruleを作成し、参照ドキュメントとしてGitHub Actionsワークフロー例とレポート生成スクリプト例を作成しました。最後に、包括的モードRule mode_development_execution.mdc を更新し、作成した project_management_guide.md 関連のRuleファイルをGitにコミットしました。

次に、pytest_best_practices.md のRule化に着手しました。6つの知識Rule(基本設定、フィクスチャ、パラメータ化/マーカー、モック/パッチ、アサーション/レポート、セキュリティテスト)、3つのモードRule(テスト生成支援、フィクスチャ管理支援、リファクタリング/最適化支援)、3つの参照ドキュメント(pytest.ini例、ディレクトリ構造例、セキュリティテスト例)を作成しました。mode_development_execution.mdc を再度更新してPytest関連Ruleへの参照を追加し、作成・更新した全てのPytest関連RuleファイルをGitにコミットしました。

技術的なポイント

  • 包括的モードRuleの活用: mode_development_execution.mdc を更新することで、個々のRuleが有機的に連携し、より高度な自動化を実現できます。
  • 参照ドキュメントの充実: コマンド例や設定例などの具体的な参照ドキュメントを用意することで、Ruleの利用者がすぐに実践できるようになります。
  • Pytestのベストプラクティス: テストの各段階(設定、フィクスチャ、パラメータ化など)に対応するRuleを作成することで、テストコードの品質を向上させることができます。

所感

今日の開発は、昨日の残作業を完了させるという明確な目標があったため、集中して取り組むことができました。特に、pytest_best_practices.md のRule化は、Pytestの様々な機能をRuleとして体系化することで、テストコードの品質向上に大きく貢献できると感じました。

しかし、quality_dashboard_guide.md のRule化を完了できなかったのは残念です。明日は、この残りのタスクに優先的に取り組みたいと思います。

今後の課題

  • quality_dashboard_guide.md のRule化を完了させる。
  • 作成したRuleの利用状況をモニタリングし、改善点を見つける。
  • Ruleのドキュメントを整備し、利用者がより簡単に利用できるようにする。

まとめ

今日は、project_management_guide.mdpytest_best_practices.md のRule化を完了させることができました。これらのRuleは、開発プロセスを効率化し、品質を向上させるための重要な基盤となります。明日は、残りの quality_dashboard_guide.md のRule化を完了させ、より包括的な開発支援環境を構築することを目指します。

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