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Zennをはじめる

2023/05/16に公開
変更履歴

2023/5/16 初版
2023年4月に行った作業のメモをもとに整理したものです。それぞれの環境によって違いがあるかもしれませんが,ご容赦ください。

できるようになること

まったくの初心者が,ローカルPC(Windows10)のエディターで書いた記事をZennで公開できるようになります。

Zennをはじめるには

Zennで,右上のLog inボタンをクリックしてポップアップした画面からLogin with Googleボタンをクリックします。アカウントの選択画面でログインするgoogleアカウントを選択します。
Welcome画面が表示されるので,ユーザー名(後から変更できない)と表示名(いつでも変更できる)を入力してください
Setup your profileでprofileを入力して,ZennをはじめるをクリックすればOKです。

0.ローカルPC(Windows10)へアプリのインストール

Gitのインストール

https://www.sejuku.net/blog/73444
Gitの公式サイトからインストーラーをダウンロード。インストール時の設定は上記サイトを参考に以下の通り設定しました。
・インストールするコンポーネントの選択:デフォルト
・テキストエディターの選択:普段使うエディターを選択
・新しいリポジトリ作成時のブランチ名:GitHubにあわせて「main」に変更
・パスの設定:デフォルト(Git from the command line and also from 3rd-party software)
・OpenSSH:デフォルト(Use bundled OpenSSH)
・HTTPS接続の設定:デフォルト(Use the OpenSSL library)
・改行コードの設定:Checkout as-is, commit as-isに変更
・ターミナルの設定:デフォルト
・git pull コマンドの設定:デフォルト
・資格情報マネージャー(Credential Manager)の選択:デフォルト
・追加オプションの設定:デフォルト

インストールが完了するとgitコマンドが使えるようになっています。次いで,コマンドラインでユーザ名などを登録します。

git config --global user.name 任意のユーザ名
git config --global user.email 任意のメールアドレス

git config --listで入力を確認できます。抜けられなくなったら:qと入力すると次のコマンドが入力できるようになるはずです。

Node.jsのインストール

Zenn CLIを使うにはNode.js 14以上が必要。
Node.jsの公式サイトからインストーラー(推奨版でよい)をダウンロード。特に変更する設定はなく,画面の表示に従ってインストールしてください。

1.GitHubとZennとの連携

公式説明

https://zenn.dev/zenn/articles/connect-to-github

GitHubの登録

GitHubで,GitHubに登録するをクリック。
Username,Email address, passwordを入力し,Verify your accountとして質問に答えて,Create accountをクリックしてください。
メールにlaunch codeが来るので入力(入力後にSet up your organization画面が表示されるかもしれませんが,無視してかまいません)。

GitHubリポジトリの作成

GitHub画面右上の自分のアイコンからYour repositoriesを選択。右にあるNewという緑色ボタンをクリックすると,Create a new repository画面が表示されます。
Repository nameに好きな名前を入力します。公開設定はとりあえずPrivate(どちらでもよい。あとから変更可能です)。この時点ではリポジトリの中身は空です(Add a readme fileはチェック無し,add .gitgnoreとChoose a licenseはNoneとしてください)。

Zenn管理画面からGitHubリポジトリを連携する

Zennの画面で画面右上の自分のアイコンをクリックし,GitHubからのデプロイから設定画面を開きます。
GitHubリポジトリを連携するをクリック。GitHubに遷移します画面で「連携へ進む」をクリック。[Only select repositories]にチェックを入れ,連携するリポジトリを選ぶ→Install & Authorizeをクリック

3.Zenn CLIの導入

公式説明

https://zenn.dev/zenn/articles/install-zenn-cli

GitHubリポジトリをCloneする

Cloneしたいフォルダで右クリックし,Git Bush Hereを選択。以下のとおり実行してください。

git clone https://github.com/[ユーザ名]/[リポジトリ名].git
cd [リポジトリ名]

Zenn CLIをインストールし,Zenn用のセットアップを行う

npm init --yes
npm install zenn-cli
npx zenn init

これで,ローカルPC内のZennコンテンツを収めるフォルダ内にREADME.mdというファイルやarticlesとbooksというフォルダが作成されています。

4.記事の作成~投稿

公式説明

https://zenn.dev/zenn/articles/zenn-cli-guide

記事の作成

まず,記事のテンプレートを作成します

npx zenn new:article --slug [任意の名前]

[任意の名前].mdという名前のファイルがarticleフォルダに作成されています

ここからはテキストエディターで編集していきます。
まずはタイトルやトピックスなど記事の設定がYAML(ヤムル)形式で書かれているので書き換えます。
本文はmarkdown方式で記載します。記法は以下を参考にしてください。
https://zenn.dev/zenn/articles/markdown-guide

記事のプレビュー

作成した記事の確認には,次のコマンドを実行してください。

npx zenn preview

ブラウザでhttp://localhost:8000 にアクセスするとプレビューが表示されます。

記事のアップロード

git addでローカルリポジトリにアップするファイルを選択(ステージングエリアに追加)します。作業ディレクトリやステージング エリアの状態の確認はgit statusでできます。
git commitでコミット。コミット履歴はgit logでできます。
git pushでGitHubリポジトリへアップしてください。

git add . #特定のファイルを更新したい場合は,git add [ファイル名]
git commit -m 'メッセージ'
git push origin main

GitHubリポジトリへプッシュできるとZennの画面右上にあるGitHubのアイコンでデプロイの履歴を確認することができます。
デプロイ成功と表示されていることを確認したら,viewから当該の記事を開くことができるので内容を確認してください。

記事の公開

.mdファイルのpublishedをtrueにして,GitHubリポジトリへプッシュすれば公開されます。

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title: "Zennをはじめる"
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type: "tech" # tech: 技術記事 / idea: アイデア
topics: ["初心者", "Zenn", "GitHub"]
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参考

https://zenn.dev/ttani/articles/zenn-first-install
https://zenn.dev/melon1891/articles/d389aec1979157

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