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アウトプットのネタを見つけるヒント

2024/12/22に公開

まえがき

さて、みなさん!
アドベントカレンダーは、楽しんで書いていますかー?

楽しんで進められている方もいれば、苦労している方もいらっしゃるかなと思います。

例えば、書く日は決まっているが、記事のネタとなるものがなかなか思いつかないということはあるのかなと思います。
なので、この記事では、ネタが見つからないという方に向けて自分なりのヒントや実践方法をまとめました。[1][2]

自分なりのプラクティス一覧

今回、紹介する自分なりのプラクティスは以下です。

  • 好きなこと・興味があることから見つける
  • 人との会話で見つける
  • ぼっちふりかえりを通して感情の起伏から見つける
  • 味変して見つける

順を追って説明します。

好きなこと・興味があることから見つける

これが一番シンプルかなと思います。
好きなこと・興味があることをきっかけに深堀りすることでネタにしていくスタイルです。

例えば、

  • 好きなツールや言語の仕様などを試して気づいたこと
  • 公式ドキュメントを読んでいく中で新たに知ったこと
  • 普段仕事で使っているもので特殊なケースについて調べてみたこと

などなど、好きなことや興味があること、面白そうなことをトリガーにして探求した結果は十分にネタになると考えています。

仮にニッチだとしても、少なくとも自分は面白いと思っているものであれば、それは誰かにとっても面白いものになり得ます。

人との会話で見つける

私たちは会話や対話を通じて、他者と情報をやり取りします。
その情報のやり取りの中で自分が知らなかったことを知ったり、気づけたりします。
それがネタの元になります。

とくに、自分はネタにするほどでもないかもと思っていることでも、人と会話する中で興味をもらっているとネタとしてのポテンシャルに気づけます。
その気づきをきっかけにネタの候補としてストックすることができます。

ぼっちふりかえりを通して感情の起伏から見つける

自分自身に対して会話をすること(ぼっちふりかえり)で、自問自答しながらネタを探ります。

例えば、

  • 今日やったことで楽しかったことは何か?それはなぜ楽しかったのか?
  • 今日やったことで難しかったことは何か?それはなぜ難しく感じたのか?
  • 今日一番驚いたことは何か?それはなぜ驚いたのか?
  • 今日一番憤りを感じたことは何か?それはなぜ憤りを感じたのか?

感情の琴線に触れるものを中心に起こったことや事実をきっかけとし、それがなぜその感情を起こしたのかというメタ認知まで行うことでネタになるポイントを探り出します。

ここも好きなことや興味があることを考えたときと同様になりますが、
極端なことを言うと、自分が感じたことはこの世の中の誰かが感じるものである可能性があるからです。
そう考えると些細なことでもネタになる可能性があります。

味変して見つける

最後に「味変」です!
要するに、すでにあるネタを自分なりに捉え直してみたり、マッシュアップして独自の解釈を入れたりすることで、別の学びや考えのネタにするスタイルです。

例えば、

  • 界王拳パターン
    • 10倍、100倍にしたらパフォーマンスがどうなるか、逆に半分にしたらどうなるか?といった、数量を変えるとどうか?
  • 異世界転生パターン
    • Java だとこうだけど、Kotlin だとどうなる?といった、言語やフレームワークを変えるとどうか?
  • 超合体ロボパターン
    • ネタ A とネタ B を超合体してネタ C を生み出す

などがあります。

実は、これらのパターンの元はオズボーンのチェックリストです。

オズボーンのチェックリストは以下の 9 つです。

  • Put to other uses/転用(他に使い道はないか?)
  • Adapt/応用(過去に似たようなものはないか?)
  • Modify/変更(意味、色、形、時間、頻度などを変えられないか?)
  • Magnify/拡大(大きくできないか?何か付け足しできないか?)
  • Minify/縮小(規模を縮小できないか?省略できるものは?)
  • Substitute/代用(他のアプローチで代用できないか?)
  • Rearrange/再配列(要素や配列を変えられないか?)
  • Reverse/逆転(役割を逆にできないか?欠点を利点にできないか?)
  • Combine/結合(目的や考えを組み合わせできないか?)

先の例は、それぞれざっくりと以下の対応になります。

  • 界王拳パターンは「拡大」と「縮小」
  • 超合体ロボパターンは「結合」
  • 異世界転生パターンは残り

すでに存在するネタに対して、オズボーンのチェックリストやその応用を考えると自分なりのアウトプットとしてのネタになり得ます。

ただし、アイデアを元に様々な活用を考えることにおいては、著作権を始めとした元のアイデアの権利に細心の注意を払う必要があることに注意してください。

まとめ

今回は、ネタが無いときに考える自分なりのコツやプラクティスの話をまとめました。
これ以外も使えるなとかあれば、コメント貰えると嬉しいです。

自分も他あればこの記事を適宜アップデートしていきたいと思います。

また、明日に公開する記事では、今回見つけたネタを育てていき、形にしていくときの進め方についてまとめます。[3]
こちらも併せて見てもらえると嬉しいです。

この記事がみなさんのお役に立てられれば幸いです。

脚注
  1. アドベントカレンダーの終盤で言うなよというツッコミは想定内。 ↩︎

  2. オレオレ流なので、用法用量は守ってください。 ↩︎

  3. 記事公開後にリンク等はアップデートします。 ↩︎

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