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第6回社内ハッカソンを開催しました!

2024/09/30に公開

こんにちは! atama plusでWebエンジニアをしているProjectormatoです。
今回はatama plusの社内ハッカソン「Lumberjack Day」の第6回を開催しましたので、その報告をさせていただきます。

atama plusのハッカソン文化について🔧

atama plusでは「Lumberjack Day」と呼ばれる社内ハッカソンが定期的に開催されています。
この日はエンジニアたちが自由に「やるべきだ」と思うプロジェクトに取り組む日です。

過去のハッカソンの様子については、下記のリンクからご覧いただけます。
https://note.com/atamaplus_dev/n/nebdb0e84a920
https://zenn.dev/atamaplus/articles/naoshi-ideathon-20240522

第6回ハッカソンのテーマ🪓

ハッカソンのテーマは、エンジニアチーム内でホットな課題を取り上げることが多いです。
今回のハッカソンで掲げた開発テーマは以下の2つです。

①パフォーマンス改善
普段私たちが開発しているatama+のアプリケーションに関わる、通信量やスロークエリの改善、単体テストの実行時間など、多岐にわたるパフォーマンスの削減を行うテーマです。  
②フリーテーマ
具体的なテーマを設けず、各エンジニアが「やるべきだ」と思うことに自由に取り組むテーマです。  

開催までの準備について📝

何度か開催を重ねるごとに、運営の効率化が重要な課題となってきました。運営チームでは数ヶ月前から週次でミーティングを行い、各種事項を協議して決定していますが、そのためにそれなりの時間を費やしていました。そこで、私たちはMiroを活用し、以下のようなテンプレートを用意しました。

  • 運営のタイムライン
  • 当日のタイムライン
  • チームビルディング
  • レトロ

Miroのテンプレート

これにより、開催までの準備を効率化し、ノウハウを型化することで時間を減らし、下記のパフォーマンス改善テーマのための取り組みなどによりフォーカス出来るようになりました。

さらに、パフォーマンス改善活動に取り組みやすいように、以下のような準備をしました。

  • 日々の活動の中で課題感があるプロダクトの画面や、改善したいと思っている箇所をリストアップ
  • そのリストをもとにパフォーマンス改善候補リストを作成
  • DatadogのDashboardを用いて具体的な改善箇所を可視化

これらの準備はパフォーマンスギルドと協業して準備をしました。

atama plusにはこのような特定技術領域や、エンジニアが関係する特定テーマについて、そのテーマに興味関心のある有志がチーム横断で集まる組織体がいくつもあり、これらはギルドと呼ばれています。この他にも、atama plusには様々なギルドが存在しています。興味がありましたら以下の記事をご覧ください。

https://zenn.dev/atamaplus/articles/35cdbf590cee4f

ハッカソン当日の様子🌧️

当日は台風が接近し、初めてオンラインでの開催となりました。参加者はリモートで参加し、それぞれのプロジェクトに取り組みました。
オンラインになったにもかかわらず、運営もスムーズに進行し、参加者も自律的にプロジェクトを進めてくれてとても嬉しかったです。
ただ、懇親会がなくなってしまったので、皆でワイワイできなかったのは少し残念でした😢。

発表・審査もオンライン上(Google Meet)で行いました。

オンラインでの審査の様子

発表内容の紹介📢

参加者たちは多様なプロジェクトを発表しました。その中からいくつかをご紹介します。

それぞれのプロジェクトは、記事が1本書けるほど深掘りされた内容ばかりで、この記事の中で簡単に詳細に説明するのは非常に難しいほどです。傾向としては、新しい機能や技術を取り入れた改善プロジェクトや、社内の課題やニーズに応えるプロジェクトが多く見受けられました。
さらに、一部のプロジェクトは即座に本番環境や実運用に乗せられそうなクオリティでした。その意気込みと成果には驚かされるばかりでした。

  • パフォーマンス改善
    • Angularプロジェクトをzoneless化し、サクサク動作するよう最適化
    • atama+アプリの宿題作成機能の高速化
    • 既存コンポーネントにvirtual scrollを導入し、パフォーマンス向上
  • フリーテーマ
    • 社内の文字起こしツールを汎用的に利用できるよう改良
    • atama+アプリにオンボーディングツールを導入し、新規ユーザーの体験を改善
    • Copilotに特定の技術的な移行作業を任せられるか検討

このように、各プロジェクトは多様性に富み、大変実りあるハッカソンとなりました。次回がますます楽しみですね😊。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

最後に

現在atama plusでは多くの職種で採用を行なっております。
新しいサービスも立ち上がっているので一緒に盛り上げてくれる方、ハッカソン楽しそうだなと思った方、ぜひお話ししましょう!
https://herp.careers/v1/atamaplus

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