一万円の「ThinkPad X260」のメモリと液晶パネルを交換した話
以前、購入した一万円の「ThinkPad X260」のメモリと液晶パネルを交換してみました。
どちらもすんなりと交換できて、かなり快適に使えています。
過去記事はこちら。
一万円で中古のThinkPad X260を買った話https://zenn.dev/akibaburari/articles/458c912a483e3f
一万円の「ThinkPad X260」をカスタマイズ! UbuntuよりもLinux Mintと相性がいい https://zenn.dev/akibaburari/articles/ce75cc6a3a1075
メモリを8GBに交換
もともと入っていたのは4GBでした。4GBでもOSがLinux Mint 21.1なので、かなりスムーズに動作します。このまま使っていても不便を感じることがないようでしたが、今後のことを考慮して8GBに交換しました。
メモリはAmazonで購入しました。
新品だと2,990円 (税込)かかりますが、中古なら2500円くらいです。
今回はたまたまAmazonアウトレッドで2500円くらいのが販売されていたので、それを購入しました。
メモリの交換方法について
交換作業は難しくありません。
1. バッテリーを外して裏蓋を開ける。
2. 古いメモリを外して新しいものをつける。
古いメモリをはずすときは、ちょっと浮かせて引き出すとスムーズに外れます。メモリをはめるときはカチッと音がするまでしっかりとはめこみます。
液晶パネルを交換
もともとHD画質のTFT液晶が搭載されていました。古いタイプのTFTなので、視野角が狭く、細かい文字もギザギザになります。
そこで、今後のことを考えてフルHDのIPS液晶に交換することにしました。
液晶パネルはAmazonで購入しました。
YouTube動画で知ったのですが、純正のものは配線の接続方法が異なっているそうで、X240のものを代用するのがベストのようです。
価格が8,999円とそれほど高くなかったので、すぐ購入しました。
なお、商品は予定よりもかなり早くとどきました。
液晶フィルム(細かい傷あり)が取り付けられた状態ですが、はがすとキレイな新品の状態になります。
液晶パネルの交換方法について
交換方法はそれほど難しくありません。
1. バッテリーを取り外す。
2. 液晶の枠を取り外す
3. 古いパネルを取り外し、新しいものを取り付ける。
本来はBiosで電源を切ったり、裏蓋を取り外してモニターの電源を物理的に外すといった作業が必要でしたが、面倒なのでしませんでした。一応、裏蓋は外してみたのですが、モニターの配線がどこにあるのか分からず断念し、あきらめてそのまま作業しました。特に問題なかったです。
液晶の枠は、本体とのすき間にダイソーで買った工具「スクレーパー」を差し込んで取り外しました。浮き上がらせて取り外すとかなり簡単に取り外せます。取り付ける方が難しいかもしれません。
液晶パネルは古いものを取り外して一度裏返しにします。すると、下の方に接続端子が見えるので、それをいったん取り外します。接続端子は金具で覆われるように固定されていましたが、マイナスドライバーで少し押して上げるだけで簡単に外れました。固定用のシールはついていましたが、手ですぐにはずれました。ピンセットなどは使いませんでした。
強化されたスペック
購入した状態からスペックが大幅に向上しました。
ディスプレイ HD TFT液晶 →フルHD IPS液晶へ
メモリ 4GB DDR4 → 8GB DDR4へ
ストレージ HDD 300GB → SSD 128GBへ
OS なしの状態 → Linux Mint 21.1へ
これでかなり快適に使えるようになりました。
今後、いろいろなことに活用できそうです。
ゲームプレイの様子
Steam LinkをインストールしてPCゲームをプレイしてみました。
インストールはflatpak経由で簡単にできます。
flatpak install flathub com.valvesoftware.SteamLink
ゲームの動作は非常に快適で、メインPCが近くにあれば通信が途切れることもありません。少し離れた部屋でプレイすると通信が途切れるかもしれませんが、今のところ快適にプレイできています。
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