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一万円で中古のThinkPad X260を買った話

2023/01/24に公開

1月にはいって早々、楽天市場のジャンクワールドでレノボ「ThinkPad X260」を見つけました。価格はなんと「11,650円」。しかも第6世代のインテルCore i5プロセッサを搭載。以前からLinux用のノートPCを探していたので、すぐに購入を決断しました。

Chromebookで気づいたLinuxの便利さ

ThinkPad X260」を購入する前は「HP Chromebook 14a」を使っていました。もともとは外出用に購入したものでしたが、自宅で使ってみると、かなり便利で頻繁に使うようになりました。

特にプログラム関係のファイルは、メインのWindowsパソコンに入れると、ごちゃごちゃになり、ストレージ容量もどんどん増えていくので、全部Chromebook側に保存しておくようにしていました。

ChromebookのLinuxはけっこう便利で、バックアップ機能初期化機能が使えます。誤って変なプログラムをインストールしても簡単に元に戻せるのが便利です。

また、ChromebookのLinux (Debian) は、純粋なLinuxと同じ仕様で、プログラム環境なども問題なくインストールできました。

安価な価格で販売されていますが、プログラミングにおいては、Chromebookはかなり「優秀」なデバイスであると思います。

Chromebookの限界

ただし、自分の持っている「HP Chromebook 14a」では負荷の高い作業は少々問題があります。

将来的にAndroid Studioなども使っていきたいので、ある程度パワフルに動作し、ストレージ容量に余裕のある機種が必要でした。

そこで、Chromebookの中でインテル Core iプロセッサを搭載したパワフルな機種がないか色々と探してみましたが、価格が10万円前後の高価なものが大半でした。

安くても6万円ほどで、これなら普通にWindowsのノートPCが買えるぐらいの価格です。

そういうわけでハイスペックなChromebookをあきらめ、中古のWindowsノートPCにLinuxを入れることにしました。

そもそもChromebookで気に入っていたのは、Androidではなく、Linuxの方です。最初から操作なしでLinuxが起動出来た方が便利であることは言うまでもありません(※ChromebookのLinuxは手動で起動させる必要があります)。

なぜThinkPad X260なのか?

最初に目をつけたのがThinkPad X280です。第8世代のインテルCore iプロセッサを搭載しており、将来Windows 11 OSを使うことになっても対応できると考えました。

しかし、ThinkPad X280 はそれ以前のThinkPad Xシリーズと比較すると、少し価格が高めです。それにLinuxをメインで使うなら、第6世代のインテルCore iプロセッサで十分です。

それで結局、ThinkPad X260にしました。

交換パーツが豊富

ThinkPad Xシリーズにしたのはもう一つ理由があります。

それはご存知の通り「交換パーツが豊富」に用意されているからです。

Amazonで調べてみると、

  • バッテリー: 5千円程度

  • 液晶モニター: 1万円程度(フルHDのIPS)

  • メモリー: 8GBで3千円前後、16GBで6千円前後

で購入できます。

もともといろいろと改造して遊びたいという気持ちもあり、その点でもThinkPad Xシリーズが最適であるように思えました。

それに経験上、LinuxはOSを変えたりして長期間同じ機種を使い続ける傾向があります。古い機種でもパーツを交換して「長期間の使用に耐えられる」という点でもThinkPad Xシリーズが最適でした。

一万円のThinkPad X260を見つける

冒頭に書いたように、楽天市場の「ジャンクワールド」で偶然、激安の「ThinkPad X260」を見つけました。

今回初めて知りましたが、ジャンクワードルドは1月に「新春初売大セール」というのを開催し、通常価格から半額50%OFFで、しかも送料無料という、とんでもない大セールを開催しているそうです。

同じThinkPad X260の中古モデルが超激安で多数販売されていましたが、自分が選んだのは、「OSなし」の第6Core i5搭載モデルです。OSが入っていない方がLinux用には便利だからです。

スペックは以下の通りです。

購入した「ThinkPad X260」のスペック

  • ディスプレイ 12.5インチ、解像度1366×768ドットのHD液晶

  • プロセッサ Core i5 6300U 2.40GHz

  • GPU インテル HD グラフィックス 520

  • RAM(メモリ) 4GB

  • ストレージ 300GB SATA 2.5インチHDD

  • バッテリー フル充電で約8時間

  • カメラ Webカメラあり

  • ワイヤレス通信 Wi-Fi、Bluetooth

  • インターフェース USB Type-A ×3 (2つがUSB3.0)、HDMI、Mini-Display Port、オーディオジャック

  • OS なし

  • サイズ 305×208.5×20.3mm(幅×奥行き×高さ)

  • 重量 1.3kg

  • カラー ブラック

無事に商品が到着 動作も良好

注文してから約3日ぐらいですぐ到着しました。

開封して本体を見ると、思っていたよりもキレイで驚きました。

キーボードは交換する必要なさそうです。

しかもバッテリーも8時間ほど持ちます。

HDDも問題ありませんでしたが、すでにLinux OSの入ったSSDを持っていたので、すぐに交換しました。

今のところ、問題なく動作しています。

Linuxだと4GBメモリでも十分にサクサク動作します。

※次回以降、購入したThinkPad X260について書いていきます。

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