AWS Certified Advanced Networking - Specialty(ANS-C01) 合格体験記
この記事は Agent Grow Advent Calendar 2025 の記事です。
はじめに
2025年11月にAWS Certified Advanced Networking - Specialty(ANS-C01)に合格しました。
2025年6月にSCS-C02に合格し、次の専門知識に挑戦しようと思い、
機械学習とネットワークが残っており、前者は業務経験がほぼないこともあり、個人的にかなり苦手分野だったため、ネットワークの資格に挑戦しました。
同試験を受ける方の参考になればと思い、記事を作成しました。少しでも参考になれば幸いです。
過去にも合格体験記の記事を作ってますのでよかったら巻末のリンクよりご確認ください。
勉強方法について
早速ですが、勉強方法について紹介します。
結論から言うと、CloudLicenseをやりまくります。(いつもの)
CloudLicense
AWS資格対策ではお馴染みのCloudLicenseです。
2025/11/10時点でANS-C01は280問(7問が40セット)あります。
※#1~#10は旧試験向けのものだったので一切やりませんでした。
専門知識の資格ということもあり、やっぱり問題数が多いですねぇ。
毎日30問やったとしても9日と少しかかります。
なので、受験日から逆算してどのくらいのペースで問題をやっていく必要があるか計画をしっかり立てましょう。
試験を受ける方の実力にもよってきますが、
私は平日に1h、土日は2-3h程度を3か月かけて、
全部の問題を4周以上、AWS試験モードは7-8回くらいやりました。
最初は正解したけど再度やったら間違えたみたいなこともよくあったので、
何回も数をこなして、解説を理解して、必要に応じては追加で調べる。
というのをひたすら繰り返しました。
最終的には、AWS試験モードで安定して90%以上正解できるまでやりこみました。
個人的な好みもあると思いますが、ANS-C01は似たような問題が多く、内容理解に結構苦戦したので、早めに取り組むのをおすすめします。
SkillBuilder
次は、SkillBuilderのサンプル問題になります。
ANS-C01のサンプル問題は、CloudLicenseと類似した問題が多かったです。
ちゃんとCloudLicenseをこなしているのであれば、試験1週間前に1-2回やる程度でよいと思います。
その他
ここからは問題を解くときの方法について紹介します。
問題文の冒頭1文は読まない
完全に読み捨てるということではないですが、ほぼ読まないです。
というのも、問題の冒頭1文は問題背景などで読む必要がないようなものもあります。例えば、、、
- A社の企業拡大のためパートナー企業と契約を結ぶことになりました。
- オンプレミス環境で構築しているHW機器がリプレースを迎えるためAWS環境へ移行することになりました。
- 企業のwebサービスはAWS環境で構築されており業務上で非常に重要なアプリケーションが稼働しています。
もちろん全部読むのがベストですが、試験当日は時間との勝負です。
問題文後半を読んでいけば自ずとわかってくる可能性が高く、回答を選ぶときの要素にもなりにくいです。「ふ~ん」くらいでよいです。(個人的な偏見①)
問題文の最初の1文は読まずに他のところに時間をかけることを意識します。
求められる要望から使えそうな構成をイメージする
AWS試験を受けてきた人なら当たり前かもしれないですね。
AWS試験に出てくるような問題で困っているお客様はだいたいこんな方が多いです。(個人的な偏見②)
- 構成を高可用性にしたいよー
- AWSコスト、運用保守コストを下げたいよー
- 社内セキュリティ的に通信を暗号化したいよー
上記のような要望から使えそうな構成を予めインプットしておくと問題を解くスピードがけっこう変わります。ANS-C01に限って言えば以下のようなイメージです。
-
予算はかかっていいからオンプレとAWSで高可用性のある構成にしたいよ。
- DirectConnectとTGWの構成かな~
-
オンプレとAWSでDNS疎通がお互いできるような構成にしたいよ。
- ホストゾーン、インバウンド/アウトバウンドエンドポイント使うかな~
-
オンプレとAWS環境で通信したいけどCIDRがかぶってるよ。
- NLBやPrivateエンドポイントかなぁ~
などなど色々なパターンがあるのでここでは全部紹介しきれないですが、
ある程度構成を理解しておくだけで回答を絞りやすくなります。
このように問題パターンや事例を理解するためにもとにかく問題を解きましょう!
参考書を読んでインプットするのも大事ですが、
個人的には問題を解いて自分の理解が弱い部分を見極めて学習するのが効率よいと思ってます。
試験予約
続いては試験予約関連です。今回、テストセンター(ピアソンVUE)で受験しました。
自宅でオンラインで受けることもできるのですが、個人的にはテストセンター派なので今回もテストセンターで受験。
過去の記事でも何度も書いているのでこの辺りは割愛。
試験
続いては試験についてです。
CloudLicenseとほぼ同じような問題が3割、類似問題が6割ほど、初見が1割程度といった感じでした。
本番の問題もCloudLicenseと同じくらいの文章量でした。
CloudLicenseをしっかりこなして内容を理解できていれば、合格率がかなり上げられます!!
試験時間の配分ですが、下記のような配分でした。
- 問題を1通り解く:60分
- 一気に問題を解いて疲れたので小休止:10分
- 見直し:50分
ちゃんと試験対策していたこともあり、試験時間は余裕でした。
各問題の文章量が多いので、試験対策なしだと180分あっても時間は足りなくなりそうです、、、何より途中で集中力が切れてガス欠しちゃいます。笑
技術面だけでなく、時間配分も気にしましょう!
そこについては、CloudLicenseのAWS試験モードを余裕をもってやれていれば問題ないと思います。
結果
試験スコア872点で合格でした!!
けっこう手応えあったので多少余裕をもって合格できてよかったです!
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。同試験を受ける方の参考になれば幸いです。
そろそろ未経験分野である、AIや機械学習系の資格にチャレンジできればと思っております。
参考
AWS Certified Security - Specialty(SCS-C02) 合格体験記
AWS Certified Data Engineer - Associate (DEA-C01) 合格体験記
AWS Certified DevOps Engineer - Professional (DOP-C02) 合格体験記
AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP-C02) 合格体験記【Agent Grow Advent Calendar 2024:7日目】
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