AWS Certified Data Engineer - Associate (DEA-C01) 合格体験記
はじめに
2025年2月にAWS Certified Data Engineer - Associate (DEA-C01)に合格しました。
DOP-C02の勉強で使ったCloudTechの期限が3週間ほど余り、このまま期限切れになるのはもったいないかなーと思ったのがきっかけです。あまりにも動機が不純ですね、、、笑
DOP-C02については、下記に記載しておりますので、よければご覧ください。
まだ取ってないAWS資格で短期間で取得できそうなものを探していたところ、DEA-C01ならなんとかなりそう、、、?と思い、挑戦した次第です。(決してDEA-C01を甘く見てるわけではありません!)
本記事では、DEA-C01取得に向けて行った勉強法などを紹介します。
本記事では、試験概要や出題されるサービスの深堀などはしておりません。予めご了承ください。
勉強方法について
早速ですが、勉強方法について紹介します。
結論から言うと、CloudTechをやりまくります。
CloudTech
AWS資格対策ではお馴染みのCloudTechです。DEA-C01は約80問あります。
ほかのAWS資格に比べたら問題数は少ないので、短期間でもやりきれる量だと思います。
対策問題数が少ない=試験範囲はかなり狭い とも考えられます!
また、SAPやDOPなどプロフェッショナル級の問題に比べると問題文も選択肢も短いので、簡単に感じます。(簡単に感じるだけで解けるとは言っていません。)
個人的にあまり触れたことないサービスが多かったので最初は苦戦しましたが、プロフェッショナル級の資格勉強後だとかなりボリュームは少なく感じました。
最終的には、ランダム出題モードで95%以上正解できるまでやりこみました。
SkillBuilder
次は、SkillBuilderのサンプル問題になります。
CloudTechとは一味違った問題があるので、ぜひやっておきましょう。
私の場合は2回ほどやった程度で、そこまでやりこみはしませんでした。
ChatGPT
勉強方法と言われると微妙なラインな気もしますが、今回とても助かった相方がいるので紹介します。ChatGPTです!笑
個人的にあまりデータ分析関係のサービスを触れたり、案件で携わった経験がなく、問題の解説を読んでも理解できない箇所が多かったです。
そんなとき、ChatGPTをよく利用しました。
使い方はシンプルです。問題を解いたり、解説を読んでわからない単語が出たら、「~~~ってなに?初心者向けに教えて」とChatGPTに聞きます。
質問(初心者向けに教えて)
AWS Glue studio,ワークフロー,detacatalog,databrewの概要、機能、代表的なユースケースを初心者向けに教えて。
回答
もちろんです。AWS Glueの関連サービスについて、初心者向けにわかりやすく説明します。
AWS Glue Studio
- 概要: Glue Studioは、ETL(抽出、変換、ロード)ジョブを視覚的に作成して管理するためのツールです。
- 機能: コードを書くことなく、ドラッグアンドドロップでデータ処理のフローを設計できます。
- 代表的なユースケース: データを様々な形式に変換するETLパイプラインの簡単なデザイン・デプロイ。
- 違い: 主に、視覚的なインターフェースで使いやすさを重視しています。開発者ではない人もデータ処理を行いやすくすることが目的です。
AWS Glueワークフロー
- 概要: ワークフローは、複数のデータ処理ジョブを自動化し、管理するための機能です。
- 機能: 複数のジョブやトリガーを組み合わせ、プロセス全体を流れるように実行できます。
- 代表的なユースケース: 定期的なデータ処理や複雑なデータ連携を管理する際に利用されます。
- 違い: ワークフロー全体を自動化し、効率的に管理することにより、複数のジョブを連携させて一連の処理を行えます。
AWS Glueデータカタログ
- 概要: データカタログは、データのメタデータを管理するためのリポジトリです。
- 機能: テーブルの構造や属性情報を管理し、簡単に検索・アクセスできるようにします。
- 代表的なユースケース: データ資産の一元管理と、データの発見を効率化するために使用されます。
- 違い: メタデータを管理し、他のAWSサービスと連携してデータへのアクセスを簡単にします。
AWS Glue DataBrew
- 概要: DataBrewは、データのクレンジングと変換をコードなしで行えるツールです。
- 機能: 視覚的なインターフェースを使用してデータの前処理を行い、品質を向上させることができます。
- 代表的なユースケース: データに問題がある場合のクレンジング、変換、準備作業を迅速に行う際に使われます。
- 違い: コードなしでデータを処理でき、データ科学者やアナリストが簡単にデータの準備を整えられるのが特徴です。
これらのサービスは、データの統合、管理、変換を効率化し、分析をサポートするために提供されています。それぞれ異なるフェーズや目的に特化しており、データワークフローの構築に役立ちます。
さすがAI!いい感じに回答してくれますね。
ただ、箇条書きで回答が返されるだけで、読みにくいなー、、、となってしまいました。
そういった場合、問い方を少し変えるだけでけっこう変わります。1つ例を上げます。
質問(表でまとめて)
AWS Glue studio,ワークフロー,detacatalog,databrewの概要、機能、代表的なユースケース、違いを表で説明して。
回答2
以下は、AWS Glue Studio、ワークフロー、データカタログ、DataBrewの概要、機能、代表的なユースケース、違いをまとめた表です。
サービス名 | 概要 | 機能 | 代表的なユースケース | 違い |
---|---|---|---|---|
AWS Glue Studio | データ処理ジョブ(ETLジョブ)を視覚的に作成・管理するツール。 | コードレスでデータ変換をドラッグ&ドロップで設計。 | ETLパイプラインの迅速なデザインとデプロイ。 | ビジュアルインターフェースで使いやすさを重視、非開発者向け。 |
AWS Glueワークフロー | 複数のデータ処理ジョブを連携させて、自動化されたフローを構築・管理する機能。 | ジョブやトリガーを組み合わせてプロセス全体を管理。 | 定期的なデータ処理のスケジューリングと自動実行。 | プロセスの自動化により、効率的なジョブ管理と連携が可能。 |
AWS Glueデータカタログ | データのメタデータを管理するリポジトリ。 | テーブル構造や属性情報の管理、検索・アクセスを容易に。 | データ資産の一元管理と効率的な検索。 | メタデータ管理を通じて、他のAWSサービスとデータアクセスを簡易化。 |
AWS Glue DataBrew | データのクレンジングと変換をコードなしで行うツール。 | 視覚的インターフェースによるデータ品質向上と変換。 | データクレンジングや前処理の迅速な実行。 | コード不要でデータ科学者やアナリストが簡単にデータ準備。 |
これらのサービスは、それぞれ異なる目的やフェーズに特化しており、AWS Glueを利用する際のデータ統合、管理、変換を効率化します。
最終的には個人的な好みの部分かもしれないですが、後者の方が読みやすいですかね、、、!
試験
続いては、試験についてです。
CloudTechとほぼ同じような問題が2割、類似問題が6割ほど、初見が2割程度といった感じでした。
本番の問題も試験対策問題と同じくらいの文章量でした。あくまでにアソシエイト級の資格なので、プロフェッショナル級に比べれば難易度は低いですね。
少し気になった点として、ACM証明書やS3バケットのバージョニングなど、DEAの試験範囲なのか?と思うような問題も出題されました。
ただ、そこまで深い内容の問題ではなかったので、SAAなど他のAWS資格を持っている人やサービスを触ったことある人なら回答できるレベルだと思います。
結果
試験スコア773点で合格でした!!けっこう自信あったのですが、思ってたより点数取れていなかったです、、、
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。DEA-C01を受ける方の参考になれば幸いです。
次は専門資格系のAWS資格にチャレンジできればと思っております。
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