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2022年の振り返り | 起死回生

2023/01/10に公開約5,400字

来期から採用に本腰を入れるので、私自身及び会社の近況報告や最近の取り組みについて書かせていただきます。(これから定期的に書きます)

はじめに

和平の創業から3期目を迎えました。1期目で営利8億円を手に入れる博打に負け、死神への挨拶から始まった2022年でしたが、なんとか起死回生を果たそうです。未だに死神とは腐れ縁です。
学生時代に惚れた世界平和という甘言に酔いしれ、スタンスだけでも示すために「和平(ホピン)」を社名にしていましたが、内省と実践を高速回転できる環境に恵まれたことで自分探しの旅に終止符を打つこともできました。

志の如何を問う最後の審判で「私は◯◯に執着してしまう人間らしいので、◯◯をより良くしよう」という慣性の極大化としての志を選択し、ようやく私は私自身の旗を掲げられました。
そして、いずれもPoCの域を脱していませんが「データを活用したソーシャルビジネスの共創」を事業領域に、マルチプロダクトを開発しています。

2023年は、以前の100分の1のコストで検証できるチームがあり、5倍以上のキャッシュで勝負を仕掛けることを期待できるので、とても楽しみです。

謝辞

ご多忙の皆さんが最後までお読みになることはないと思いますので、ここで感謝を伝えさせてください。

相談や取引、応援、談笑してくださった方々、本当にありがとうございます。決して私だけの力で人生や会社が成立していないことを痛感させてくれた1年でした。
早ければ来年に、数々の失敗談と成果を手土産にお話させてください。

最近の取り組み

ほぼ「データを活用したソーシャルビジネスの共創」に包含されます。あえて違う表現をするなら、事業者と連携して社会課題の解決をDXで加速中です。

例えば、下記のようなプロダクトを開発しています。(ホームページは突貫工事で作って放置しています、今期で改修予定です。)

01. 仕事でメンタルヘルス不調を起こす問題を解決しながら、生産性向上を両立するPM Assistant Plugin


ブラック企業から転換を図るパートナーと連携して、厳格な管理体制を招くことで、パワハラや鬱、生産性低下が生じてしまう状況の改善を目指しています。API連携だけで導入でき、マネージャーレスでマネジメントを実現できるチームの管理・配置を最適化できるチームアッププラットフォームを開発しています。
この事業領域は夥しい数の競合がいるので隙間を縫う意味でpluginと表現していますが、紙芝居とMVPで営業してきた所感は「参入角度は大筋正しく、惜しいところまで来ているのではないか」です。適宜オフショア開発を活用しながら、私自身もバックエンドを担い開発を進めています。

02. 市民活動の共助をパーミッションレスに可視化し、インパクトストーリーを紡ぐプラットフォーム


ボランティアの善意による活動量と発信量の不均衡さを解消(=共助の可視化)して、共助を循環させることを目指しています。営利企業と比べてコア機能の縮小を迫られ、数字を扱うことが困難な市民団体では、剛ではなく柔の(アメーバのような)ソリューションが必要ではないか、と思っています。「なぜボランティアでクチコミが広がらないのか」をKey Questionに検討・検証を重ね、主要SNSとAPI連携の元、所属している市民活動のソーシャルグラフ生成をエントリーにリリースする予定です。
あくまで私の趣味なのでひとりで設計・開発を進めてきましたが、協力してくれる旧友や類似事業立ち上げに絡むかもしれない旨を小耳に挟んでいるので、事業化に挑戦していきます。

03. 温室効果ガスの排出・削減量をリアルタイムで可視化して、脱炭素でブランディング


ESGの号令で脱炭素へと舵を切り始めた現代で、5年以上前からゼロカーボンサービスを提供していた関東の企業と実証実験を行う予定です。OCRで帳票から抽出したデータを用いて動的なWebサイトを開発します。
以降は私見です。脱炭素は「私たちの家が汚れているから掃除しよう(更に、清潔感を保ち続けられる仕組みを作ろう)」というイデオロギーだと解釈できます。これに合意するかは、各人の被害性と清潔感に依存するわけですが、"家"の便益を著しく損ねることになれば家主が怒り、信賞必罰を敢行します。私はこの文脈で、炭素税やカーボンクレジット、ベーシックインカム、成長の限界が語ることができ、本プロダクトは「掃除しましょう」というイニシアチブを拡張するものだと考えています。

04. 運命の出会いを果たすまでの軌跡を可視化し、マッチングアルゴリズムの裏にある偶然を浮かび上がらせる


引用:https://i.gzn.jp/img/2022/10/09/google-maps-location/02_m.png

マッチングアプリが人権を獲得し始めたことで、アルゴリズムを仲人にするお見合いが増加しています。最近の結婚式では「AIの導きにより…」と紹介されるそうですが、出会うまでの歴史が簡略化され味気なくなっているのではないのか、ここに1つスパイスを加えようという試みです。営業も設計も未着手です。この案は、友達と比叡山延暦寺の初詣へ訪れた際に、「交際相手と出会う前にすれ違った回数」をGoogleマップの位置情報履歴から求めた結果とは?を紹介して、弾みで生まれました。私の言葉で説明するのも野暮なので、元記事を読んでいただければ幸いです。

他にも、ご縁に恵まれたお陰で、幾つかのプロジェクトに携わらせていただいています。代表例を紹介します。

  • リスキリングで転機をつくる:工場で働いていた方などのWebエンジニアへのキャリアチェンジを併走しています。彼らと上述のプロダクトを開発できる未来が楽しみです。また、幼児教育のDX推進に参画いただくことで女性のリスキリングを行い、再就職を支援するプロジェクトも岐阜のNPOとさせていただきました。
  • 衛生データ利活用の推進:超短期で恐縮ですがJAXAベンチャーで自治体DXのビジネスデザインを務めていたお陰で、経産省の元、開発された衛生データプラットフォームの活用推進に参画予定です。超刺激的です。
  • ウクライナ避難民の支援:3年前にウクライナ出身の方とシェアハウスしていた経緯から活動を始め、3世帯5名の来日・生活・就労・離日の支援を実施しています。学生時代の同期や後輩達が手伝ってくれているお陰で、最低限の生活基盤を整備できました。本当にありがとう。ここからが難所ですね、頑張りましょう。
  • 野外・社会教育系NPOのDXを推進する:学生時代のリベンジ戦かつリフレッシュで始めた週末ボランティアで「大学生が推進する野外活動による子どもを中心とした社会教育」に魅了され、あの手この手でアプローチし続けています。現状は定義した事業ブランドを戦略や施策に落とし込むフェーズで全く人手が足りていません。ご興味あれば是非に。

結局、お前は何がしたいん。

上記を発案しては、共同創業者の相方に巻き込み事故を起こし、仕掛け続けるのは筆舌し難い刺激があります。この刺激は、ただ面白いからだけでなく、確かに私が目指すところに向かっているという実感あってのものです。

私の分身である和平は、データを活用したソーシャルビジネスを共創することで、社会の副作用を予防し、誰もが勝手に生きても許し合える世界をつくることを志向する器です。㊗️迷える子羊卒業

幼少期に形成された自我からビジョンやミッションを抽出

誰もが勝手に生きても許し合えるために、各人の勝手な生き方から生じる迷惑を小さくすることが肝だと考え、それを副作用の予防と表現しています。なので、ミッションは社会の副作用の予防です。
これは、誓約の制約で規格外の力を手に入れて爆速で推進する起業家を横目に、どのような変化もリスクを検討して二の足を踏む狂ったコンパスを持っている私自身の葛藤を最大化できる唯一無二の道標になりそうです。

まだ、明確なKGIはありません。ただ、妙にしっくりきています。相方の紹介で超長期投資を行うVCの皆さまに併走いただいた数ヶ月が結実し、私の生きる意味ができました。本当にありがとうございます。

現代の屋台骨

上記すべての屋台骨が、SDGs推進を旗印に掲げる企業の皆さまと共同創業した株式会社RIZEです。私たちの開発力と関係者の営業力を融合させることで、数え切れない程の事業機会と巡り合わせていただいています。死神と肩を組んで付き合えるようになりました。機会を恵んでいただき、ありがとうございます。

和平とRIZEは両社ともにIT業界であるが故に、境目は限りなくゼロに近いのが現状ですが、気にせず事業を作り込んでいます。今は気にしてる余裕ない

最近の課題

デザインの境地に至れるか

手触り感のあるビジョンやミッション、ドメインを定義できたお陰で、私は初めてプロセスそのものを楽しめるようになりました。ただ、それが故に(?)飽き性を肥大化させ、ひとつひとつのプロジェクトの成果に拘り切ることが難しくなってきたと感じています。昔より遥かに重箱の隅を突かれることが多くなりました。

未経験の空中戦を制せるか

対面営業の地上戦の経験値は貯まってきたのですが「まーけてぃんぐ」「ぶらんでぃんぐ」などは未知数です。運用が本格化した頃にProduct-Led Growthを実現するのは難関です。

ボトルネックになりかねない課題なのですが、前期の反省もあり、今期は軽々しく採用できないのであの手この手で内製化しながら来期の採用に向けて準備します。いや、圧倒的にキャッシュが足りひん。ほんまに8億円降ってこうへんか。

最近の所感

最近、似た経歴を持つ後輩と飲むと決まって純度の話になりますが、私は可逆化する世界では「肉を切らせて骨を断つ」が純度を保つための要所であり、追々肉を回収すれば良いのではないかと考えています。

私自身の近況報告

  • いつも行きつけのお店に連れて行っていただく方のお陰で、後輩に奢るだけでなく所縁あるお店に連れて行く喜びを感じました。
  • 所属するコミュニティが増え、後輩が増えました。支出と収入のバランスの悪さに頭を抱えています。
  • 初めて音楽ライブに行きました。Uverworldはすごく格好よかったです。2023年を締め括る記事のタイトルはQ.E.Dからの引用で「俺はお前と同じ場所に立ってた」にしようと決めました。
  • 株主の方に、韓国に連れて行っていただきました。旅費はおんぶに抱っこでお小遣いやお土産までいただき、高級ホテルやカジノのホスピタリティに感銘を受けました。日本でのIRの可能性を感じた2日でした。脳汁中毒のお金持ちの顔も忘れられません
  • これまではPython一辺倒でしたが、Typescriptを学びました。UIよりUXやコーディングが好きです。師匠はChat-GPT。
  • 圧倒的に時間が足りなくなってきました。自分でやれることの限界があり、脳内は"Cash is king"で支配されています。

全然会えていない旧友向けにあれこれ書こうと思っていましたが、めんどくさくなったので止めます。本当に充実した1年でした。またお会いましょう。

さいごに

意味を問い続けながら探索した昨年でしたが、今年は創作物で論を示し、詩を読む1年にします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。壁打ちでも質疑応答でも何でもご興味あれば、ご連絡いただけると幸いです。

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