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Publicationの使い方

2022/08/22に公開
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Publicationとは

Publicationとは、個人または組織が、一貫性のあるテーマについての記事をまとめて投稿することができる機能です。例えば以下のような使い方を想定しています。

  • 会社のTech Blogとして、自社サービスの開発に関連した記事を複数人で投稿したい
  • 個人やグループで1つのテーマに対して継続的に記事を投稿し、まとまりを作りたい

詳しくはこちら(リリースノート)

Publicationのプラン

Publicationには、無料でご利用いただけるFreeプランと、Freeプランの機能を拡張したProプラン(有料プラン)があります。

以下、本ページではFreeプランの範囲の機能について説明します。

Proプランの機能については、Publication Proの使い方をご覧ください。

Publicationの主な機能

Publicationのトップページが生成される

Publicationを作成すると、専用のトップページ(https://zenn.dev/p/<publication_name>)が生成されます。このページには、Publicationの紹介文やリンクを配置したり、カバー画像を設定したりすることができ、投稿された記事の一覧が表示されます。

Publicationにユーザーが記事を投稿できる

Publicationのメンバーは、Publicationに記事を投稿できます。投稿された記事にはPublicationの情報が表示され、記事の下部に固定文言を設定できます。投稿された記事の所有者は著者であり、他のメンバーが編集したりすることはできません。

Publicationのメンバーを管理できる

Publicationにメンバーを招待したり、ロールを設定して権限を管理できます。

Publicationの使い方

Publicationを作成する

Publicationのトップページより申請を行ってください。運営が確認を行い、3営業日以内に申請者のメールアドレスに結果をお知らせします。

Publicationの設定を管理する

オーナーは、Publicationの設定ページから、Publicationに関する設定を行うことができます。

基本設定

Publicationの基本設定として、以下の項目が設定できます。

  • 表示名
  • 説明文
  • Twitter/GitHubのアカウント
  • アイコン画像
  • カバー画像

リンクの設定

Publicationのトップページに表示されるリンクを設定できます。任意のURLとラベルを指定します。


Publicationのトップページの表示例

高度な設定

  • 有料バッジの受付: Publicationに投稿された記事に対して、バッジを受け付けるかどうかを設定できます。
  • 本文下の固定メッセージ: Publicationに投稿された記事の下部に、任意のメッセージを表示できます。これを使うことにより、記事本文を編集することなくPublicationとして発信したい共通のメッセージを表示することができます。例えば、自社プロダクトの紹介や採用メッセージの掲載などにご活用ください。

Publicationのメンバーを管理する

ロール

Publicationのメンバーにはロールが割り当てられます。ロールの用途と権限は以下の通りです。

操作 オーナー メンテナー 投稿者
Publicationの設定を編集
Publicationのメンバーを招待/除外 ✅ (※1)
Publicationのメンバーのロールを変更 ✅ (※1)
Publicationに自分の記事を投稿/紐付け解除
Publicationの自分以外のメンバーの記事を紐付け解除
Publicationの記事一覧のピン留め(Proプランのみ)
PublicationのPRバナーを管理(Proプランのみ)
Publicationから離脱

※1: メンテナーは、オーナーロールの操作はできません。

メンバーを追加する

オーナーやメンテナーは、Publicationのメンバー管理ページから、ZennのユーザーをPublicationのメンバーに招待できます。招待を受け取ったユーザーは、招待メールに記載されたリンクから、招待を承認できます。

メンバーを除外する

オーナーやメンテナーは、Publicationのメンバー管理ページから、メンバーをPublicationから除外できます。ただし、Publicationにオーナーが1人もいなくなるような操作はできません。

除外されたメンバーがPublicationに投稿した記事の紐付けは、そのまま残ります。記事の紐付けを解除する場合は、オーナーが記事の紐付けを解除するより行います。

メンバーのロールを変更する

オーナーやメンテナーは、Publicationのメンバー管理ページから、メンバーのロールを変更できます。ただし、Publicationにオーナーが1人もいなくなるような操作はできません。

脱退する

全てのメンバーは、Publicationのメンバー管理ページから、Publicationを脱退できます。ただし、Publicationにオーナーが1人もいなくなるような操作はできません。

Publicationを脱退した後も、Publicationに投稿した記事の紐付けはそのまま残ります。Publicationから記事の紐付けを解除する場合は、自身の記事の管理ページより、Publicationへの紐付けを解除します。(GitHubデプロイを利用している場合は、frontmatterのpublication_nameの項目を削除します。)

Publicationの記事を管理する

記事を投稿する

Publicationのメンバーは、自身の記事をPublicationに紐付けて投稿できます。

  • zenn.devで記事を管理している場合
    記事の編集ページからPublicationへの紐付けを設定できます。
  • GitHubリポジトリで記事を管理している場合
    記事のMarkdownファイルにて、frontmatterのpublication_nameにPublicationのnameを指定することで紐付けを設定できます。

publication_name は、Publicationの管理ページから確認できます。


Publicationの管理ページ

記事の下書きを共有する

Publicationのメンバーは、Publicationに投稿された下書き状態の記事を閲覧できます。下書きを閲覧するには、Publicationの記事の管理ページから、対象の記事を選択します。

また、記事の投稿者は、記事の編集ページや記事のプレビューページから、閲覧ページのURLを取得できます。このURLをPublicationのメンバーに共有することで、公開前の記事をメンバーに見てもらうことができます。


記事の編集ページの投稿設定ダイアログ


記事のプレビューページ

記事の紐付けを解除する

著者またはオーナー・メンテナーは、Publicationの記事の管理ページから、記事の紐付けを解除できます。

Publicationの削除

Publicationの削除は、以下の注意事項を確認いただいた上で、お問合せフォーム の「Publicationの削除申請」より申請してください。運営が内容を確認し、通常は2~3営業日程度で対応します。

よくある質問

Publicationを開設するため、いままでテックブログとして利用していたユーザーアカウントの記事を、個人のユーザーアカウントに移行したい

記事を別のユーザーに付け替えるには をご覧ください。

ただし、バッジが贈られた記事については、収益の整合性が合わなくなるため移行することができません。

GitHubで編集を提案

Discussion

nuichinuichi

Publication と GitHub での記事管理ワークフローを併用する場合、
Publication における記事の執筆者は何を元に決定されるのでしょうか。
GitHub の PR 作成者の GitHub ユーザー名を Publication のメンバーと紐付けている...という感じでもなさそうなので質問させて頂きました。

Zenn公式Zenn公式

GitHub連携を使ったとしても、記事を投稿するのは個人で、個人が投稿した記事をPublicationに紐付けるという形になります。

こちらもご参照ください。

MahitoMahito

Publication を削除後に同一 publication_name の再取得は可能でしょうか?

Zenn公式Zenn公式

Mahitoさん

再取得の時点で、他のPublicationやUserで同一nameが使用されていなければ可能です。