Webアプリケーション開発でArc(ブラウザ)を使ってみた感想
ArcというブラウザをWebアプリケーション開発で利用してみました。使ってみて便利だったので、機能を紹介しようと思います。
Arcについて
MacとiOSで利用できるWebブラウザです。執筆時点ではWindowsは対応していませんでした。
また、Chromiumを使用しているためChrome拡張も利用できます。
便利だった機能
Splite View
ひとつのウィンドで同時に複数のサイトを開けます。
なので、左半分はChatGPTを常駐させ、右半分ではGithub、localhostなどを開くことができます。
Developer Mode
Developer Toolが使えるのはもちろんですが、ArcのUIを開発者に適した状態にする「Developer Mode」が存在します。Developer Modeを有効化すると、上部にアドレスバーとショートカットボタンが表示されます。
上部にあるショートカットボタンは左から
- URLのコピー
- キャプチャ
- コンソール(Developer Tool)
- Network(Developer Tool)
- Inspect(Dveloper Tool)
となっています。
必要な時にすぐにアクセスできて便利です。キャプチャがとてもお勧めなので次で紹介をします。
Developer Modeの有効化方法
locahostでは自動でDeveloper Modeが有効されます。、それ以外のサイトでは、アドレスバーにある設定ボタンから有効化することができます。1回有効化すると次回そのサイトにアクセスする時にはDeveloper Modeが有効化されます。
ページキャプチャ
ページキャプチャはWebページのキャプチャができる機能です。しかも、キャプチャした画像にテキストを入力したり、ペンで書き込むことができます。
画像を保存するのはもちろん、クリップボードにコピーできるので保存せずともSlackやTwitterへペーストできます。
issueを作る時や、アプリケーションのドキュメントを作る際に重宝しました。
Media
新しく作成した画像や動画が表示されます。ここからドラッグ&ドロップでzennに画像を埋め込こむなどのことができます。特に画像アップロード機能を有するWebアプリケーションの開発ではFinderを開かずに済むので便利でした。
Boost
サイトごとに追加のCSSを設定したり、色を変えたりできるBoostという機能があります。
Webアプリケーションの本番環境ではわかりやすく上にバーを表示することもできます。サイトの表示を確認する時にはBoostをOFFにするこもできます。
Boostの設定方法
アドレスバーのブラシマークから設定できます。
気になること
Notionを開き続けてるとものすごく重くなることが度々ありました。
なので、Notionに関してはArcではなく、デスクトップアプリケーションで開いています。
2023年1月現在でNotionも問題なく利用できてます
使ってみて
多くの機能がWebブラウザで完結してとても便利でした。ショートカットを覚えることでさらに効率的に利用することができました。気になる方はぜひ、Wait listへ登録してみてください
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