今度は泥タブでZennに投稿
以前にChromebookだけでGitHubからZennに投稿の記事を書きました。
しかしその後全然記事を投稿せずに半年ばかり放置しました。
普通にサボってただけですが、強いて理由を挙げるなら意外とCodespacesにいちいちつなぐのがめんどくさかったのかもです。
ということで次は泥タブからの投稿に挑戦です。
しかし前回と同じくCodespacesを使うというのは芸がありません。
他にもUserLAndなんかを使ってLinux環境を作る選択肢もあるようですが、結局ローカル環境作る流れになるのでこれもパス。
参考: Visual Studio Code (VSCode) を UserLAnd で使う
ということで今回Androidアプリ版のVSCodeで完結させます。
(たぶん普通にWEB版VSCodeのガワアプリです)
環境構築手順
今回使うものはこちら。
- まえに作ったやつ(説明略)
- このZenn
- 連携するGitHubのRepo
- VSCodeのAndroidアプリ
- VSCode拡張機能「Zenn Preview for github.dev」
正直VSCodeからRepoに認証通して表示するってだけです。
今回はZenn CLIの代わりにVSCodeの拡張機能を使うため、コンソールを叩く必要もありません。アイコンポチーで記事の新規ファイル作成とプレビューなんかができます。
※この拡張機能は記事作成時点でβ版とのことで注意。
ということで環境構築には特に面白い点はありません。
あとは記事編集からGit反映までアプリ版(実質ブラウザ版)のVSCode上でやれちゃうので本当に書くことがないです。
詰まったところや不便に感じるところ
実質ここからが本題。ほぼ Androidタブレット×物理キーボード の苦労した点です。
英字キーボードの調達に苦労
今回は出先などで記事を書くのが目的のため、以下の条件で物理キーボードを探しました。
- Bluetooth対応
- 薄くて軽い(メンブレン型とかの安いのでおk)
- 英字配列
しかし都内の電器店の実店舗を見てもことごとく日本語配列しかない!
なるべく現物を見て決めたかったですが本当にほぼないです。
一方Amazonで探したら爆速で見つかりました。
英数切り替えのやり方が分からなかった
日本語配列のキーボードでは「かな英数」とか書いてあるキーを押せば一発ですが、英字キーボードの場合は環境ごとに変わります。
今回使用端末のAndroid13のキーボードショートカットを確認すると「検索 + Space」とのこと。
検索キーは一般的なキーボードでいうところのWinキーやCmdキーに相当します。押します。効きません!
最終的に「Shift + Space」で行けるとわかりました。
多分OS側の誤りです。1時間溶かしました。
※「Shift + Space」は正確にはキーボードレイアウトの言語切替で全角半角切り替えではない
全角入力時に半角スペースが打てない
上述の「Shift + Space」はWindowsだと半角スペースを入力するショートカット(?)でした。
そして私はMarkdownの##
や-
を書くときは全角入力のままで
記号部を文字変換で入れる → 「Shift + Space」
という入力をいつもしていました。
これはもう回避不能です。幸いなことにMarkdown記法以外の箇所で困ることはほぼないので、とりあえずMarkdown Shortcutsの拡張を入れました。
-
##
は「Ctrl + M」→「Ctrl + 2」 -
-
は「Ctrl + M」→「Ctrl + u」
といった具合です。
まあ状況に応じて普通に半角入力に切り替えて打ちます。
<追記>
こちらはその後、別の解決策を手に入れました。
- キーマッピングアプリを入れてCaps Lockを全角半角切り替えキーに変更
- キーボードレイアウトを1つだけにする(Shift + Spaceの切り替え先をなくす)
- Shiftキーを押したままSpaceを2連打
でいったん解決できました。
なおキーマッピングアプリは自己責任案件です。
キー入力がたまに効かない
コピペや複数行にわたる削除のときにたまにちゃんと動かなくなります。
あと「Alt + Tab」のタブ切り替えも動かない事が多いです。
この辺はAndroidとWEB版VSCodeのどっちが悪いか謎ですが割り切りポイントです。
VSCode内では適当に文字入力したり全角半角切り替えしたりすればわりと正気に戻るのでご機嫌取りつつやります。
VSCodeのアプリ起動時、いちいちリポジトリを選択しないといけない
これだけキーボード周り以外のこと。
でもなんかこれはそういう設定や拡張がありそうな気もする。
アプリ起動の都度WELCOMEページから最近使ったリポジトリを指定して開くワンステップが発生してます。
まとめ
ということで備忘と練習を兼ねてAndroidタブレットから記事を作成&投稿してみました。
正直記事を書くだけならさしたる不便はないです。
最後にやってみて好印象だった点も載せておきます。
装備が軽くなった
もとのChromebookも重すぎるわけではなかったですが(1.5kgとか)、今回タブレットとキーボードを合わせても800g切るぐらいになりました。
また従来は外出時にさらにポケットWi-Fiが必要でしたが、自宅用スマホで寝かせてたサブのSIMをタブレットに挿せたのでこれも不要になりました。
操作性はほぼ遜色なし
VSCode側もAndroid(+キーボード)側も基本的にWindows(WSL)での操作感とほぼ変わりなしです。
小さい差異は上に書いたの以外にも「Ctrl + Home」で画面最上部まで飛べないとかありますが許容範囲です。
マウスも無くてもそれほど困りません。必要なときはタブレット画面を直接触れば済みます。
絵文字へのアクセスが良くなった
「Alt + .」で絵文字パネルが開けます。
画面内キーボード側でも絵文字パネルがすぐに出せます。
Zennの記事のアイコン絵文字を選ぶのがちょっと楽になるかも。
ファイル追加がやりやすくなった
これはChromebookがローカルストレージを軽視してただけです。
以上、これからはもうちょっと記事を書くように頑張ります。
書きかけのやつも放出したい。
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