Install Docker on CentOS 7
この記事について
本記事は、CentOS 7.x への Docker のインストールについて記載しています。
対象読者
- Docker をインストールしたい方
インストール
基本的に、公式ガイド に記載されている手順通りに進めます。
環境
- OS:CentOS 7.5 (最小限インストール)
OS の最新化
公式ガイド では、CentOS 7 のメンテナンスバージョンのみサポートとの記載があるため、OSバージョンを最新化しておきます。
To install Docker CE, you need a maintained version of CentOS 7. Archived versions aren’t supported or tested.
The centos-extras repository must be enabled. This repository is enabled by default, but if you have disabled it, you need to re-enable it.
The overlay2 storage driver is recommended.
# yum update
# yum upgrade
旧バージョンのアンインストール
古いバージョンの Docker (docker または docker-engine)がインストールされている場合は、関連する依存パッケージと一緒にアンインストールします。
# yum remove docker docker-client docker-client-latest docker-common docker-latest docker-latest-logrotate docker-logrotate docker-engine
Docker のインストール
公式リポジトリのインストール
公式の安定版 Yum リポジトリを設定します。
# yum install -y yum-utils device-mapper-persistent-data lvm2
# yum-config-manager --add-repo https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo
DOCKER CE のインストール
最新バージョンの Docker CE をインストールします。
# yum install -y docker-ce docker-ce-cli containerd.io
Docker の起動
インストールした Docker 環境を起動します。
# systemctl start docker
また、OS 起動時に Docker が自動起動するように設定します。
# systemctl enable docker
バージョンの確認
インストールした Docker バージョンを確認します。
# docker --version
Docker version 18.09.1, build 4c52b90
プロキシの設定
社内環境などで、Proxy 下のネットワークに Docker 環境を構築した場合、Proxy の設定をします。
詳細については、公式ガイド の情報を確認してください。
# mkdir -p /etc/systemd/system/docker.service.d
# vi /etc/systemd/system/docker.service.d/http-proxy.conf
[Service]
Environment="HTTP_PROXY=http://<user>:<pass>@<proxy_host>:<proxy_port>" "HTTPS_PROXY=http://<user>:<pass>@<proxy_host>:<proxy_port>" "NO_PROXY=localhost"
上記実施後、設定内容をフラッシュして、Docker を再起動します。
# systemctl daemon-reload
# systemctl restart docker
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