解説系AITuberはいいぞ(運営3ヶ月の感想)
はじめに
マーケティング書籍の解説系AITuberチャンネル「ゆうちゅすのマーケティング大学」を開発・運営しているyasunaです!
2024年の2月6日にはじめて動画を投稿してから早いもので3ヶ月経ったのでふりかえりをしていこうと思います。
結論、解説系AITuberの運営はシンプルに面白いし、知識のアウトプットの場として最高だなと思っています。
ちなみに、解説系AITuberとは、ゆっくり解説などでおなじみの音声合成AIを使って、
ものごとをYoutube上で解説していくキャタクターのことを指します。
以下の記事に詳しい内容はありますのでぜひ読んでみてください!
マーケティング書籍解説系AITuberをはじめたきっかけ
2023年11月に発売された「AITuberを作ってみたら生成AIプログラミングがよくわかった件」というサルドラさんの本を読んでAITuberやってみたい!と思って本を読みながら進めていたのですが、ノンエンジニアの私はPythonの環境構築からはじまる長い道のりを完走することができずに積読になっていました。
そこで、プログラミングが必要なAITuber開発をいったん諦めて、
ゆっくり解説をAITuberみたいに美少女でやってみたらいいんじゃないの?
と思い立って解説系AITuberをはじめてみました。
解説系AITuber3ヶ月運営してみた感想
運営しはじめの1~2ヶ月が一番大変だったなあと思います。
なぜなら、キャラ作り・ネタ選定・原稿・台本・収録・動画編集と盛りだくさんだからです。
今は3ヶ月経ってだいたい型ができてきたので、平日毎日2時間ほどのスキマ時間で月2本の動画を公開できています。
もちろん、今でも探り探りなところはありますが、
10本動画を作ってみてやっと自分が創りたいAITuberの形が見えてきた気がします。
走り出してみないと見えない世界ってあるんですね(小並感)
サムネイルや自己紹介、チャンネルロゴなどクリエイティブの力もずいぶん身につきました。
デザイナーではないのですが3Dアバターも含めクリエイティブは自分で作っています。
- チャンネルロゴ(自作)
- 自己紹介(自作)
解説系はチャンネルコンセプトを作りやすい
AITuberを運営しようと思ったときに「チャンネルコンセプト作り」が一番悩みどころかと思います。
私は新しい技術を追うのが大好きなので技術情報系の動画を作りたいと思いましたが
「それってAITuberやっている人みんなやりそうだしなあ...」と踏みとどまりました。
今年はマーケティングもしっかり勉強したいなと思っていたので「マーケティング書籍解説系AITuber」に決めました。
書籍解説系は中田敦彦のYouTube大学を筆頭に
Youtubeチャンネルの中でも定番中の定番なので
ユーザーにもYoutubeのアルゴリズム的にも認知されやすく結構おすすめです。
実際にゆうちゅすのマーケティング大学の登録者数はまだ30人弱なのですが
関連動画やおすすめを通して再生され、再生回数はだいたい100~200を推移して予想以上にいい感じです。
これから解説系AITuberをやってみたいという方は、
自分の興味のある分野やこれから勉強したいと思っている分野の解説系チャンネルにするのがおすすめです。
AITuberライブ配信ができた
解説系AITuberの動画作りに慣れてきたところでAITuberライブ配信にも挑戦してみました!
AITuber配信なんてプログラミング必要だし、いつできるか分からないと絶望していた私にとっては涙が出るくらい嬉しかったです。
なぜできたかというと解説系AITuber動画を作る中で
プログラミング以外のYoutube配信技術が身についたことでライブ配信へのハードルが一気に下がったことも大きいです。
また、「ゆうちゅすをどうしてもAIで動かしたいぞおおおおおおおおおお」という強烈な動機が生まれたのも良かったと思います。結論、AITuber開発は愛です。
これからやりたいこと
AITuberライブ配信ではGoogleのGemmaやMistralというオープンソースのLLMをローカルで動かす「ローカルLLM」で配信をしてみました。ちなみにLM StudioというGUIからローカルLLMを手元のPCで動かせるアプリケーションを使っています。
キャラクターの定義はプロンプトに書いている程度であとはそのモデルの挙動による影響が大きいのが課題です。
最近はAITuberライブ配信できていませんが、解説動画の内容をもとに回答してくれるAITuberゆうちゅすができたらいいな~と思っています。これから本格的にLLMについて勉強して自分の創りたいAIギャルマーケターゆうちゅすの形を探っていきたいですね!
また、AITuberの開発は松尾研LLMコミュニティに参加する動機にもなっています。
美少女のためならLLMの勉強を惜しまない覚悟であります。
ちなみに先日あったセミナーがめっちゃ良かったので記事を書きました。不定期開催されるようなので気になる方はチェックしてみてくださいね。
まとめ
解説系AITuberの開発・運営をはじめてから、なんとなくAIとか新しい技術を試してみるという行動から
「AITuberのためにLLMについて勉強したい」「Youtubeチャンネルを盛り上げるためにクリエイティブを磨きたい」など目的が明確になったのがとても良かったなと感じます。現在進行系で創りたいものがあるってそれだけで幸せなことだなと感じています。
みなさんも、ぜひライフワークとして解説系AITuberはじめてみませんか?
Xで開発や運営について発信しているのでぜひフォローを!
あ、もちろん、チャンネル登録もお願いしまっちょ💪('ω'💪)
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