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AITuberのためのvenv仮想環境構築(WSL2編)

2023/11/28に公開

はじめに

最近発売された「AITuberを作ってみたら生成AIプログラミングがよくわかった件」という本を買いました!
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/23/10/31/01079/
早速AITuberを作ってみたいと思って読み進めていきましたが、WSL2環境でのvenvの設定が書かれていなかったので自分で調べて整えてみました。AITuberの仮想環境づくりに少しでもお役に立てれば幸いです!

前回はPyenvでPythonの環境構築をしました。
https://zenn.dev/yasuna/articles/b3eae0ed00e665

今回の開発環境

venvで仮想環境の作成

venvはプログラミング環境を仮想で作るためのPythonツールです。Pythonをインストールしたらデフォルトでvenvが使えるようになっています。
venvについて詳しくは以下のgithubをご覧ください。
https://docs.python.org/ja/3/library/venv.html

今回はWSL2にvenvで仮想環境を作っていきます。

まずはaituberというディレクトリを作成します。
私はprojectsというファイルの中に作りました。

:~/projects $ mkdir aituber

そしてcdコマンドでaituberのディレクトリに移動します。

:~/projects $ cd aituber

aituberのディレクトリで以下のコマンドを実行してvenvで仮想環境を作ります。

:~/projects/aituber $ python3 -m venv .venv

コマンドを実行すると.venvというファイルがaituberディレクトリ内に作成されます。

:~/projects/aituber $ ls -a
.  ..  .venv

venvの仮想環境を有効化するために以下のコマンドを実行します。

:~/projects/aituber $ source .venv/bin/activate
(.venv) :~/projects/aituber $ mkdir aituber

(.venv)という表示がでてきました!
これでvenvで作った仮想環境内でアプリケーションを開発することができます。

ほかのアプリケーションを作りたい場合など、
今回有効化した仮想環境の無効化をするには以下のdeactivateコマンドを実行します。

(.venv) :~/projects/aituber $ deactivate
:~/projects/aituber $

まとめ

これでvenvで仮想環境を作りアプリケーションを開発する準備が整いました!
こんどこそAItuberを作ることができるのでとても楽しみです🔥🔥🔥

https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/23/10/31/01079/

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