Dockerどっから学べばいいん?Part2
と思ったあなたへの記事です.
"おカタイ"記事ではなく,私とお話ししているような感覚で読めることを意識しています.
なお,この記事で書かれているのは2023/09/18時点での情報だということにご留意ください.
この記事はPart2です!
前回のPart1をまだお読みになっていない方はぜひこちらも読んでみてください!
この記事(Part2)で学べること
- コンテナのキソ
- Docker周りのアレコレ
- 厳密に正しいわけではないが,初学者のための分かりやすい知識
前回(Part1)の復習
- Docker…「アプリを作るためのサービス」
- 仮想化…「本当はないけど,あるように見せる」方法
- Dockerは仮想化を使っている
でした.
コンテナってなんなん?
それでは,前回次回予告した通り「じゃあコンテナってなんなん?」ということについてお話したいと思います.
ずばりコンテナとは,「アプリを作るために区別された特別な場所」という意味です.
「それだけ?」と思われたかもしれませんが,それだけです.
コンテナで作ったアプリは,他の人に渡しやすいという特徴を持っています.
だから,仮想化をするときに”コンテナ型”仮想化をする人が増えているんですね.
Docker ○○について知ろう!
ここまでで,Docker,仮想化,コンテナについて知りました.
ここからは,Docker周りのソフトについて簡単に知りましょう!
Docker Engineで走ろう
Docker Engineは,Docker ○○の中でも最重要だといっていいでしょう.
なぜなら,これがないとDocker自体が動作しないからです.
例えばDockerが車の本体だとしたら,Docker Engineはその名の通り車のエンジンにあたります.
先ほど,"コンテナとは,「アプリを作るために区別された特別な場所」という意味"だと言いましたね.
このDocker Engineは,そのコンテナを作成,管理をするソフトです.
いかに重要かがよくわかりますね.
Docker CLIでDocker Engineと話そう!
Docker CLIの"CLI"は,"Command-Line Interface"の略です.
直訳すると,「命令-行 橋渡し役」ですね.
このDocker CLIは,私たち利用者とDocker Engineの橋渡しをするソフトです.
例えば,Docker CLIでdocker container run
と入力すると,Docker CLIに「Docker Engineがコンテナをつくるように言って!」とお願いすることができます.
すると,Docker CLIはDocker Engineに「コンテナをつくって!」と言ってくれます.
そして,それを聞いたDocker Engineがコンテナを作ってくれます.
このように,Docker CLIが橋渡しをしてくれるおかげで,Dockerを思い通りに動かせるようになります.
Part2のまとめ
- コンテナ...「アプリを作るために区別された特別な場所」
- Docker Engine...「コンテナを作成,管理する」ソフト
- Docker CLI...「私たち利用者とDocker Engineの橋渡しをする」ソフト
目標だったコンテナのキソと,Docker周りのアレコレについて学べました.
ここまでの内容で何か参考になるところがあれば幸いです.
読んでいただきありがとうございました!
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