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CES2024 の各社発表を振り返ってみる【自動車メーカー編】

2024/01/15に公開

IoT

ces2024

tech

↓CES2024の発表まとめとして、他の記事も書いています↓

はじめに

おはこんばんちは、あやめです！
CES2024の各社発表をピックアップして振り返っていきます。
今回は主要？自動車メーカー（Hyundai, Sony, Honda）の発表について見ていきます。
それでは、よろしくお願いいたします。

CESとは？

CESは「Consumer Electronics Show」の略称で、毎年1月にアメリカのラスベガスで開催される、世界最大級の消費者向けエレクトロニクスの展示会です。ここではテレビ、コンピュータ、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、ホームオートメーション、自動車技術など、幅広いカテゴリの製品が展示され、各社が威信をかけて最新の技術や製品を披露します。そのためCESは、世界の最新技術情報やそのトレンドを把握し、私たちの未来のライフスタイルを予想するのに重要なイベントとなっております。
https://www.ces.tech/

今年のトレンド

SDV（ソフトウェア・デファインド・ビークル）

自動車メーカー

Hyundai

Hyundaiは、水素をエネルギー源としたバリューチェーンの強化を図っているようです。また車載チップについては、TenstorrentとのパートナーシップによってRISC-Vベースのカスタムチップに今後移行していくかもしれません。

水素バリューチェーン強化への取り組み

炎上しがちな内容なので基本ノーコメント...
最近またはやりだしたようです。

ソフトウェア面の取り組み

ジム・ケラー率いるTenstorrentとのパートナーシップ。
当面はNVIDIAのアーキテクチャを使用しつつ^[1]、長期的に消費電力削減（自社最適化）をTenstorrentとともにやっていく^[2]^[3]という計画でしょうかね。

Sony

自動車メーカーではないですが、ソニー・ホンダモビリティのAFEELAに関する内容が半分だったのでここで取り上げます。ちなみにAFEELAの車載チップはQualcommのSnapdragon Rideを採用することが決まっています。^[4]

クリエイティブエンタテインメントカンパニーとしての取り組み

西田宗千佳さんの記事を参考にするのがよいでしょう。
3Dクリエイター用のXRディスプレイ^[5]
- Apple Vision Proの米国での発売時期についての発表^[6]もあり、盛り上がりそうですね。

AFEELA：ソニー・ホンダモビリティ

ADASにおけるAIの活用
- Vision Transformerによる認識
- 経路推定にも機械学習を使用
- Unreal Engine 5を用いた走行環境シミュレーション
- QualcommのSnapdragon Rideを使用
  
  https://www.youtube.com/watch?v=Xpac0-lwS5o より
対話型パーソナルAIエージェントの開発
- Microsoftとの連携
- Azure AI プラットフォームの使用

Honda

ホンダがCESに出展するのは4年ぶりらしいですね。

薄く、軽く、賢く
- 薄くして空力性能を向上させる
- 軽くして電費性能を向上させる
- 賢くして運転体験を向上させる
バッテリーシステム制御による、バッテリー劣化の抑制。（10年後のバッテリー劣化率を10%以下にするのが目標）
全個体電池は2020年代後半に投入することを目標に研究開発をしている。

はしがき

既存の自動車メーカーおよびそのサプライヤーだけでなく、家電メーカー、半導体メーカー、BIGテックなどかなりのプレイヤーが関わっていて群雄割拠の時代を様していますね。自動車メーカー各社のパートナー戦略を、もっと勉強して知りたいなと強く感じました。（信長の野望の観戦モードみたいな中毒性がある...）

さいごにAI/半導体/XRの情報収集およびアウトプット用にXのアカウントを開設したので、ぜひフォローよろしくお願いします！

https://twitter.com/ayame_willow

脚注