CES2024 の各社発表を振り返ってみる【家電メーカー編】
↓前回の記事はこちらです↓
はじめに
おはこんばんちは、あやめです!
CES2024の各社発表をピックアップして振り返っていきます。
今回は主要家電メーカー(Samsung, LG)の発表について見ていきます。
それでは、よろしくお願いいたします。
CESとは?
CESは「Consumer Electronics Show」の略称で、毎年1月にアメリカのラスベガスで開催される、世界最大級の消費者向けエレクトロニクスの展示会です。ここではテレビ、コンピュータ、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、ホームオートメーション、自動車技術など、幅広いカテゴリの製品が展示され、各社が威信をかけて最新の技術や製品を披露します。そのためCESは、世界の最新技術情報やそのトレンドを把握し、私たちの未来のライフスタイルを予想するのに重要なイベントとなっております。
今年のトレンド
- AIエージェント
- 透明ディスプレイ
- 車内向けのソリューションビジネス
主要家電メーカー
Samsung
Samsungの狙いは、強固なスマートホームのエコシステムを独自に築くことです。
各家庭ごとにAIを用いてパーソナライズ化しつつ、ハードウェアレベルの暗号化によりプライバシーを保護していくことに注力しています。
発表の内容
- セキュリティ
- Samsung Knox Vault[1]のGalaxyスマートフォン以外への展開
- サステナビリティとアクセシビリティ
- リサイクル素材・省電力化・リユース・リサイクル・アップサイクル
- 冷蔵庫のハンズフリージェスチャー・テレビの自動音声字幕/弱視障害者支援
- 家電製品
- 車載 with HARMAN[2]
- インキャビンセンシング向け
- Samsungがこの事業やっていること知らなかった...
- スマートホーム
発表で紹介された家電製品
- 透明なMicroLEDディスプレイ
- 強化したNPUを搭載した新型TV(映像および音声の最適化)
- 150インチを映す世界初ワイヤレス8Kプロジェクター
- Music Frame
- AIエージェント(新型Ballie)
- etc...
LG
LGの狙いは、強固なスマートホームのエコシステムを独自に築くことです。
Samsungはエコシステムの中心にシェア率の高いGyalaxyスマートフォンを、LGはエコシステムの中心にシェア率の高いLG OLEDテレビを据えようとしています。
将来的にAIエージェントが中心の存在になりうると、Samsung, LGともに想定していそうです。
発表の内容
- スマートホーム
- モビリティ
スマートホーム
- AIエージェント
- テレビ(LGの要石たる存在)
- 最先端のAI
- α11 AIプロセッサー
- webOS
- ワイヤレス
- 4K透明スクリーン
モビリティ
以下の4つのコンポーネントで車内の体験を向上させるSDVソリューションをOEMに提供するらしい。
- Base Ware
- 設計モジュール群
- Ops Ware
- 設計支援
- Play Ware
- 車内エンターテイメント
- Meta Ware
- 拡張複合現実を用いた没入体験
また、EVチャージャーのビジネスもやっているらしい。
はしがき
今回は家電メーカー編として、SamsungとLGをピックアップして記事にしました。
SamsungとLG、意外と?似ているところが多かったように感じます。できれば日本企業も家電分野でプレゼンスを高めてもらいたいなとも思いました。。。
次回は自動車メーカーということでHyundai, Honda(, Sony)をピックアップして記事する予定です。
さいごにAI/半導体/XRの情報収集およびアウトプット用にXのアカウントを開設したので、ぜひフォローよろしくお願いします!
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