【1日目】初心者の僕が個人開発できるようになるまでの100日間。
みなさん、初めまして。
zennはITスキルに長けている方々が自身の知見を披露する場所だと認識していますが、私はそういう使い方ができません。
なぜなら、ITスキルが皆無だからです。
運よくIT企業に採用していただいたとはいえ、プログラミングスキルは一切持ち合わせていません。
強いていうなら、HTMLとCSSを使って装飾を整えることができるくらいで、それ以上のことはできないのが現状です。
今後、れとるときゃりーさん(@retoruto_carry)のように個人開発をしていき、多くの企業にプロダクトを売却できるエンジニアとして活動していきたいと考えています。
この企画の最終ゴール
100日後こうなっていたい!という明確な姿として、個人開発されたプロダクトをそっくりそのまま再現できるようになっていたい、と思っています。
Googleで「個人開発 プロダクト」とか検索すると、QiitaやZennの記事が大量にヒットします。
こういった記事で紹介されているプロダクトをなんでもいいので、そっくりそのまま再現できるスキルセットを身につけられればGoalです。
100日後以降について
100日後に個人開発ができるくらいのスキルセットを身につけられたとして、今後どうなっていきたいのかさらっと展望を残しておきます。
結論、「企業へプロダクトを売却しまくるエンジニア」になりたいと考えています。
あくまでも仮説ベースでしかありませんが、一般企業には多くの補填すべき箇所があると考えています。例えば、「このシステムがあれば月間の工数を100時間削減できるのに...。」と悩んでいる企業があったとします。しかし、開発には200時間の工数を割く必要があり、システムを開発してから工数削減による恩恵を受け取れるまで非常に長い時間がかかってしまう、、、といった現状があったとしましょう。
中小企業における労働者の平均時給は1,004円(ほんと?)とのことですので、開発200時間と月間の工数100時間を合わせると30万円弱の費用削減につながる計算になります。(※維持費等は省いています。)
毎月100時間(10万円分)の工数をシステムを導入するだけで削減できるとするならば、自社で開発するよりも安くプロダクトを買収したほうが効率的だといえます。
- 当然、買収してからの工数確保が必要になりますし、
- 企業にベストマッチするプロダクトでないと積極的な買収は成立しませんし、
- 一般企業が注目するくらいの個人開発プロダクトでないといけませんし、
- 報酬額に見合わないプロダクトを開発しなくちゃいけないシーンも出てきます
以上の懸念点を含めてなお、企業へ売却できるプロダクトを多く開発していきたいと考えています。
理解しておくべきこと
個人開発ができるようになってから、理解しておくべきことをザーッとここでまとめておきたいと思います。(自戒も込めて)
- 時流に乗る
- ゴールを決める
- SNSは活用する
1.時流に乗る
今の世界のトレンドといえば、AIですよね。
そして、AI関連のプロダクトの中でも一躍有名になったのがchichi-puiだと思ってます。
2022年10月30日(日)にリリースされた「chichi-pui」は、代表取締役社長・田熊本人が個人運営していたAIイラストを閲覧・投稿できる専門サイトで、運営開始1ヶ月で会員登録数が5000人を突破。AI技術の急速な発展により、AIを活用したイラストの制作がより身近になりつつある今、誰でも簡単にAIイラストを公開できる場があればという思いからスタートしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000113185.html
元々、個人運営していたサイトだったらしく、法人化して本格的に集客に取り組んだ結果、圧倒的人気を誇るようになりました。Ahrefsでその流入データを見てみると、成長率は圧巻です。
このように、個人開発からスタートして世界を熱狂させられるプロダクトはいくらでもあります。また、多くの資金を必要としないプロダクトであれば、1人でもバシバシ開発して世に送り出すことができるので、スキルセットを身につけておいて損はありません。
ただ、chichi-puiのように一気に成長するためには、時流に乗る必要があります。逆にいえば、時流に乗らないようなプロダクトは一般企業が開発するなりすればいいだけの話で、小さく戦う我々個人は時流に命をかけるべきです。
ゴールを決める
個人開発ができるようになり、プロダクトを開発するゴールに置くのは「企業に売却する」ことです。
そのプロダクトを長く手元に置いておくつもりはなく、企業に売却をして企業の手でさらに大きくなる姿を第三者目線で見てみたい、というのが背景としてあります。また、企業の補填を手助けするようなプロダクトを開発できるようにもなりたいと考えています。
現在、日本版Google Payでは、まだ個人間送金の機能は提供できていない。これを実現するにあたって、pringの資産を活用することを狙ったのではないだろうか。
https://www.businessinsider.jp/post-238628
2021年にGoogleが決済ベンチャーであるpringを買収しました。当時のGooglePayには送金機能がなく、ユーザーは「いつ機能が搭載されるんだろうか」と気になっていた時期です。そんな時に送金機能に長けたpringを買収したということは、GooglePayへ送金機能が搭載されるニュースを出したのも当然くらいの温度感だったと思います。
「今、一般企業にはこういう機能が足りていないだろう」と予測を立てて、プロダクト開発に勤しむことを楽しむ心意気が必要です。
SNSを活用する
当然ですが、プロダクトを大きく広めていくためにはSNS(主にTwitter)は欠かせません。
譲渡契約の流れとしては、我々AppBrewがきゃりーさんに直接TwitterのDMを送ってご提案しました。
すぐに返事が来て、そのままオンラインで通話したんです。
譲渡の意向についてすぐに確認できたので、そのまま契約の進め方や金額感、具体的な条項などについて3時間くらい話し合いました。
https://and-engineer.com/articles/X0XoJREAACMAHGUQ
れとるときゃりーさんが売却を決めたのもTwitterのDMからだったそうですし、プロダクトを広めていくためにもTwitterは欠かせません。
まぁ、それだけの話です。
今日からスタートです!
今日からスタートして、100日後にプロダクトをトレースして開発できているかZennで公開します!
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