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en_USで頑張るArch Linux日記 4日目: HiDPI, neovim, スクショ,ターミナルの自動起動, キーリピート

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en_USで頑張るArch Linux日記の4日目です。

引き続きHyprlandの設定していきます。

HiDPI

32インチ4Kディスプレイでも1m離れると文字を読むのがちょっと厳しいです。
そこでHiDPIの設定で2倍(FHD相当)にします。

~/.config/hypr/conf/custom.conf
monitor = HDMI-A-1,3840x2160@30,0x0,2       # HiDPI x2

上記のHDMI-A-1等は接続によって変わります。
下のリンクが参考になるでしょう。

Refer to: https://wiki.hyprland.org/Configuring/Monitors/

neovim インストール

今の状態でもすでにvimが入っています。
ですが、yypしてもときどきクリップボードに入らないことがあるので、neovimを使うようになりました。
なので、この不具合がない人はneovim入れる必要はないです。

neovimはparuでふつうに入ります。

paru -S neovim

たぶんこれをやると、すでにインストールされているvimと競合するのでvimを消すか?と聞かれると思いますので、yesします。

次に、今使っている.vimrcがあれば、それをneovimで使えるようにシンボリックリンクを貼ります。
もし、長年使っている.vimrcなんてそもそもないわという人や逆にすでにneovimユーザの人はやる必要はないです。

cd ~/.config/nvim
mv init.vim{,.bak}         # rename 
ln -s ~/.vimrc ./init.vim

新しく開いたターミナルで、vimすると他のウィンドウにコピペできるはずです。

ところで、とくにalias vim=nvimとかしなくても、vimnvimが起動してくれるようになっていますが、これはML4Wが自動的にやってくれているようです。

which vim
vim: aliased to $EDITOR

echo $EDITOR
nvim

しかし、ただエイリアスされているだけなので、このままではsudo vim したときにnot foundと言われてvimを実行できません。そこで、以下のようにsymlinkを貼ります。

sudo ln -s /usr/bin/nvim /usr/bin/vim

これでsudoしたときもvim(中身はnvimですが)を使えるようになります。

スクショを撮る

今の環境にはスクリーンショットを撮るツールgrimblastがすでにインストールされています。

ただ、デフォルトではWin+Printで起動するようになっているので、これを別のキー(ここではWin+Backspace)に変更してみました。

キーバインドを変えるだけなので簡単ですね。

~/.config/hypr/conf/custom.conf
bind = $mainMod, backspace, exec, $HYPRSCRIPTS/screenshot.sh

上記のscreenshot.shの中でgrimblastが呼ばれています。

Refer to: https://github.com/mylinuxforwork/dotfiles/wiki/Making-Screenshots

そのうちスクリーンキャスト(動画)も撮りたくなったら、grimcapにするかもしれません。

ログイン後にターミナルを自動的に開く

そろそろターミナルを開くのが面倒になってくる頃ですね。
ターミナルはkittyが入っていますが、ログインしたらこれを自動で開くようにします。

~/.config/hypr/conf/custom.conf
# autostart apps
exec-once = sh -c 'while ! hyprctl -j layers | grep -q waybar; do sleep 0.2; done; kitty'

Waybarが起動するのを待ってkittyを起動するようにしています。
ですので、Waybarを消してしまった人は別のプログラムの起動待ちに変更する必要があります。

hyprctlコマンドはHyprlandのユーティリティです。
このコマンドで、起動中のHyprlandの状態を簡単に調べることができます。
カスタマイズに非常に役に立つツールなので、ヘルプを確認しておくことをおすすめします。

ちなみに、hyprlandでプログラムを実行するコマンドは execexec-once の2つがあります。
どちらを使うかは悩ましいですが、ここではexec-onceが適切でしょう。

このあたりのことは下のリンクに詳しく書かれています。

Refer to: https://wiki.archlinux.jp/index.php/Hyprland#exec_.E3.81.A8_exec-once_.E3.81.AE.E9.81.95.E3.81.84

キーリピート

そういえば、キーリピートを調整していませんでした。

以下に例を示します。

~/.config/hypr/conf/custom.conf
input {
    repeat_delay = 250
    repeat_rate = 40
        :
}

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