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anyenvでバージョン管理ツールを管理 【nodenvを例に】
anyenvとは
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複数のプロジェクトにアサインされている場合など、異なるバージョンの言語が必要になることがあります。そういった場合にバージョン管理ツールを利用します。Node.jsだったらnodenv、PHPだったらphpenv等です。
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それら複数のバージョン管理ツールをまとめて管理してくれるのがanyenvです。
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今回はNode.jsのバージョン管理ツールであるnodenvをanyenvで管理したいと思います。
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anyenvのインストールは以下。
①インストール可能なバージョン管理ツール一覧
- nodenvが入っているのでインストールできます。
$ anyenv install -l
Renv
crenv
denv
erlenv
exenv
goenv
hsenv
jenv
jlenv
kubectlenv
luaenv
nodenv
phpenv
plenv
pyenv
rbenv
sbtenv
scalaenv
swiftenv
tfenv
②anyenv経由でバージョン管理ツールをインストール
- anyenv経由でインストールする際は、
$ brew install nodenv
ではなく、$ anyenv install nodenv
でバージョン管理ツールをインストールします。
$ anyenv install nodenv
$ nodenv -v
nodenv 1.4.1+79.15375bb # インストール確認
③バージョン管理ツール経由で対象のバージョンをインストール
$ nodenv install -l # インストールできるバージョンを確認
0.1.14
0.1.15
0.1.16
0.1.17
0.1.18
0.1.19
0.1.20...続く
$ nodenv install 18.17.1 # バージョンを指定
Downloading node-v18.17.1-darwin-arm64.tar.gz...
④インストール済みバージョンの適用(全体へ)
- インストールしただけでは使えないので全体へ適用します。
Set a Node version to finish installation and start using commands nodenv global 18.14.1 or nodenv local 18.14.1
$ nodenv global 18.17.1
$ node -v
v18.17.1
⑤インストール済みバージョンの適用(プロジェクトへ)
- プロジェクト毎に異なるバージョンを適用させることができます
$ nodenv local 18.17.1
⑥インストール済みバージョンの確認
- 全体に適用されているバージョンの先頭には * (アスタリスク)が付きます。
$ nodenv versions
* 18.17.1
20.6.1
補足
anyenvで管理しているバージョン管理ツール一覧
$ anyenv versions
nodenv:
* 18.17.1
20.6.1
phpenv:
8.2.0
* 8.2.9
参考
Discussion