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テックブログはじめました

2024/01/11に公開

はじめに

あけましておめでとうございます。株式会社バニッシュ・スタンダードでEMをしている山田です。この度、当社でテックブログをはじめることになりました!初めの記事として、EMの僕から会社の紹介やテックブログをはじめるに至った経緯・目的を紹介します。

バニッシュ・スタンダードとは

当社は「好きを、諦めなくていい世の中を。」をビジョンに、好きな仕事を続けられる人を増やすことを目指すサービス"STAFF START"を開発しています。
エンジニア組織は2024年1月現在で20名ほどです。

背景

おかげさまで当社は2020年以降大きく事業成長しましたが、エンジニア採用には今も苦労しています。
採用選考フローの通過率は僭越ながら悪くないのですが(むしろ、少し自信すらあったりします)、選考体験の向上に尽力しても候補者タッチ数は上がらないので、結果として採用数が目標に届いていません。知名度の低さが採用における主要な課題である、と捉えています。

というのも、当社は事業がtoBであるためサービスが広く認知される機会がありません。それに加え、資金調達をしていないためスタートアップがよくする「◯万円調達しました!」というPRを出す機会もないため、知名度アップは難しい前提で採用に臨まなければいけません。

その上で、選考でお話しさせていただいた方から「テックブログを検索したけどなかった...」という声をこれまでに何度も聞いてたこともあったので、チャンスが来ないのであれば目の前のできることから!エンジニアによる発信をとにかくはじめるぞ!と、遅ればせながら一歩目を踏み出すことになりました。

目的

というわけで、率直に言って最大の目的は当社エンジニアリングのプレゼンス向上 ≒ エンジニアの採用です。ただ、当然それだけではなく、エンジニアひとりひとりのセルフブランディングや自己学習の機会にもしていきたいです。

なぜZennなのか

ZennのPublication機能を用いることで、各々の個人アカウントを利用して投稿した記事の所有者を会社ではなく投稿者本人にできるため、上記で述べた「セルフブランディング」に繋げられると判断しました。

投稿ルール

  • チームごとの持ち回り制にします。
  • 毎週1記事の公開を目指します。
  • 目安として、半日で書けるボリュームを想定します。
  • 記事は、エンジニア2名のレビューを経て公開します。
  • 就業時間内の執筆はもちろんOKです。

社内ドキュメントにはもう少し詳細に記載していますが、ざっくりこんな感じです。

テックブログの合理性

上で挙げたように業務時間内に記事を書いてもらう想定ですが、経営やマネジメント層が気になることとして、特にコスト(リソース)面での合理性があるかもしれません。

月並み かつ とても粗い計算ですが、正社員ひとりの金銭コストを150万円/月とした場合、

150万円 / 20営業日 * (執筆者0.5人日 + レビュー0.5人日) * 月4回投稿 * 12ヶ月 = 360万円

と、多く見積もっても年間360万円程度で、もしテックブログ経由で一人採用できた場合、エージェント採用を想定すると十分にペイできる合理性があります

もちろん、テックブログだけが採用の決め手になることはないと思いますが...
学習機会・発信力向上・ブランディングなど、うれしみは他にもたくさんあるので、合理性は十分に高いと判断できます。

(余談)鼻を骨折しました

僕は格闘技が大好きで、実際に自分でもブラジリアン柔術という競技をしているのですが、今年の夏に練習中に鼻を骨折しました。

練習の風景です。

ここで言いたいことは、鼻を骨折すると洗面器が必要なほど鼻血が出ることと、
3年前は公私の境目がわからないほど仕事をしていた自分も、気付けば余暇に好きなことが続けられるほどには組織が成長したということです。

つまり、メンバーも含めて、目の前の開発をとにかく進めることにいっぱいいっぱいだった時代を経て、合理性や継続性・再現性を考慮して組織を作っていくフェーズに移れたことも、ブログ開設の背景にあるように感じています。

※例えばですが、今は外部のアジャイルコーチをお呼びしてスクラムに熱心に取り組んだりしています。別の機会に記事にできればなぁと思っています。

最後に

僕はエンジニアリング組織マネジメントの役割をかれこれ10年以上やっていて、過去にはメガベンチャーのエンジニア組織も見てきました。バニッシュ・スタンダードはまだまだベンチャー企業で組織の成熟度は高いとは言えませんが、メンバーひとりひとりのスキルやプロ意識には自信を持っていて、手前味噌ですが今後の投稿にわくわくしています。

それでは、バニッシュ・スタンダードのテックブログをどうぞよろしくお願いいたします。

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