VSCodeの便利なショートカットキー(移動系)
概要
こちらで紹介していた移動系のショートカットキーをさらに深掘っていきます。
移動系ショートカットキー一覧
No | ショートカットキー | 説明 | コメント |
---|---|---|---|
1 |
home /end
|
行の先頭/末尾に カーソル移動 |
・選択で応用可能 |
2 |
ctrl +→ /←
|
単語単位で カーソル移動 |
同上 |
3 |
ctrl +home /end
|
ファイル先頭/末尾に カーソル移動 |
同上 |
4 |
alt +↑ /↓
|
選択行を上下に移動 | ・複数行を一括で移動可能 |
5 |
F12 または ctrl +クリック |
定義へ移動 | ・どちらを使うかは好み |
6 |
shift +F12 または ctrl +shift +クリック |
参照へ移動 | ・未使用の場合は何も起こらない |
7 |
alt +← /→
|
前へ戻る/次へ進む | ・自分がいたカーソル位置履歴を移動 ※作業の進む戻るではない |
8 |
ctrl +g
|
指定行へ遷移 | ・指定行がすでに分かっていれば便利 |
9 |
ctrl +PgUp /PgDn
|
エディタの フォーカス左右移動 |
・エディタグループ横断して使える |
10 |
ctrl +shift +PgUp /PgDn
|
エディタ左右移動 | ・エディタ自体を左右に移動 |
11 |
ctrl +r
|
最近開いた項目 | ・VSCodeで最近開いた項目を表示 プロジェクトの切り替えが楽ちん |
home
/end
)
No.1 行の先頭/末尾にカーソル移動(手癖おすすめ度:⭐⭐⭐
タイトル通りです。
マウスを使うとちょっとズレたりするので、ストレスを無くせます。
ctrl
+→
/←
)
No.2 単語単位でカーソル移動(手癖おすすめ度:⭐⭐⭐
ctrl
キーを押下しながら矢印キーを操作すると、単語ごとに移動してくれます。
日本語は認識してくれないので注意してくださいね!
ctrl
+home
/end
)
No.3 ファイル先頭/末尾にカーソル移動(手癖おすすめ度:⭐⭐⭐
No.1にctrl
キーを追加するだけです。
alt
+↑
/↓
)
No.4 選択行を上下に移動(手癖おすすめ度:⭐⭐⭐
行移動させる時、わざわざ切り取って貼り付けたりしていませんか?
単純に行移動したいだけなら、簡単に移動できるショートカットキーがこちらです!
行全体を選択する必要はありません、移動したい行はカーソルが当たっていればOKです。
これはかなり使うショートカットキーなので、手癖にして損はありませんよ!
F12
またはctrl
+クリック)
No.5 定義へ移動(手癖おすすめ度:⭐⭐⭐
こちらはプログラマーとしてはお馴染みの、定義元の関数や変数に遷移するショートカットキーですね。
F12
しか知らなかった人、なんともう1パターンありますよ!
shift
+F12
またはctrl
+shift
+クリック)
No.6 参照へ移動(手癖おすすめ度:⭐⭐⭐
No.5の逆で、関数や変数を使っている箇所を知りたい場合に使うものです。
使われている箇所の一覧を表示して選択させてくれます。
どこでも使われていない場合は遷移しません。
alt
+←
/→
)
No.7 前へ戻る/次へ進む(手癖おすすめ度:⭐⭐⭐
ファイルを移動してしまった時、その前にどのファイルを開いていたか探すの、面倒ではありませんか?
そんな時に便利なショートカットキーがこちらです。
自分がいたカーソル位置履歴を進んだり戻ったりできます。
※作業の進む戻る(ctrl
+y
、ctrl
+z
)ではありません。
ctrl
+g
)
No.8 指定行へ遷移(手癖おすすめ度:⭐
行番号が分かっている時にしか使えないショートカットキーですが、逆に「〇〇のn行目に・・・」と言われたときなど、行番号が分かる時は便利です。
ctrl
+PgUp
/PgDn
)
No.9 エディタのフォーカス左右移動(手癖おすすめ度:⭐⭐
開いているエディタのフォーカスを移動したい時はこれが便利です。
ctrl
+shift
+PgUp
/PgDn
)
No.10 エディタ左右移動(手癖おすすめ度:⭐
No.9の移動版です。
開いているファイルを整理したい人にはマウスのD&Dで移動させるよりストレスフリーで便利です。
ctrl
+r
)
No.11 最近開いた項目(手癖おすすめ度:⭐
VSCodeで最近開いたものを一覧で出してくれます。
これならプロジェクトの切り替えも楽ちんです!
おわりに
今回は移動系のショートカットキーについて一覧よりさらに深掘って説明させていただきました。
他にもこんな使い方あるよ!便利だよ!などありましたらコメントいただけると幸いです。
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