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AWS Certified Database - SpecialtyをSAP後10日で受けた

2023/06/08に公開

先日SAP-C02を受けて合格し、勢いのままにAWS Certified Database - Specialty(DBS-C01)も受けてみました。
※エントリとしては短めです。

AWS Certified Database - Specialtyとは

AWS Certified Database - Specialtyは、Amazon Web Services (AWS) におけるデータベースサービスの深い専門知識を認定する試験です。
認定の中では4つの区分、Practitioner, Associate, Professional, Specialty がありますが、その中で専門性のスキルを問う Specialtyに該当し、そのデータベース分野ということになります。

受験者は、分散データベースアーキテクチャ、データレプリケーション、バックアップ&リカバリー、パフォーマンス最適化など、AWS上のデータベースの完全なライフサイクルについての詳細な知識が必要とされます。これに加えて、AWSの主要なデータベースサービス(RDS, DynamoDB, ElastiCache, Neptune, Redshift, Auroraなど)についての詳細な知識も要求されます。
問題数は65問、試験時間は180分の単一もしくは複数選択問題です。

筆者

前提知識の参考として筆者について。
IoTベンチャーにて2年半、Webエンジニアをしています。
以前は組み込みエンジニアをやっていましたが、AWSは今の会社に来てから関わるようになったので、AWS歴も2年半です。
本試験の10日前に、Solutions Architect - Professionalの認定を取っています↓
https://zenn.dev/ugu/articles/e72fc648730dc1

学習期間

Solutions Architect - Professional(SAP-C02)を受けてから勉強を開始したので、10日間です。
時間にすると10時間ほどだと思います。
SAPの50時間に比べるとかなり少なめです。

学習に利用したもの

今回学習に利用したものは少なめです。
書籍も購入してません。
とにかくアウトプットと実環境で試した感じです。

  • TechStock
    Web問題集。
    SAPの時のサブスクリプション期間が残っていたので、追加でお金かからなかったのが嬉しい。
    ただ、怪しい解答や日本語がそこそこあります。
    SAP問題集はそうでもなかったですが、DBS問題集は変だなと思うことが多かったです。
    若い番号の問題ほど怪しい(古い)ので、順序としては大きい数字の問題からさかのぼって取り組むのがおすすめです。
    とはいえ、DBSは日本語の問題集は皆無なのでありがたかったです。

  • 公式問題集(Skill Builder)
    20問だけの短い問題集。試験直前にやりました。

  • 実際のAWS環境
    やっぱり触ってみるのが1番。

  • ChatGPT(GPT4)
    令和時代はGoogle先生ではなく、GPT4先生。
    TechStockの問題で、理解できなかったものはChatGPTに聞きました。
    既に言った通り、TechStockの問題は解答が怪しかったり、解説が不十分だったりする時があるので、そういう時はChatGPTに問題ごと出して解答と解説を聞きました。
    こんな感じ。

間違った選択肢がなぜダメなのかも詳しく解説してくれます。
ちなみに↑の問題、TechStockの解答は完全に間違ってました。

本番

SAP-C02と比較してですが、問題文、選択肢ともに文章が短いので、時間的にはかなり余裕があります。
SAP-C02では回答完了するまで時間ギリギリだったんですが、本試験では80分で解答完了、10分で見直ししたので、半分も時間が余ることに。
ある程度理解が深まっていて、迷いなく解答できれば制限時間は気にしなくても良さそうです。

そして問題難易度。
これは正直、SAPの知識だけで半分は分かります。
合格点750/1000なのであと250点をどう埋めるかですが、ある程度業務でRDSやDynamoDBを経験しているのであれば、あとは問題集だけやれば"合格"という点では問題ないと思います。深く理解するにはまた別ですが。

また、DBSの問題は日本語がおかしいと評判を目にしていました。実際、TechStock問題集の日本語はおかしいものがありましたが、本番の試験ではおかしな日本語はなかったです。DBS認定登場から時間が経って、問題もブラッシュアップされているということでしょうね。

結果

830/1000で合格です。
かなり手応えあって満点でもおかしくないと思ったんですが、全然でした。
SAPの時も同じこと思ったのに学んでない。

学べた?

10日間、正味10時間という期間ですが、新たに学べたことはありました。
Auroraは知らなかった有用な機能を知ることができましたし、
DocumentDBは触ったことがなかったのですが、実際にコンソールでインスタンス起動して、適当にクエリしてみるなどやってみたのは良い勉強になったと思います。

今後

SAP -> DBSと勢いのままに取得しましたが、とりあえず一旦AWS認定はここで止めようかなと思ってます。
なんか他の本とか、手を動かしたりだとかが出来なかったので、しばらくはそっちの方に注力する予定です。

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