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フルリモート環境下で雑談を活用してコミュニケーションを増やしてみた

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はじめに

まいど、ツクリンクでエンジニアをしているあかまつです。
去年のアドベントカレンダーで東京の会社に大阪からフルリモートで働いてみた感想という記事を書かせてもらいました。
あれから1年、ツクリンクに入社してからだと約2年が経過して「そろそろフルリモートにも慣れてきたかな?」と感じている今日この頃、今回はフルリモート環境下でのコミュニケーション促進に主眼を置いて書かせてもらおうと思います。

前提

大阪生まれ、大阪育ち、大阪在住のコテコテの大阪人です。
前職はコロナ禍を除いて基本的に物理出社、オフィスも大阪にあったので一緒に働くメンバーは関西圏の人が大多数。
社風やチーム文化もあるので一概には言えませんが、私が所属していた企業では常にコミュニケーションの根底に「ボケとツッコミ」が存在していました。
さすがにそれと同じノリを今のフルリモート環境下で出すのは難しい(出す勇気もない)ので、一歩引いたコミュニケーションを取りがちだったのは事実です。
ここまでが去年までの話で、そこからさらに1年が経過、フルリモートに慣れてきたことやメンバー間で相互理解が深まったこともあり「ちょうどいい」コミュニケーションの取り方ができるようになってきました。

「ちょうどいい」コミュニケーションとは

ということで、その「ちょうどいい」コミュニケーションについて色々書かせてもらおうと思いますが、この「ちょうどいい」というのはあくまで私や私が今属しているチームにとっての「ちょうどいい」なので、参考にできそうなものを取捨選択していただければと思います。
ちなみに、ここで私が書いている「ちょうどいい」とは下記のようなことを指し、これらを実現するために実践してきたことをつらつらと書いていきます。

  • メンバーの相互理解を深めることができる
  • 真面目な時は真面目に、くだける時はくだける
  • 議論の場において、自分の意見を気軽に挙げることができる

1. 雑談タイムの確保

何はともあれ、まずはそういった時間を確保することが必要ですね。
私がいるチームでは朝会と夕会という作業進捗を共有する場が毎日あるのですが、共有が終わった後に10分前後の雑談タイムを設けています。
話題は公序良俗に反しなければなんでもOKというルールで、話題があれば誰でも自由に発信できるようにしています。
とは言え導入当初はみんな積極的に発信しないといったことも大いにあると思うので、その時はファシリテーターがニュースなどから話題をピックアップしてくるといいでしょう。
たとえあまり盛り上がらなくても、みんなが一言二言自分の意見を挙げることが大事だと思います。
回を追うごとに自ずとみんなが興味を持ちやすい話題というのが絞り込まれてくるので、まずはそれを目指してみましょう。

2. 自分の「好き」を発信する

雑談というものが根付いてきたら、自分の「好き」を発信してみましょう。
先に書いた「ニュースなどから話題をピックアップ」といった外部ソースを基に雑談もいいですが、趣味や好きな食べ物、好きなお酒といった自分が話の中心になれるような「こと」や「もの」を基に雑談することで自己開示に繋がります。
自分の「好き」を他の人が知ることによって「そういえば〜さん、〜が好きって言ってたけどこの間さー」のような自然な雑談が生まれるきっかけになります。
ただ、マニアックすぎて他の人が着いてこれないような話を毎回していると呆れられる危険性もありますので、みんなの反応を見ながら適宜調整してください。

3. 相手の「好き」に食いつく

自分の「好き」を発信すると同時に相手の「好き」にも積極的に食いついていきましょう。
ここで大事なのは「自分は興味がないので食いつかない」といった自己中心的な考えではなく「相手のことを知って他者理解を深める」というチーム中心の考え方を持つことです。
もしかすると話を深掘りすることで自分も好きになるかもしれませんし、もしかするともしかするとメンバー全員がそれを好きになるかもしれません。
そうなってくれば話題に悩むことなどなくなり、意識せずとも雑談タイムがちゃんと雑談タイムとして機能してくるでしょう。

雑談がもたらす業務への好影響

これらを取り入れて気軽なコミュニケーションが増えたら、それは相互理解が深まって心理的安全性の高い関係性が築けてきている証拠かもしれません。
そうなれば次のステップとしてミーティングなどでも意見を挙げやすい雰囲気を作っていくことができますし、もしかすると既にそうなっているかもしれません。
円滑なコミュニケーションというものは業務においても高い効果を発揮すると思うので、是非試行錯誤しながらコミュニケーションを活性化させてみてください。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
今回は雑談を活性化させることに重きを置いて解説しましたが、これらは最終的に業務効率化や生産性の向上に繋がります。
ただ、最初から業務効率化や生産性の向上をゴールにしてしまうとどうしてもギクシャクしたコミュニケーションになって上手くいかないかもしれません。
大事なのは気軽に話せる環境なので、まずはメンバーと友人になるようなライトな心持ちで始めてみましょう。

ほなまた、おおきにー。

Discussion

KvraKvra

私もフルリモートなのですが、たまに無性に誰かと喋りたいときとかあるので、雑談タイム良いなぁと思いました。
3とかは、喋ってる側からしたら「 自分の好きに食いついてくれた!」となるので、会話が弾みそうですね。