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Warpでテーマの改造の仕方を解説してみた【Warp 3/3】

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はじめに

お疲れ様です!
服装はGUで買ったパーカーを着続ける、しがない酒飲みエンジニアです。

今回は[Warpでテーマをどうカスタムするのか]についてステップバイステップで解説していきます!

参考

https://docs.warp.dev/appearance/custom-themes?utm_source=chatgpt.com#how-do-i-use-a-custom-theme-in-warp

カスタムテーマファイルの参照先の作成

Mac

mkdir -p $HOME/.warp/themes/

Windows

New-Item -Path "$env:APPDATA\warp\Warp\data\themes\" -ItemType Directory

Linux

mkdir -p ${XDG_DATA_HOME:-$HOME/.local/share}/warp-terminal/themes/

ルール

  • カラーコードは、#xxxxxxの16進数形式で作成する必要があります。
  • ファイルは.yaml拡張子で作成し、themes/ディレクトリの下に配置しましょう。
  • 背景に使う画像についても、themes/に配置しましょう。
    • 対応する画像形式は、.jpg系の形式のみです。

設定内容

下記内容をもとに解説します。

name: Arctic Ocean
details: darker
accent: "#7F7FBF"
foreground: "#E0E0E0"
background: "#191970"
terminal_colors:
  normal:
    black: "#1B2B34"
    red: "#EC5f67"
    green: "#99C794"
    yellow: "#FAC863"
    blue: "#6699CC"
    magenta: "#C594C5"
    cyan: "#5FB3B3"
    white: "#D8DEE9"
  bright:
    black: "#4F5B66"
    red: "#F99157"
    green: "#99C794"
    yellow: "#FAC863"
    blue: "#6699CC"
    magenta: "#C594C5"
    cyan: "#4169e1"
    white: "#FFFFFF"

name

テーマの名前です。
この名前がThemasで表示されます。

name: Arctic Ocean

details

全体の表示の仕方を制御します。

パラメータ 説明
darker 背景が暗く、テキストなどが明るく表示されます。
lighter 背景が明るく、テキストなどが暗く表示されます。
details: darker

accent

アクセントカラーを設定します。
タブ選択中のアンダーバーやカーソルの色、選択の色などがここに当たります。
また、グラデーション( #グラデーション )の設定が可能です。

少しわかりにくいですが、藤色っぽいのがアクセントカラーです。
アクセントカラー

accent: "#7F7FBF"

foreground

主に通常のテキストやコマンドの文字の色になります。

foreground: "#E0E0E0"

background

背景の設定です。
グラデーション( #グラデーション )や背景画像( #背景画像 )が設定可能。

background: "#191970"

terminal_colors

ANSIエスケープシーケンスのことです。

説明
red エラーメッセージなど
green 成功メッセージなど
yellow 警告メッセージなど
blue 情報メッセージなど
magenta デバッグ情報、強調表示、特定のカテゴリの識別など
cyan 補足情報、コマンドの出力、変数名の表示など
black 背景色が明るい場合のテキスト色
white デフォルトのテキスト色
terminal_colors:
  normal:
    black: "#1B2B34"
    red: "#EC5f67"
    green: "#99C794"
    yellow: "#FAC863"
    blue: "#6699CC"
    magenta: "#C594C5"
    cyan: "#5FB3B3"
    white: "#D8DEE9"
  bright:
    black: "#4F5B66"
    red: "#F99157"
    green: "#99C794"
    yellow: "#FAC863"
    blue: "#6699CC"
    magenta: "#C594C5"
    cyan: "#4169e1"
    white: "#FFFFFF"

グラデーション

上下と左右でのペアで値を設定することで、グラデーションになります。

横グラデーション

accent:
  left: '#474747'
  right: '#ffffff'

左右グラデーション

上下グラデーション

background:
  top: '#474747'
  bottom: '#ffffff'

上下グラデーション

背景画像

background_imageで設定できます。
追加要素なので、backgroundも同時に設定する必要があります。
paththemes/ディレクトリから相対的に設定します。
opacityは画像の透過率の設定です。

# background: が必要
background_image:
  path: warp.jpg
  opacity: 60

背景の設定

おまけ:グラデーションと画像を追加したバージョン

name: Arctic Ocean
details: darker
accent: "#7F7FBF"
foreground: "#E0E0E0"
background:
  top: '#4682b4'
  bottom: '#191970'
background_image:
  path: deep-sea.jpg
  opacity: 60
terminal_colors:
  normal:
    black: "#1B2B34"
    red: "#EC5f67"
    green: "#99C794"
    yellow: "#FAC863"
    blue: "#6699CC"
    magenta: "#C594C5"
    cyan: "#5FB3B3"
    white: "#D8DEE9"
  bright:
    black: "#4F5B66"
    red: "#F99157"
    green: "#99C794"
    yellow: "#FAC863"
    blue: "#6699CC"
    magenta: "#C594C5"
    cyan: "#4169e1"
    white: "#FFFFFF"

北極海

画像については、下記サイトのものを利用しました。

https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=418827

Warp解説シリーズのリンク

📣開発用AIターミナル Warpのダイマをするだけの話【Warp 1/3】
⚙️Warpを導入して、初期設定してみた【Warp 2/3】
🎨Warpでテーマの改造の仕方を解説してみた【Warp 3/3】

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