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IISにzipでWebDeployする2025年版

2025/01/27に公開

はじめに

https://zenn.dev/tomokusaba/articles/7400f34a94fd1f

こちらの記事でzipでWebDeployする方法ができなくなっているとなっていたが本日復活していることに気づいたので記事を記しておく。
ネットワーク経由のWebDeployはネットワークがつながっていることが前提です。
閉鎖環境でも運用されることのあるWindows ServerだけにzipでWebDeployする方法も一定の意味があるだろうと考えています。

前提

IISがインストール済み
適切なランタイムがインストール済み(Hosting Bundle)

手順

Web Deploy 4.0のダウンロード及びインストール

https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=106070

上記よりダウンロードできます。
サポートOSは、Windows10,11、Windows Server 2016, 2019, 2022となっています。
2025は自己責任?

ダウンロードしたインストーラーでインストールします。


今回の手順ではIISマネージャーUIモジュールを必ずインストールします。

IISののManagement Serviceの追加インストール

IISのManagement Serviceをインストールしておきます。

VisualStudioの発行プロファイルの作成

新しい、発行プロファイルの作成します。

ターゲットはWebサーバー(IIS) です。

Webデプロイパッケージを選択します。

パッケージの場所:zipパッケージを出力する場所
サイト名:IIS上のアプリケーション名
この例だと/TestDeploy上にアプリケーションがデプロイされる
入力できたら完了ボタンを押下

発行

発行ボタンを押下

この際、設定を見直しておくとよい。
サーバーに該当のバージョンのランタイムがインストールされていない時は自己完結で配置するかサーバーに改めてランタイムをインストールする。

デプロイ

発行によって出力されたファイルのうちzipファイルをサーバーにコピーしておく。

デプロイしたいサイトの上から右クリック→展開→アプリケーションのインポート

zipパッケージを指定します

ここはそのまま次へ

パッケージを作ったときに指定したサイト名がデフォルトで入っています。
変更なければそのまま次へ

パッケージは正常にインストールされました。とメッセージが出ていれば成功です。

アプリケーションプール

このアプリケーション専用のアプリケーションプールを作成します。

右側のアプリケーションプールの追加リンクからできます。

名前:任意
.NET CLRバージョン:マネージドコードなし

デプロイによって追加されたアプリケーションを選択して右側の操作タブの中から基本設定をクリックします。
アプリケーションプールを先ほど作ったものに設定します。

うまくデプロイできると上のように動きます。

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